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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

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パニック関連

知らないところでデスゲームが開催され、強制参加を強いられたので、それなりに対応しようと思います

作者: よぎそーと
掲載日:2022/09/25

「ふざけんな…………」

 殺した相手を罵る。

 普通ならありえない事だろう。

 だが、今この瞬間ならばそれも当然と言える。

 少なくとも、男にはそれだけの理由がある。



「いきなり襲いかかってきやがって」

 しかも凶器を手にしてだ。

 撃退のために殺すしかなかった。



 理由も原因もわからない。

 なぜかいきなり襲われた。

 見知らぬ相手に。

 男は襲ってきた相手の事を全く知らない。

 どこかで会ったという事もない。

 道路ですれ違ったとかならあるかもしれないが。

 その程度の接点しかなかった者に襲われる理由などあるのだろうか。



 しかも、相手は凶器を持っていた。

 それを容赦なく使ってきた。

 本当に殺されるかと思った。

 実際、殺すつもりだったのだろうとも思った。



 そんな相手も、最初は撃退するだけに留めていた。

 痛い目にあってもらうのは避けられない。

 だが、殺すまでは考えてなかった。

 止めようと何度も声をかけた。

 何か理由があるのかとも聞いた。

 だが、一切答えはない。

 ひたすら男を殺そうとしてきた。



 らちがあかない。

 そもそも、なんで命の危険にさらされねばならないのか。

 何の理由もないのに。

 だんだんと腹が立ってきた男は、穏便に済ませる気がなくなってきた。

 反撃の手段を用意して、襲ってきた男を殺す。

「ざまあみろ」

 そう言うのも仕方のない事だ。



 とはいえ、さすがにこれからどうしようとは思う。

 死体を一つこさえたのは事実だ。

 見つかったらいいわけは出来ない。

「どうしよう」

 さすがに今後の事を考えると頭が痛い。



 しかし、そんな悩みもすぐに無くなる。

 殺した直後に別の者が襲ってきたのだ。

 いったい何なんだと思った。

 思いはしたが、即座に反撃をしていく。

 黙って殺されてやるようなお人好しになるつもりはない。



 襲ってくる者には容赦しない。

 その理由がなんであれ。

 殺されるために生きてるのではない。

 襲いかかってくるなら容赦なく反撃する。



 そうして何人かを始末した。

 幸い、今のところ致命的な怪我などはしていない。

 まだ生きている。

 次の瞬間どうなってるか分からないが。



 まだ突然襲いかかってくる連中はそこらにいる。

 家にいても安心できない。

 帰って立てこもったら、何人もの人間が襲撃してきたのだから。

 安心など出来るわけもなかった。



 だが、手がかりもつかんだ。

 襲撃者達がもってた携帯電話にスマホ。

 それらにあったメール。

 そこに襲撃の指示が書かれていた。



「みんなでこいつを殺しちまおうぜ」

 そんな内容だった。

 そこに、男の写真がはってあった。

 駅のホームで電車を待ってるところだった。

 なんでこんなものを撮ったのか分からないが。



 だが、誰かが指示を出して襲撃をしてるのは分かった。

 このメールが残ってたのは幸いだった。

 読んだら削除するように書いてあったからだ。

 消さずに残してた者に感謝した。

 殺しにきたので相殺どころか、やはり憎悪の対象になるが。



 その後も、襲撃者達の身分証明書などをもとに自宅に突撃。

 パソコンなどに残ってる経歴から様々な情報を確認。

 どのように襲撃の指示が出てるのかを確かめていく。



 そうして集めた情報をネットに公開。

 警察にももちろん通報。

 相手を追い込んでいく。



 それで留まる事もない。

 男はつながりのある者達を次々襲撃していく。

 話に同調した連中を許すつもりはなかった。

 遊びで人を殺そうとする奴等なのだから。



 やってる連中にとっては遊びなのだ。

 娯楽なのだ。

 学校における暴行障害と同じだ。

 反撃とか防衛手段として暴力を使ってるのではない。

 いたぶるのが楽しいから行ってるのだ。



 殺しの指示を出した者も。

 それに同調した者も。

 そういった者と同じだった。

 楽しいから人を襲う。

 楽しいから殺す。



 金が欲しいだとか。

 虐げられて成長し、考え方がゆがんでるとか。

 そういう理由などない。

 ただただ、人を甚振るのが楽しい。

 だから殺しにいく。

 そんな連中だった。



 そんな奴等に容赦する必要もない。

 確認できた連中を巡って、男は殺害していく。

 何の理由もなく殺そうとしてきたのだ。

 反撃で殺しても問題は無い。



 警察の動きも鈍いし。自分でやるしかなかった。

 このままだと他の誰かも標的にされるかもしれない。

 それを見過ごせるほど、男は人でなしではなかった。



 見つけて捕まえて情報を吐き出させる。

 殺してから次の標的に向かう。



 命の危険はあるが止まらない。

 勝手に殺しに来たのだ。

 デスゲームを始めたのだから、最後まで責任をとってもらう。

 勝手に終わらすつもりはない。

 当事者の一人として、男は最後までこのデスゲームを続けるつもりだった。

 相手が死に絶えるか、自分が死ぬまで。



 今もその途中。

 参加者の一人を始末した。

 積極的に動いていたわけではないが、関係は無い。

 馬鹿げた遊びを止めなかった。

 始まってからも通報しなかった。

 それだけで充分だ。

 何もしてないという事は、消極的に男を殺す事に賛成したという事なのだから。



 そんな男に賛同する者も増えてきた。

 男の手助けをし、時に協力して殺人指示を出した者達を殺し。

 そうして問題のある連中を潰しにかかってる。



「悪かったよ、もうしないよ!」

 指示を出した者はそんな事を言う。

 もちろん、そんなの受け入れるつもりはない。

 生かしておいたら、、別のところで何かをしでかす。

 確実に仕留めて、二度と何も出来ないようにする。

 そうしないと、安全とはいえない。



「それじゃ、次に行こうか」

 男は止まらない」

 最後の一人を殺すまで。

 全てを根絶やしにするまで。

 勝手に始められたデスゲーム。

 それを最後までやり通していく。



 相手の後悔や懺悔も無視する。

 それに何の意味があるのか?

 遊びで人を殺そうとしたのだ。

 遊びで殺されるのが正当な扱いだ。



「次は?」

「こいつです」

 仲間から、次に回る者を教えてもらう。

 それをもとに次の奴のところに向かう。

 残りも少なくなった。

 だが、手を緩めるわけにはいかない。

 根絶やしにするまで終わらせる事は出来ないのだから。

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