冷静と情熱のあいだ~(1)恋愛映画が好きか嫌いかのリトマス試験紙
冷静と情熱のあいだ(2001)
日本の恋愛映画で、
ベストに入れたい作品だけど、
酷評されていますね。
おそらく酷評される方はフランス映画も嫌いかもしれません。
★映画紹介
愛し合いながらも別れることとなってしまった男女が、
10年後、再び愛を実らせるまでを描いたラヴ・ロマンス
★基本情報
原作 辻仁成と江國香織による恋愛小説。
監督 中江功
脚本 水橋文美江
出演者
竹野内豊
ケリー・チャン
マイケル・ ウォン
ユースケ・サンタマリア
篠原涼子
椎名桔平
上映時間 124分
★ネットでは以下の酷評の嵐
エンヤの曲とフィレンツェが美しいだけのイタリアの観光映画
フジテレビの陳腐なロマンス
ケリー・チャンも竹野内も無表情すぎて感情の動きが
よく伝わってこなかった(ロボット評)
冷静さだけは伝わるけど肝心の「情熱」の部分が弱すぎ。
感情移入の隙を寸分も与えぬ見事な薄っぺらさ。
何度見ようと頑張っても、面白くない。
最後までみたけど、面白くなかった。
役者もいいし、舞台もいいのに、面白くない。
淡々としすぎかも。
つまらなすぎて途中で眠くなってしまいました。
「とりあえず外国を舞台にすればオシャレ」みたいな考えが見えて嫌でした。
原作を読んでいないからわからないけど、
この話は本当に映像にするまでの価値があったんでしょうか?
これほど分かりやすい欠陥だらけの映画も珍しい、フィレンツェの景色の無駄遣い。
つまらないし、風景がいいだけ。TVドラマでよかったと思う。
映画的には”0点”
ストーリーにリアリティがまるで感じられかった。
たとえ一箇所でも胸に響くものがあれば。