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みんながリックの店にやってくる
どうして母が映画「カサブランカ」に関わるようになったのか。
母の膨大な資料から探っていった。
母は1916年にロス・アンジェルスの三浦家の長女として生まれた。
名前はアイリーン(日本名・愛理)と言った。
日系移民2世だった。
愛理の父母はクリーニング店で働いていた。
母・愛理は映画が好きだった。
映画の世界に入ったきっかけになる資料を探したが見つからなかった。
映画「カサブランカ」から調べてみた。
原作は戯曲「みんながリックの店にやってくる」で、
バツイチのアメリカ人女性がアフリカのモロッコにあるカサブランカで
ユダヤ難民救出に関わる話だ。
リックはニューヨークからカサブランカに来て酒場を経営していた。
難民のための偽造パスポートを融通していた。