堕女神様
女神様登場!
「ふぅ…」
勇輝はため息を吐きながら木を降りる
異世界生活はすでに二日目
木の上で寝て魔物が来ないようにしてる
ちなみに初日の偵察でゴブリンの他に黒い狼やオークっぽい二足歩行の大豚がいるのを見つけ
勇輝はここが異世界であることを認識させられた
「てかどうせ異世界転移させんならなんでここなんだよ
町の近くにしろよ普通…」
そう悪態を着きながら右も左もわからぬ、自分にとっては未開の土地を散策する
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「……」
勇輝はただやることもなしに歩き続ける
目的地などわからない
「……はぁ」
何度目にもなるため息をつく
そのため息の理由は……
「……全然抜けれねぇ」
いつまでたっても森を抜けられないこと
既に四時間歩きっぱなしだ
「流石に疲れた……昼寝でもするか……」
勇輝はゴブリン等を警戒して木に上ると
枝に寝転がり眠る
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「~~~~……ですか」
「はい……~~~~~……」
勇輝はふと、そんな言葉に意識が覚醒する
「何てことを……~~~彼は~~……ですよ?」
「ええ…~~~……」
意識がボーッとしてるので殆ど聞こえないが
それでも自分以外に二人誰かがいるというのがわかる
「だから…~~!」
「そこまで…~~~!?
~~!」
どうやら口論を始めたようだ
……うるさくて寝れやしねぇ
「じゃかましいんじゃボケコラァッ!」
ユウキは目を覚ますと声の正体へ怒鳴る
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女神様は残念じゃないといけないって決まりがあるんだ!