表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
令嬢はたくさんの顔を持つ  作者: ぱるしろ
7歳
3/7

野望

前回と同じで「ん?」となっております。

 無事パーティを終えた私は自室でランタナに手伝ってもらいながらドレスを脱ぎ部屋着に着替えると同時に今日の収穫物の話をランタナに話す。


「ねぇ、ランタナ」


「お嬢様…やらかしましたね。」


 まだ私は何も言ってないというのに私が言おうとしていることの予想がすでについているのか顔をしかめ私に向かってため息をつく。

 主(本当の主はお父様だけど)である私にこのような態度は普通では許されないのだけど普段から迷惑をかけているのは私自身わかっているので許す。


「おほんっ…ランタナは、オルデシア・ヴォン・ローズ様をご存知?」


「ええ、お嬢様と同い年で公爵家の方ですよね…え…まさか」


 わかっているくせにランタナが続きを発しないのでかわりに答えてあげることにした。


「次のターゲットはオルデシア・ヴォン・ローズ様よ初の貴族ネタ要因よ!!ねぇオルデシア公爵家例のメイド派遣ギルド利用者のリストにいたわよね?ローズ様の思い人さんはまだ誰かわからないけれど明日から本格的に動くわよランタナ!!」


 ランタナのほうを向くとランタナはすでに諦め気味というか諦めたように肩を落としていた。


「ランタナ明日使用人派遣ギルドへ出向くわよテッサさんにそう伝えておいてね」


「わかりました…」


「もう、2年前から言ってるんだから諦めなさいよ。お父様達にバレたらやめるわ…ただ報告でもしてみなさいあなたの書かせてハマらせた自作の恥ずかしいポエムを屋敷内で朗読するわ。」


 2年前に入手したランタナの書き綴ったポエムが入っている机に鍵付き引き出しを指さす。


「うぅお嬢様それはあんまりでございます。というか旦那様達はなぜきずかないのですか」


 それはあらゆる事で使用人さん達を口止めしお父様やお母様やお兄様にはよい子を演じているからである。まぁ5歳から寄行が少しずつ現れ徐々に寄行レベルを上げてきずかれなかったのかもしれない。


「まぁ今更やめずらいわよ。結構というかかなりやっちゃってるし」


「そうですね…」


 2年間の出来事を思い出したのかランタナが遠い目になる。


「2年で資金はだいぶ貯まりました。そろそろ紙の製造場所と材料確保、ネタ探しです。そんなに危険はないでしょう付き合いきれなくなったのなら職は紹介してあげるわよ」


「いいえ、私はお嬢様についていくともう2年前から決めております。」


「そうなら私がなにかしれかす前に毎回のようにコントさせないで頂戴」


「少しぐらい思いとどまってもらえるかと思いまして」


 昔…2年ほど前からだけど5歳前世の記憶を持ってからというもの貴族としての私の生活はガラッと変わった。

 まずは体を鍛え護身術を習い剣も習い他にも習い事を増やした武系で、貴族の令嬢とは思えないほどメキメキ腕をあげというかすべてそつなくこの身体は対応していき自身でも驚くほどだった。

 なぜ、護身など武をおさめたかというとこの世界がそこまで安全ではないということだ。

 ゴロツキは沢山いるし盗賊もいる噂では暗殺ギルドなどもあると聞き自身の身を守れるようにと思ったからで、けっしてターゲットをストーカーするために草のような身軽さや身のこなしなども習得もついでにしたわけでもない。


 そして6歳には武をある程度習得したので町へと出て情報収集・人脈・資金稼ぎなどをおこなった。

 その過程でギルドに介入したり、なりゆきで暗殺ギルド闇ギルドをいくつか潰し、ギルドも立ち上げたりしそこそこ資金が集まった。


 そして7歳今だ紙が輸入だよりで製法が知られてないことであまり出回らないことで作ることが断念されていた本作りを何としても実現させるため私は決めました。1年で紙の製造場を作り本を作ると。





草は忍者とう感じの解釈でお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ