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その37 休業命令
その37 休業命令
相棒が秋葉原で殺された。
鳩ポッポが首相になった。
キムチの民は日本人の仕事を取り上げる。
鳩ポッポが首相になって法改正。二次派遣禁止だ。
仕入先から技術者を紹介してもらい、
大手ソフト会社に常駐できなくなった。
リーマンショックで、IT業界は不況になった。
僕は社長から休業命令を受けた。
技術者紹介を絶たれて、実績をあげる方策もない。
正社員は哲郎が独占している。
会社の規則に帰休という事項がある。
休業手当支給となり、出社しないで、
給与は半分以下の金額がもらえる。
会社はリーマンショックで、不景気になり
国から緊急雇用調整助成金をもらう。
助成金から、僕の休業手当が支払われる。
会社は助成金を使って、社員を休業させる。
「社員の首切り」を、はじめたわけだ。
IT業界は、「助成金首切り」が主流になり
業界の仲間が続々とやめていった。
僕は残っている有給休暇を使って、
満額給与を受け取る作戦に出た。
鳩ポッポの半導体産業つぶし。次にIT産業つぶしが始まった。