異世界?
――――始めに――――
元々この小説は
2年ほど前にリアフレへの嫌がらせを切っ掛けに考えついたのを
ギリギリ投稿できるレベルに直したものです
なので話の進みがぶっちゃけ苦しい+意味不明な発言多いです
それでも良いと言う勇者様はドウゾ!
「じゃあ!また明日〜」
「おぅ!じゃあな」
夕焼けに染まる裏道を友達と別れを告げ
少年、鈴木勇輝
帰路を歩む
「さぁてと……帰って軽く寝るか」
遊び疲れからか
普段より重たい足を引きずるように歩く
そして、家の近くの裏路地に入った瞬間
「あ…れ?」
いきなり目の前が暗くなって
意識を失った
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◆
どれ程眠っていたのだろうか
目を覚ますと丁度昼頃辺りの明るさだった
ボーっとしながら、胸の辺りを押さえる
「苦しくない…?」
疑問と同時に起き上がる
目の前には森
「……は?」
辺りを見渡す
「いや、ここどこだし」
その声に答える物は何もない
「ええぇ~~?」
何度も辺りを見渡す
少なくとも自分の住んでる地域でないことは明らかだ
となると……
「困るなぁ、近くにコンビニとか無さそうだし…
腹へったなぁ……」
時間は昼頃だが体は友達と遊んだ直後だ
腹は減ってる
そんな時だ
「ギャギャギャッ!」
目の前から緑色の小人が出てきた
「は?」
「ギャッ?」
そして目が合う
「……」
「……」
お互いに沈黙
「(なんだあれ?
新種の生き物か?
……いや、なんかあの生き物
ラノベかなんかで見たことあるぞ?)」
確かゴブリンって名前の……
ハハッ、おかしいな
日本にゴブリンがいるわけないからな
「ギャッ!」
するとゴブリンがこちらに向かって走ってくる
殺気が漏れてる事から攻撃してくるつもりだ
「はっ!?」
驚愕しつつ紙一重で攻撃を避ける
てかそんなに強くない
このゴブリンモドキ(命名)
「うーん……(もし新種の生き物なら生捕りの方が良いからなぁ……)」
攻撃を避けながらそんなことを考える
「……ん?(まてよ?新種の生き物何か見つけたら大騒ぎになるな……
特にマスコミ辺りが……断念するとしよう)」
面倒なので逃げることを決める勇輝
「(隙をついて…)それっ!」
ゴブリンモドキの脚に蹴りを加えると反転して全力疾走する
ちらりと後ろを見ると足を引きずりながらも追ってくるゴブリンモドキの姿
しかし遅いのでだんだん突き放していき
最終最後逃げることに成功した
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「……はぁ」
必死に逃げた後から
大体一時間程経った頃
勇輝は気づきたくない事実に気づいた
「……ここ、日本じゃねぇ……」
それはこの森が日本ではないどこかだと言うこと
なぜ分かったかと言うと、逃げる途中丘を見つけたので
そこから現在地を確認した
結果とても広い森だと言うことがわかった
日本で例えれば富士の樹海位広い
それなのにあんな木の海って感じよりただの森なのだ
日本にこんな土地存在しない筈だ
「異世界……かな?
ハハッ、流石に笑えねぇ冗談だ」
勇輝はラノベが大好きだった
だから当然異世界転移物も読むわけで
だが、そう考えると
先程新種だと勘違いしたゴブリンモドキについても説明できてしまう
「……」
勇輝は8割位の確率で当たってるだろうと自負するその考えに
そっと頭を抱えた