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カサブランカで朝食を(7)世界に星の数ほど店はあるのに 俺たちはなぜモロッコにいるんだ? 

リックが椅子に座って休憩している。

サムが出てくる。


「ボス! お疲れさまでした。

栄次郎とか言う男は、なぜナチに追われているんですか?」


「ヒトラーを批判して、ナチに追われているんだ」


「名前からすると日本人ですか?」

「母が日本人で、父がオーストリアの貴族だ」

「これからどうやって? 

米国へ亡命させるんですかい?」

「ルーズベルト大統領の意向で、

ポルトガルのリズボン米大使館では、

ビザがおりなかった。国吉さんが動いているよ」

 「サム!  今 ニューヨークは何時だ?」

「分かりません」

「もうアメリカ中が寝てるんだろうな。

世界に星の数ほど店はあるのに

俺たちはなぜモロッコにいるんだ?」

「ボス! そろそろ寝ましょう」



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