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レイモンの助言とカスパルの話

 エゴン協会の手前には墓地がある。


 私は墓地を横目にトボトボ歩く。数メートル後ろにはラウロがいる。


 本当は一人になりたかったのだが、護衛の仕事を取り上げるなと言われてしまえば仕方がない。それでも隣に並ばずに付いてくるということは、ラウロなりの気遣いなのだと思う。


 昨日、ドロフェイに連れて行ってもらったエルヴェ湖の底は、私にとってよい気分転換になったはずだった。


 だが、一夜明けてみるとため息のぶり返しだ。


 どうしたってアロイスのことを考えずにはいられなかった。アロイスは冗談だと言ったけれど、あれはきっと冗談ということにしてくれたのだと思う。たぶん私も冗談として受け止めればいいはずなのだ。でも本当にそうなのだろうか?


 ひゅうぅぅ、ひゅうぅぅ、と風が耳を撫でる。今日はあの遠くの鐘のような音は聞こえない。


 はあ、とため息を吐くと、ほわんと空気が白くなった。


 どうするのが正しいのかサッパリわからない。誰に相談すべきなのかもわからない。所詮、私の恋愛偏差値などアテにならないのだ。というか、そもそも恋愛と捉えていること自体が正しいのかもわからない。


 でも、水の魔力が必要なんだよね……


 エルヴェ湖の奉納には水の加護が必要だとドロフェイは言っていた。水の魔力を持つ者は、私が知る限りはユリウスとアロイスの2人だけ。


 ユリウスはスラウゼンだから、当たり前だが今は手伝ってもらえない。ならばアロイスは……?本人の申告通り冗談だと受け取れば頼んでもいいのだろうけれど、本当にそれでいいのかわからない。


 はあ、ともう一度ため息が出た時、歌が聞こえてきた。


「讃美歌……?」


 それはまさに美しいと称するべきハーモニーだった。


 目を閉じてじっと耳を澄ます。いつの間にか風は止んでいて、音が、歌声が澄んだ冬の空に上っていくような気がする。


 歌声と共に気持ちもちょっと上向く。


 エゴンの教会ではハーラルトが少年合唱団を指揮していると聞いた。この澄んだ歌声はきっと少年たちによるものだろう。


 ハーラルトは厳しいと聞いていたし、実際に会った時はけんもほろろで取り付くしまもなかったけれど、歌声を聴けばよい指導をしていることがわかる。


 歌声が終わり、溜息ではない息を吐く。いつかハーラルトとも音楽の話ができたらいいなと踵を返した。






 ◆






 エゴン協会からの帰り道、私は久しぶりに私設塾を訪ねた。


 冬の私設塾は毎日午前中は授業があるが、その日は休みでレイモンは朝からビートの研究に勤しんでいたらしく、研究室にしているその部屋には紙が散乱していた。


「あー、わりぃ。育成日誌と採集結果をまとめてんだ。散らかってるけど適当に座れ」

「忙しいのにすみません。手伝いますよ」

「そうか? なら右上の数字を見て、同じ番号の資料を集めてくれ」


 同行したラウロと手分けして散らばった紙を集めていく。栽培日誌と同じ番号の採集結果には収穫量の他に抽出できた甘味成分の分量が書かれている。


「これって10月に収穫したビートの資料ですよね?」

「ああ。あん時は助かったぜ。ありがとな」


 レイモンは怒ると怖いし沸点も低い。厳しい言い方をすることも多いけれど、感謝の気持ちを表したり誰かを褒めたりすることに衒いがない。


 レイモンのそんなところが私は好ましいと思っているし、できることならこんな先生に習いたかったなとも思う。


 ビートの収穫の時に散々怒鳴られたクリストフは、レイモンのこういうところが苦手であるらしい。カスパルが言うには、汚れ切った自分を直視させられるのだとか。コメントは差し控えた。


 レイモンはアマリア音楽事務所の従業員ではないし、ヴェッセル商会の従業員ともまた違う立場だ。私がまっとうな意見を聞きたい時に頼りになる存在だった。


「んで? なんか話があるんだろ?」


 あらかた資料の整理が終わった頃、レイモンが切り出した。テーブルの上には私が持参したハンナの手作りクッキーと、王都で購入したコーヒー。レイモンはたぶん好きだろうなと思ったがその読みは当たっていた。


「実はある人に言われてエルヴェ湖に音楽を捧げているんですけど、手伝いが必要なんです」


 私は話せる範囲でレイモンに事情を説明した。


 隣で座っているラウロにもまだ昨日の道化師のことは言っていないので、一緒に聞いてもらう。昨日はエルヴェ湖に同行したが、ラウロからは歌い終わった後の数秒間、私がエルヴェ湖を見てぼんやりと佇んでいたように見えたようだ。


 道化師が現れたことをラウロに話す分には特に問題ないのだが、話したところでどうしようもないとも思っていた。ドロフェイの来訪を防ぐことは出来ないだろうし、私自身、以前のように拒む気持ちがない。


 それよりも今、最も私を悩ませているのは手伝ってもらう人――水の加護を持つ人物がユリウスを除けばアロイスしかいないという点だった。


「手伝うことができそうな者は今のところ2名で、そのうちの1人がユリウスなんですが…………もう1人には頼めないのです」

「ふーん。アロイスか?」


 なんでわかってしまうのか。個人名は出していないというのに。


「ここに少しだけ住んでただろ? アロイスは警戒心が強いってその時から思ってた。頼まれれば手を貸すが、自分からは動かねえ。特に女に対してはな。けどお前のことは手伝ってただろ? ビートの収穫の時とか」


 そんな風に感じたことは一度もなかったので、レイモンの言うことは意外だった。だが思い返してみれば、必要な時以外はアロイスから女性に話しかけることはあまりなかったようにも思う。ちょっとユリウスと似ていると思ったことも、実はあったりする。


「私は……もっと注意深く行動すべきでした」


 私は昨日アロイスを拒絶した。彼は冗談ということにしてくれたけれど、傷ついた表情は覚えている。私が傷つけたのだ。その事実は私の心に暗い影を落とした。


 アロイスのことは嫌いではない。頼りにもしている。きっと隙を見せた私が悪いのだ。耳を食まれた時も居眠りをした私が悪かったのだし、昨日だって素直に手を差し出す必要はなかったと思う。


「気持ちはわからなくはねえし、反省すんのはいいことだがな。お前の気安いところは悪いところでもあるが、いいところでもあるだろ」


 肘を付いてクッキーを摘まみながらレイモンが言う。


「そうでしょうか?」

「街の雰囲気を見りゃあわかる。差し入れとか、結構あんだろ? ユリウスじゃあそうはいかねえ」


 そうなのだろうか? 疑問に思うものの、ふかしたじゃがいもを兵士たちと一緒に食べるユリウスが思い浮かばなくて苦笑した。


「まあ試せることは全部やってみりゃいい。アロイスのことはその後で考えろ」


 なんということはない、という口調でレイモンは言った。


「試せること……」

「手伝えるのはその2人って決まってるわけじゃねえんだろ? 他の奴らには手伝ってもらったのか?」

「……そうですね。うん、やってみます!」


 レイモンの軽い調子になんだか私の心も軽くなった。ついでにラウロも「お前も頑張れ」と頭をぐちゃぐちゃに撫でられてたのが微笑ましかった。


 ヴェッセル商会に戻った私はユリウスの書斎へ向かった。電力変換装置を不在時にも使えるように、とユリウスが用意してくれた魔力の結晶を手に取る。


 ドロフェイはロケットを見て「もっと濃ければ」と言った。ユリウスが用意してくれた魔力の結晶は3つある。3つ持って歌えば少しは濃くなるのではないかと考えたのだ。


 レイモンが言ったように試せることは全部試してみよう。


 書斎を出てパパさんの部屋に行くとマリアもいたので2人を誘って階下に降りる。途中で従業員用の休憩室を覗いてラースとデニスにも声を掛け、ラウロと私を含めて6人でエルヴェ湖へ向かう。


 結晶を片手に3つ持ち、もう片方の手を握ってもらう。そうやって『側にいることは』を歌う。寒い中を5回分付き合ってもらうのだから、と、選曲は単に曲の長さで決めた。最初に歌った時はハーベルミューラに届いていたとドロフェイは言ったのだから、この曲でいいはずだ。


 そうやって歌っていると、見回りの門兵たちがやってきて、彼らも手伝ってくれた。


「いい曲だなあ。ヴァノーネの言葉かい? どういう意味なんだ?」

「好いた奴の側にいられなくて寂しいっつー歌だと。今のアマネにぴ……」

「ラースっ!」


 まったく油断も隙もない。今の私は男装中だというのに。ラースの言い様では私が男色家さんになってしまうではないか。


 怖い顔をする私を見て門兵たちが笑う。


「ははは! ヴェッセル商会の若旦那に懐いてるねえ。俺らじゃあ、おっかなくて声もかけられねえってのに」

「ああ。小さい頃はユリ坊って呼べたんだがなあ。最近じゃあ話しかけても反応が薄いつーか、ココんとこに皺なんざ刻んじまって」


 わかる。私も最初は怖かったし。何が怖いって無反応が怖いんだよね。


「ユリウスさん、やさしい、です」

「へえ、マリアにゃ優しいのかい?」

「旦那様は子どもには優しいのですよ」


 マリアやデニスがフォローする。本人が聞いたら内心嬉しいくせに物凄く嫌そうな顔をするんだろうなと思ったらおかしかった。


「そいつは早く孫の顔が見てえもんだなあ、大旦那さんよお」

「僕も心待ちにしているんだけどねぇ」

「見合い話がいっぱい来てるっつー話だが、お眼鏡にかなう女はいねえのかい?」


 パパさんが肩を落とすと門兵たちが話に乗ってきた。噂話は街の人々の最大の娯楽だ。


「あの旦那はモテるだろう? そのうち、めちゃくちゃいい女でも連れてくるんじゃねえか?」

「だなあ。けどちっとばかし働きすぎだな。今もどっか行ってるんだって?」

「スラウゼンな。もう雪が積もってるらしいな」


 ユリウスからは先週手紙が届いていた。スラウゼンに到着した時にはすでに5センチほど雪が積もっていたと書かれていた。フルーテガルトも12月に入ってからは何度か雪が降っているが、まだ積もるほどではない。


「こっちも来週ぐらいからは本格的に降りそうだな」

「そうなんですか? じゃあ、もうここにはあまり来られないかな?」

「いや、どうせ城まで行くんだろう? この湖はどういう訳だか風が吹かねえから問題ねえとは思うが、落ちたら凍えちまうから気ぃつけろよ」


 門兵たちは注意を促して帰っていった。


 帰ろうかと湖畔から城へ続く道に出ると、城からクリストフとカスパルが坂を下りてくるのが見えた。


「せっかくですので彼らにも試してもらったらいかがですか?」

「おい、ラウロ! あいつらも呼んで来い」


 デニスとラースが言ってラウロが坂を駆け上っていく。2人と少し話をしたかと思ったら、そのままラウロは城へ上っていった。


「ラウロは他のみんなも呼んでくるそうだよ」

「アロイスはまだ本調子ではないようでしたから来られないかもしれませんが、テオやダヴィデなら来るでしょう」

「マイスターが歌っている時に手を握っていればいいんだろう?」


 そう言ってクリストフが手を差し伸べてくる。笑顔がちょっと胡散臭かったが協力してもらうのだしと思って手を取ると、指を絡めてきたので足を踏んでおいた。ほんと、懲りないな!


 カスパルに手を握ってもらって歌い終わった頃、遠くからテオの楽しげな声が聞こえてきた。私の手を握っていたカスパルは視線を合わせて言った。


「後でで構いません。お時間をいただけませんか?」

「え……? ええ。もちろん構いませんが」

「では場所と日時はラウロに伝えておきましょう」


 カスパルから話があるとは珍しいが、きっとアロイスのことだろうなと私はため息をつきたい気分になった。


 その後、ダヴィデ、テオ、エグモントと同様に試してみたが、結局その日のエルヴェ湖には変化がなかった。






 ◆






 ラウロを通して伝えられた日時は翌日の昼だった。カスパルが南1号館に出向くということだったので、応接室を使うことにした。


 事務所の昼食はいつも女性陣プラス一応女の私が交代でスープを作る。パンは初めの頃は馬車で通っていた私とまゆりさんが街のパン屋で購入していたのだが、馬車が使えなくなってからはパン屋の御主人の厚意で息子さんが届けてくれていた。


 今日は体調が回復したアロイスも事務所にいて、いつも通り挨拶をして二、三の会話をしたが、カスパルの来訪を知って少しだけ表情を曇らせた。


「テオに書いてもらっている戯曲のことですね」


 私はカスパルに前もって言われていた言い訳をし、スープとパンを2人分トレイに乗せて応接室へ入る。


「お時間をいただいてありがとうございます。まずは本当に戯曲の話をしましょう」


 そう言ってカスパルはテオに頼んであった戯曲について話し出した。


「朗読劇というのは面白い着想ですね。語り部1人で事足りますし、音楽を足すのも面白いですがジゼルのダンスを入れるのも面白いです。工夫次第で色々なことができそうですね」

「ええ。『コッペリア』はバレエ音楽なのですが、最初はダンス無しの朗読だけで進めるつもりだったのです。ジゼルが乗り気になってくれてさらに良いものになりそうです」

「テオが書いた物は朗読は1人ですが、見てください。コッぺリウスの館のシーンは、人形を実際の人が演じられるように作られています」


 台本を見るとセリフが無いけれど動きがある役が複数あった。


「へえ、楽しそう! ですが役者がいませんね……」

「街の者から募ったらいかがですか? セリフがないのですから練習もそれほど必要ありませんし、皆も協力したがっていると聞いております」

「そうなのですか? やってみたいという方がいれば大歓迎です」


 アマリア音楽事務所の人員だけでは演奏も厳しいので、劇場を頼るつもりではいたのだが、役者の方は全く考えていなかった。


「朗読はどなたが?」

「まだ決めておりませんが、マリアが適任だと思っています」


『コッペリア』には歌がないし、マリアの声は通るので聞きやすいだろう。


 他にいくつか戯曲についての話をして一段落ついた頃、カスパルは真面目な顔をして言った。


「お察しだと思いますが、今日お時間をいただいたのはアロイスのことです。勘違いしないでいただきたいのですが、私は貴女とアロイスの間に具体的に何があったのかは知りません。ただ最近のアロイスの様子がおかしかったので、おせっかいを焼こうと思いまして」


 そう前置いてカスパルは語り始めた。


「アロイスは慎重というか他者に心を開くことがあまりありません。特に異性に対してはその傾向が強い。ですが貴女には心を開いているように見えます」


 レイモンはアロイスのことを警戒心が強いと言ったが、カスパルが言う慎重というのも同義だろう。


「初めて貴女に演奏を褒められた日、アロイスはとても嬉しそうだった」

「……すみません、何を言ったのか覚えていません」

「そうでしょうね。きっと貴女は覚えていないだろうとアロイスも言っていました」


 私は何を言ったんだったか……いくら考えても思い出せない。そんな私を見てカスパルは少し笑った。


「『柔らかくて心地よい音色』とおっしゃってくださったと。何度も言っていたので覚えてしまいましたよ」

「ああ、そういえば……あれが最初だったんですね」

「ええ。アロイスは自分のヴァイオリンが合奏では埋もれてしまうことを気にしていて、半ば諦めているところがありましたから嬉しかったのでしょう。当時のアロイスが貴女へ抱いた想いはおそらく尊敬とか敬愛とか、そういった類のものだろうと感じました」


 本人にもそれは言われたことがある。あれは確かヴィルヘルミーネ王女の慈善演奏会の練習を支部でしていた時だった。


「おそらくその演奏会の後だと思います。アロイスの想いが少し変化したのは。貴女のいろんな表情を見て、渡り人も人なのだと実感して、同じ人ならば手が届くのではないかと欲が出たのでしょうね」


 しかしアロイスは私がユリウスを想っていたことを知っていたはずだ。アロイスに聞かれて取り乱したことがあった。その時にカスパルの元へ連れて行ってくれたのだ。


「貴女と初めて話した時、これは難物だと思いました」

「ふふ、ネクタリンですか?」

「そうでしたね。私はアロイスに言いましたよ。相当な覚悟がなければ無理だと」


 それは当たっていると思う。私の想いはたぶんずっと変わらない。ずっとユリウスが大好きだろう。


「アロイスは貴女と共に音楽を奏でられればそれでいいと。しかし実際にこの街に来てみると、そうは思っていても止められないのでしょうね。貴女もそうなのではありませんか? 想い人が他の誰を好きでも、きっと貴女の想いは変わらないでしょう?」

「……そうですね」


 心を読まれたのかと思った。


「アロイスは冗談だと言いました。そうであってほしいと思っていましたが、そうではないのですね」


 カスパルは困ったように笑った。


「自分の想いが報われることがないとアロイスは悟っているでしょう。どうしたって手に入らないものがあることはアロイスも知っています。最愛の人を失くしていますから」


 正直に言うと私にはわからない。努力しても手に入らないものがある。言葉ではわかっても、諦めるということが実際にどんな苦痛を伴うものなのか、経験値が低すぎて実感が湧かないのだ。


「10年かけてアロイスはそれを理解して、そして貴女に恋をした。手に入らないとわかっていてもです。心とは理解しがたいものですね」


 ベートーヴェンが苦悩した10年に似ているとふいに思った。どんなに努力しても手に入らない健康な耳。それでも音楽を熱望して覚悟を決めた。手に入らなくても向き合うと。


 私はずっとユリウスが好きだと思うけれど、絶対に手に入らないとしたら? それでもずっと好きでいられるのだろうか。


「アロイスの想いを汲んでくれとは言いません。ただ知っておいてほしかったのです」


 そう言ってカスパルは北館へ戻っていった。



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