239/475
映画ある日どこかで 10年後によみがえる
「ごきげんよう! サーキーの映画の時間です。
今日は映画『ある日どこかで』の製作裏話です」
宣伝予算もなく、陳腐なメロドラマ、恋愛映画を駄目にしたと
酷評され、上映は二週間もしないで打ち切られた映画です。
映画は10年後によみがえる。
本作品を好きな一個人が
「ある日どこかで」熱狂的ファンの国際ネットワークを作って、
ファンが増えていったのです。
私もファンの一人です。
始まって数分でホロリでした。
老女が「帰ってきてね」と言う。
ぐっときますね。
老女はホテルに戻ってラプソディーを聞く。
もうポロポロに泣けました。
映画で泣かせるには老女が登場すればいいですね。
子役も泣かせますけど。
本作では名台詞はありません。
感動させるのは、シンプルな台詞なんですね。
「帰ってきてね」
「あなたなのね」
ジョンバリーの映画音楽もいいですね。