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マディソン郡の橋(5)作品で思うこと
★脚本家リチャードは原作を語る
名作ができるためには
常に対立があるものだ。
絶対妥協しない。
だから名作となる。
30歳未満の女友達は
皆、結末を、もどかしがった。
彼女たちは意のままに
生きられる時代に育ったからだ。
1965年の片田舎に暮らす主人公は違う。
あきらめるしか選択肢はなかった。
★主人公はクリントイーストウッドそのものだ。
男の家のドアの閉め方ひとつで判断される。
誠実すぎる男。
風貌から、生き方まで
クリントイーストウッドにそっくりだ。
★名セリフ
「自分でも分かっている。
初めて言う言葉だ。
これは生涯に一度の確かな愛だ」
★息子と娘の反応の違い
母が初めて男と結ばれる告白日記を読んで、
息子は、たまらなくなり外へ抜け出す
娘は共感をえて、
その情景を思い浮かべて、ひたる。
★ドアのノブためらい
雨の中、彼は最後の顔を見せる。
運悪く、彼の車の後方に、
夫と乗る車が着いて、信号待ち。
おもわず彼女が車を降りようと、
ドアのノブに手が。。。
グットくる場面ですね。