表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
118/473

改題「グラス・オニオン」 ストロベリーフィールズは、イチゴ畑ではない

マモルの手記には、


ジョン・レノンについて10以上書かれているの。


シノプシスの埋めに対策に、


使えそうなのをケイコと話しあい、


ケイコが言った。


「これは、どうですか?」


「それ、いれてみようか?」


「誰を登場させます?」


「ジョンレノンは1980年に死んでいるので、


ストロベリー・フィールズ の記念碑は追加できないね。


キズキと直子で、いってみる?」



**


キズキ

「ストロベリーフィールズフォーエバーが

 ジョンレノンがつくった曲では、

 最高傑作さ」


直子「ああイチゴ畑ね。

 

「あれは、イチゴ畑ではないんだよ。


 モデルは、リヴァプールにある戦争孤児院の名前なんだ」


「へえ~ そうなんだ」


「その孤児院は、もうないが。 


その跡地への、レノン巡礼者が多いんだ」


「曲は幻想的よね」


「あの頃流行のサイケデリックの最高傑作だよ。


    曲の最後の方だ。  


3分55秒頃から始める。


  ギターとドラムがフェードアウトしていくんだ。


  そして曲が、終わったかと思いきや、


オルガン(メロトロン?)の



  不協和音がフェードインし、


『パーンパーンパーン』とギターが、


  鐘のように響き、


オルガンの不協和音と共にフェードアウトする。


  僕は、あの鐘は鉄道の踏み切りの遮断機の警報音に聞こえる。


  オルガンは列車の通る音だと思っている。


  レノンは、


生まれた時から父母がいなくて孤児院にいるんだが。

  その孤児院に帰っていくんだ。

  最後までジョンは、


俺の居場所は孤児院だと主張しているんだ」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ