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令嬢はたくさんの顔を持つ  作者: ぱるしろ
7歳
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オベリア・フォン・ミリア7歳

長いあいだあけてしまいましたゆっくり更新していく予定ですよろしくおねがいします。5歳・6歳編はあとあとだせればなと思います。

 オベリア・フォン・ミリアは7歳を迎えそれを祝うパーティーが行われることになった。家族構成は父であり現公爵家オベリア領をおさめる領主オベリア・フォン・ギース元騎士で国王の側近で今は大臣を務めている国王に厚い信頼をされてる威厳がある人だ。というのが周りからの評価、家では家族にあまあまで私のわがままを「う~ん、ミリアしかたないなぁ今回だけだよ」とあまあまな顔で聞いてくれるぐらいだ。

 そしてその妻オベリア・フォン・アベル社交界の華と言われるぐらい綺麗で美しくよくいろんなお茶会からも招待されている。そして心配性。

 そして私の前に5歳上の兄オベリア・フォン・イオニス今は騎士団に入り寮生活中日々鍛錬をしているらしいマザコンにブラコンで向けられてくる愛がうっとおしいのが本音です。

 最後に私オベリア・フォン・ミリア前世の記憶を持ち5歳から奇行をしまくり専属使用人のランタナをふりまわしています。貴族の生活制限おおすぎ。


「お嬢様今日はおとなしくしなくてはなりませんよ」


「今日はさすがにおとなしくしてるわ…」


流石にオベリア家主催の私の誕生日パーティーなのだから主役でありオベリア家の娘である私がオベリア家の名に泥を塗るというのはさけたい。


そして今日の私の目的は同胞を探すためあとはネタ探しかしたっぷり出席者達を観察させてもらうわウフフ


「あの…お嬢様変な企みはおやめくださいね」


「あら、なんのことかしら?」


もしや顔に出ていたかもしれませんねきおつけなければ


「お嬢様そろそろ支度いたしましょう」


「そうね、お願いしますわ」


今日のためにと仕立て屋を呼びドレスを作ってもらいわざわざ宝飾品もそろえたのだ…一式そろえるのにどれだけお金を使っているのか知りたいけど知ったあとが怖すぎで聞けない私です。

支度をすませパーティー会場へ向うお父様とお母様のそばで挨拶に何人もの貴族の方々がいらっしゃりお祝いの言葉をかけてくれる。


「ミリア嬢お誕生日おめでとうございます。アベル様の幼いころとそっくりで可愛らしくいらっしゃいます。」


「ありがとうございます。バイス伯爵」


社交辞令なのはわかるけど大体来る人みんな同じことを言うので流石に疲れてくる。早く終わってくださいぃぃ

笑顔の仮面を付けつづけときたま頬がぴくつく表情筋が鍛えられますわねこれそんなことを思いながら受け答えをこなしつつあらかた挨拶が終わった。


「ミリアちゃん大丈夫?」


お母様が心配したように訪ねてくる。時々仮面がはがれそうになっていたのがばれてたのかしらそれが無理をしてるようにとらえられたのかもしれない。


「大丈夫です!!それよりいろいろ見に周ってきてもよろしいでしょうか?」


当初の目的ネタ探しを実行するのだ。


「今日の主役はミリアちゃんなのだから好きなようにしてもいいのよ」


「ありがとうございます。」


お母様達と離れキョロキョロしないまでも周りの人を見て回るさていいネタは転がってるかしら?呼ばれた者達は大体私と同い年のお子さんが多いので期待はできないかもしれない。


「こんにちはミリア様お初にお目にかかります。オルデシア公爵家の娘オルデシア・ヴォン・ローズと申します。」


優雅な立ち振る舞いと挨拶をされる


「こんにちはオベリア公爵家娘オベリア・フォン・ミリアです。」


挨拶をされたので返しいちお自己紹介をする


「ミリア様と呼んでもよろしいかしら?」


「ええ、私もローズ様とお呼びしてもいのかしら?」


「もちろんですわミリア様…ところでミリア様キョロキョロなされてましたが誰かお探しですの?」


「……」


キョロキョロしてない風をよそおっていたのに相手にはキョロキョロしてるように見えてたぁ不覚!!

さてどうしましょう理由が!!


「えーと誰かを探していたわけではなくただこういうパーティーは初めてなもので知り合いもおりませんしどうしていいのかわからず」


「そうでしたの!!やはり初めてで知り合いも誰もいないというのはやはりくるものがありますわよね!!私も先月初めてのパーティーで知り合いのいない中ではきついと思っていたのですけどお父様の友人の方の息子様がそばにいてくださったおかげで―」


「そこkwsk」


「へっ??」


「あっ」


息子様うんぬんのところで身体が勝手に反応しいつのまにかローズ様の両肩をがっしり掴み顔を寄せていた。やらかしたぁランタナに知られたら説教されるぅ

なんとかせねばなるまいて私


「あっあぁコホンッ失礼しましたちょっとめまいがしてしまいローズ様の肩をかりてしまいました。申し訳ございません」


謝罪の言葉と優雅な礼をしてみる


「へっあっそうですのお加減がわるいようでしたら…」


「あっいえもう大丈夫ですの心配ご無用ですわ」


罪悪感!!嘘を本当だと受け取られて心配されるこの罪悪感!!


「初めてのパーティーでそばにいてくださった息子さんはそのローズ様と親しい仲なのですの?」


「えっえぇまぁ5歳からの知り合いと言いますか兄のような方といいますか」


おやおや?顔をあからめてういういしいことターゲットはローズ様できまりかしらねここはいい友好関係をきずかなくては!!


「仲がよろしいのですね羨ましいですわ、私にもそういった殿方やローズ様のような友人がもっと早く欲しかったですわ。」


さりげなく友人認定


「これからたくさんの友好をお互いつくってまいりましょう」


「えぇそうですね…」


ネタ要因確保っと今日の収穫は上物ね

その後ローズ様と会話を楽しみつつパーティーはなにごともなく終わった。





途中から「ん?」という感じになってしまったのであとあと修正するかもしれません読んでくださりありがとうございます!!

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