表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フェイドアウト断章  作者: 石藏拓(いしくらひらき)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

174/518

ロックバンド・ナレオ

ナレオ新人歓迎会の後、飲み会があり、クラブのОBの方が昔のナレオを話された。


ロッククラブのナレオは昔はハワイアンクラブだった。


戦後ダンスクラブが流行。花形はジャズだったが、次第にダンスバンドの主流は

ハワイアンに変化してゆく。日本で大ブームになった。


話されたОBが早稲田に入学した六四年当時は、ナレオ・ハワイアンズは

大学では花形的存在だったらしい。

年間百回以上の演奏を全国で展開。

七割がコンサートで、残り三割がダンスパーティーだった。

テレビ・ラジオにも年間に十回近くは出演。

三年間の演奏旅行で訪問した都市は延べ百か所以上を越えたそうだ。


春・夏の休みには、早稲田モダンジャズ・グループや早稲田ハイソサエティ・オーケストラ、

早稲田ニューオルリンズ・ジャズクラブのメンバー達と全国をツアーをした。

仲間には、有名人が多く。


サブマネジャーをやっていた森田正義(現タモリ)は、

在学中に渡辺貞夫クワルテットに参加していた。

ナレオでは、カメラマンの浅井慎平、アナウンサーの露木茂を始め、

小林大輔、松倉悦郎などが出身でフジテレビで活躍した。

CMディレクターの川崎徹、作家の服部真澄などがいたそうだ。


一軍の先輩からは70年代のナレオ先輩は「猫(NEKO)」が元メンバーだったそうだ。

「猫(NEKO)」は

早稲田大学のカレッジフォークグループ「ザ・リガニーズ」のメンバーの、

常富喜雄、内山修と、「ジ・アマリーズ」のボーカルだった田口清によって結成された。

同じ大学出身の後藤由多加は吉田拓郎のバックバンドを務めた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ