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すれ違いは恋愛映画の王様

「冬のソナタ」のような

男女のすれ違い物語は

ハラハラドキドキさせますね

何かサスペンス的です。


人の思い、人の願いは

なかなかかなうことはない

お互いの思いが一致することもない。

思い通りにはならない。


電話は欲しい時は

かかってこないし

かかって欲しくない時にかかってくる。


恋をしたい時には相手はいない

相手がでてくると

必ず複数の相手がでてきて

選択となってしまう。


「よりによって、なぜ」も

同じすれ違いに入りそうですね。


映画「カサブランカ」での

「よりよって、なぜ」は

あまりにも有名なセリフです。


「世界に酒場は星の数ほどあるのに

 よりによってなんでオレの酒場に来るんだ」 


パリで恋した女性に

裏切られたボギーは

モロッコのカサブランカで

お店を開いていたが

そこへ彼女がよりによって

やってきてしまう。


映画じゃないが

好きなユーミンの歌にもありますね。


どこに行くにも

いつか彼と会うことを想定して

着飾っていたのに。

再会した日に限って

安いサンダルを履いてた。


そして

ユーミンは「魔法の鏡」が欲しいと願う。

この歌は自分のマイベストです。


「魔法の鏡を持ってたら

あなたのくらし映してみたい。

もしもブルーにしていたなら

偶然そうに電話をするわ」


すれ違いは

映画「風と共に去りぬ」にもありますね。


相手がひたすら愛してくれるときには、

その愛に気がつかず。

クラークゲーブルが去ろうとする時に

彼女は彼の愛の大きさに、

初めて気がつくが、もう遅い。

アメリカ映画の台詞ベスト1に輝く

「もう俺の知ったことじゃない」と

彼は言い放って

風と共に去っていった。

男性からすると

最も敬遠したいタイプの女性ですね。


すれ違いの古典の名作としては

「ロミオとジュリエット」がありますね。

これはすれ違いを超えて

勘違いが起こす悲劇ですね。


日本の恋愛映画の古典にも

運命のイタズラのような

すれ違いで大ヒットしたものがあります。


昔は自宅にお風呂がない。

その頃の銭湯をガラガラにしたという

怪物番組「君の名は」はすれ違い作品ですね。

「忘却とは忘れ去ることなり。

忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」

これは島崎藤村の詩で

忘却とは、完全に忘れ去ることだ。 けれども忘れることができないのに、

あえて“忘れよう”と誓う―― その心の悲しさよ」

映画化されて

出演していた佐田啓二(中井貴一の実父)は

上原謙(加山雄三の実父)と共に

これほどの美男はみたことがないです。


あらすじはハリウッド映画で、

私が好きな「めぐり逢い」に似ている。

東京大空襲の夜に焼夷弾が降り注ぐ中、

たまたま一緒になった見知らぬ男女、

真知子と春樹は戦火の中を逃げ惑ううちに、

銀座の数寄屋橋までたどり着く。

一夜が明けて二人に恋がめばえて、

半年後の二十四日の夜、この橋の上で再会しようと約束した。

春樹は別れ際「君の名は」と聞いたが、

真知子は名を言わず立去った。

しかし約束の日に真知子は遂に現われなかった。

お互いに生きていたら半年後、

それがだめならまた半年後にこの橋で会おうと約束していた。

お互いに数寄屋橋で相手を待つも再会がかなわず、

やっと会えた頃には真知子はすでに人妻となっていた。


この運命がイタズラのすれ違いは恋愛映画の王様ですね。


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