マディソン郡の橋(2)なぜクリントイーストウッドが監督を?
最初監督はクリントイーストウッドではなかった。
★スピルバーグの決断
最初の監督は原作を壊し、
不倫して二人はハッピエンドの、
いつものハリウッドの話しにしてしまおうとした。
「ティファニーで朝食を」がいい例で
原作はハッピーエンドではない。
製作者スピルバーグは監督の原作逸脱に反対した。
怒った最初の監督は降りてしまった。
さて
主演のカメラマン役はクリントイーストウッドに決まっていた。
当時65歳だが、
クリントイーストウッドを知っている人はみな思った。
この主人公はクリントイーストウッドそのものだ。
性格も考え方も、
本物の彼そっくりだ。
突然に野の花を摘むシーンがある。
これは本当に彼の癖だ。
クリントイーストウッドは言う、
主人公は僕そのものなので
地の演技ができた。
クリントイーストウッドも原作無視に反対した。
クリントイーストウッドは言う。
「原作に忠実な方がいい。
原作のファンを大事したい。
誰にでも起こりうる出会いが
あるべき関係を超えた
愛へと深まっていく物語だ」
それでクリントイーストウッドが監督もやることになった。
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クリントイーストウッドに関する意外な話しをいくつか。
★男泣きはカット
クリントイーストウッドが台所で男泣きするシーン。
これはメリルも映画関係者らも、
彼の一大名シーンだと言う。
しかしクリントイーストウッドは最終版でカットを指示したそうだ。
★タバコ嫌い
クリントイーストウッドはタバコが嫌いで、
吸うシーンは苦手だそうだ。
★クリントイーストウッドの息子
ジャズクラブでクリントイーストウッドの
実の息子が弾いているシーンがある。




