ウディ・アレンの初めての監督作品は日本映画
「ごきげんよう! サーキーの映画の時間です。
今日はウディ・アレンのお話です」
「ウディ・アレンはニューヨーク生まれの映画監督です。
俳優、脚本家でも有名ですね。
幼少期はニューヨークの下町ブルックリンを10数回も引越しました。
ユダヤ系なので母親の姉妹や、
ドイツにおけるナチスの迫害から逃れてきた親類を受け入れて、
難民との共同生活で心休まらない家庭環境だったようです。
ウディ・アレンの初めての監督作品は日本映画の振替でした。
『What's Up, Tiger Lily?』(『どうしたんだいタイガーリリー?』)
1966年のアメリカ映画ですが、
『007』の影響を受けて東宝が制作した『国際秘密警察シリーズ』を、
ウディ・アレンが台詞を全編英語に差し替え、
撮り下ろしの場面を加えて再編集したパロディ映画です。
三橋達也が演じるフィルという国際スパイが、
某国で盗まれた「世界最高のエッグサラダの調理法」を取り戻すという破茶滅茶な内容。
007でボンドガールを演じた若林映子は「スキ・ヤキ」。
浜美枝は「テリ・ヤキ」という名前になっています」
「それでは みなさま ごきげんよう!」