自著の読感集~元女優の脚本家の話 キーワードはフランソワーズサガン
ラストまで一気に読ませる、技巧の凝らされた作品
ミステリーやサスペンスのどちらとも言えない、
類を見ない新しい世界観。
フランソワーズ・サガンをこよなく愛する著者による
大人の恋愛小説
Amazon社の講評
フランソワーズ・サガンをこよなく
る著者による大人の恋愛小説
ラストまで一気に読ませる、技巧の凝らされた作品
元女優で中年にさしかかった脚本家・サーキーは、
目の前に突如として現れた守一という美しい青年と同居することになる。
そして、彼に才能を感じたサーキーは、
映画スターに育て上げることを決意する。
しかし、彼には重大な秘密があった・・・・・・。
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朝日新聞各社新聞などの講評(ドリーム社配信)
脚本家の元女優と、謎の美青年の出会い。
二人はお互いの運命を大きく変えてゆく
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幻冬舎
主人公の女性が乗る車の前に突如現れた男。
この男は果たして何者なのか。何が目的なのか。
この作品を色付ける特徴は、何といっても「映画」です。
今では埋もれてしまった古きよき時代の映画が登場します。
映画好きな人や、当時を生きた人は懐かしい気持ちになれるでしょう。
ミステリーやサスペンスのどちらとも言えない、
類を見ない新しい世界観が本作品で味わえます。
ラブコメの世界にうっとりしたい人、
本格的なストーリー構成にのめり込みたい人、
ぜひ『SAKIMORI』をおススメします。
本作品は文字も大きくして読みやすくしてあります。
お手軽に読めるが 内容は本格的です!
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日仏合作映画になったみたいな作品ですね。
文章タッチは女性的なのに、内容は男性的というか、
ある意味様々なレベルでボーダー(国境)を
越えている作品だと思いました。
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読後の感覚では、一気に読む時間さえ取れれば、
集中して一度に読み切ってしまえるほどの
テンポがあると感じました。
主人公のサーキーも魅力的ですが、
守一がやはり良い、というか、
それはもう魅力たっぷりに描かれて
当然のキャラクターですよね。
フランス映画を観るような雰囲気は、
トリュフォーの映画などと思いだしました。
おしゃれなアイテムがちりばめられていて、
スタイリッシュな作品だと思いました。
サスペンスな展開
最後に伏線回収してパズルのピースが
ハマるような(タイトルも含めて)気持ちよさは、
すてきでした。
村上さんのカメオ出演(笑)や、わかる人にはわかる的な、
ちょっとした遊びも楽しめて、
さすが7年もあたためられた作品だと思います。
普段なかなか、こんなふうに
おしゃれな雰囲気にはならないので、
物語の中できらめくような空気を吸わせていただきました。
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この小説を書いた人は教養の高い人に違いない!
世界的に有名なフランス映画やフランス文学、
そして日本現代文学などを土台にして作られたこの小説は、
そのオマージュの中に
著者の映画への愛が込められています。
作品を貫く優雅さと気品あふれる文章が、
この作品を一味違ったテイストにしています。
おしゃれな大人の余韻に浸りたい方に、
ぜひともおススメの一作です!
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朝日新聞や夕刊フジその他で作品紹介されました。
幻冬舎から4作目の筆者の 「SAKIMORI」
元女優の脚本家の話 キーワードはフランソワーズサガン
週売り上げで、一位になりました。東野作品を抜いた証拠写真
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