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8/11

★8 ウザオはノリツッコミをした!

よろしくお願いします。

水曜日、1年1組、2組の中から半分以上が練習に来ていた。


前にキモいとか言われた2組女子も来ていた。

マジメに練習している感じはあんまりだったけど、楽しそうにしていた。

うん、たくさん声を掛けた甲斐があったよ。


みんな和気藹々と亮平や壱成に走り方を教わり、フォームを動画で撮って確認していた。

クラスを超えた団結もグイグイ上がって来たよ。


俺たちのバトンパスも益々滑らかになってきた。

1時間ほど練習してから、旗の仕上げだ。


・・・


背景なんかの色塗りを、俺と壱成でさせてもらった。

もちろん、繊細な箇所は手出ししなかった。


「あっ、ヤバっ!」

って呟いたら、春花と桃子が般若になったので超ビビってしまった。

無事だったから許して貰えたけど。


旗は18時前にようやく完成したら、みんなテンションが上がって、

ファミレスで晩ご飯を食べることになった。


「なあ、みんなは成績どのくらいなんだ?ちなみに俺は下の方だ!」

壱成が胸を張った!下の方で胸を張るってバカなの?


「アッシはちょうど真ん中くらいかな~。」

「マジか!ギャルのくせに!」

「ギャルを舐めるなって。」

ふふんと得意そうな春花が可愛い。


「私は50番くらいね。」

「おお~。」

桃子の言葉に壱成と春花が賞賛の声をあげた。50番で賞賛とは、バカめ!


「黙り込んでるけど、ウザオは?あんま、賢くなかったよね!」

春花がニンマリと笑うと、壱成の目が期待に満ちたモノになった。


「馬鹿にするな!俺は期末、299番だった!」

「惜しい、あと1番下だったら!」


「そう、飛び賞だったのにって、ちが~う!ぷんぷん!」

抜群の瞬発力でボケてくれた春花にノリツッコミをした!


だが、3人の反応は意外なものだった。


残念そうだったのだ。

そりゃ、320人中、299番だからね・・・


「カワイソウ ジャナイヨ・・・」

ショボーンとしてしまった俺だった。


・・・


木曜日、出来上がった旗を我がクラスに披露した。


デフォルメされた狼、虎、ライオンを引き連れて、笑顔の兎がゴールテープを切っている絵だ。

我ながら上出来だと思う。ほぼほぼ役に立たなかったけど。


案の定、海斗が文句を言い出した。

「なんで主役がウサギなんだ!ウザオ、書き換えろ!」


「え~、可愛いじゃない?なあ?」

笑いながらみんなに同意を求めたが、みんな黙り込んでいる。

でも海斗の味方はしていない感じだ。


「じゃあ、最初から海斗がやればよかったじゃん!

やらないくせに文句言うなよ!」


春花が正論を言うと海斗はうっと詰まって、不承不承黙り込んだ。

「悪いけど、もうお金も時間もないから、これでよろしく!」

読んでくれてありがとうございます。


面白ければ評価をお願いします。


明後日、水曜日に更新します。

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― 新着の感想 ―
[一言] 海斗うざっ! お試しとはいえそんなのと付き合う桃子ダメダメ!
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