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フランソワーズ・サガン 熱い恋
フランソワーズ・サガン 熱い恋
映画化されて、題名は「別離」(1968)
サガンの小説の特徴は三角関係をえがくことだと思う。
この「熱い恋」は、まさにその代表作品だ。
主人公の女性リシュールは、
サガンとはまったく異質な女性です。
寛大な男ポール
このポールと言う名は サガン作品でよく登場する
中年の男で二枚目です。
サガンの小説には美男しかでてきませんね。
サガンは、ファザコンで、
サガン自身決して美女ではないので、
美男を求めるのでしょう。
フランス映画の代表女優カトリーヌドヌーブが
出演していて、
僕的には主人公のリシュールが別物になっています。
「ティファニーで朝食を」を、
オードリーヘップバーンが演じて
原作者が作品の主人公と違いすぎると
激怒したのと同じです。
これはいつか述べますね。




