インジ考 ピクニックで米国最高文学賞のピューリッツァー賞
ウィリアムインジ William Ingeは、
「草原の輝き」の原作脚本で、アカデミー賞。
日本では無名作家。
インジは、
米国最高文学賞のピューリッツァー賞を
「ピクニック」で、とっている。
1953年にブロードウェイで初演され、ロングランを続けたという。
他に良い作品があるのに、
なぜ「ピクニック」なのか
疑問である。
インジの「ピクニック」への思いは英文で散見できるが、
納得のいく英文を、まだ見つけ出せないでいる。
「ピクニック」は、
美人コンテストで女王に選べれるほどの女性が、
目先の幸福よりも無一文の男と駆け落ちをする話。
以前に述べたが、女性は目の前にある安定した男より
リスクたっぷりの貧乏な男との駆け落ちをするのは、
女性にあるDNAなのだろうか?
舞台はアメリカのカンザス州の田舎町。
夏の最後の一夜を楽しむために、町中総出でピクニックに出かける習慣がある。
その夜は、美人コンテストも行われて、女王が選ばれて白鳥のボートに載って登場する。
町一番の美人を“ピクニックの女王”と呼ぶ。
「ピクニック」で登場する40歳の未婚の女性教師。
ピクニックの女王とは、対照的なジョーカー役だが、とてもリアルな描き方をしている。
映画での、「アフターグロー」の曲での、駆け落ちする二人のダンスシーンは、
僕には一生に残る名シーンです。
再度書き直す予定