表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
246/478

映画「カサブランカ」はやっつけの駄作で良い

「カサブランカ」の原作である戯曲「みんながリックの店にやってくる」

は、アイリーンの強い勧めで、ワーナー・ブラザーズのプロデューサーのハル・ワリスに、

戯曲の権利を二万ドルで購入させた。

アイリーンはニューヨークのワーナー・ブラザースにフリーランスとして出入りしていた。

戯曲購入後は、ハリウッド本社で、ハル・ワリスの下で脚本編集者として働く。

以後25年にわたって脚本の発掘と推薦に従事し、

『マルタの鷹』や『愛の勝利』の原作を発掘した。

バート・ランカスター、カーク・ダグラス、ロバート・レッドフォードなどを世に出した。


ワーナー・ブラザースでは連合軍が北アフリカのカサブランカ侵攻のプロパガンダ映画として

好材料だと思った。

戯曲『みんながリックの店にやってくる』の映画化は、

連合軍がカサブランカ侵攻する一九四二年十一月二十六日に上映日が決まった。

国民の士気を高めるプロパガンダ映画なので米政府から資金が出る、

戯曲は四二年一月に購入されたばかりで、脚本はできていない。

九か月もない。

ワーナーブラザーズでは、映画は駄作でかまわない、

やっつけの、ただのプロパガンダ映画という認識となったと思う。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ