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自分の嫌いなことを二つ行う
自分の嫌いなことを二つ行う
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作家のサマセット・モームはその著書『月と6ペンス』の中で、「毎日、自分の嫌いなことを二つ行うのは魂のためにはいい」と述べています。
この言葉の意味は、好きなことだけでなく、嫌いなことにも積極的に取り組むことで、総合的な人間力が向上するということです。
人間は楽な方へ流れやすい性質を持っており、使わない能力はどんどん退化していくものです。
だからこそ、嫌いなことをあえて行うことで、自己成長や能力の維持が期待できるという考え方です。
一方で、ストレスのない環境で好きなことに集中することによってこそ、本当の成長が得られるという考え方もあります。
どちらが良いかは、その人の状況や性格、環境によると言えるでしょう。




