村人アタック
人間かも分からない中途半端な人と話した後、僕達はこれからについて話していた。
「とりあえずね、僕は街の人とお話はもうしたくないかな」
「マスターは情けないニャー」
「ユキも行けばわかるよ。会話が成り立たない事がこんなにも怖いなんて、想像もしてなかったよ」
「優人はヘタレね」
リンナが横からぼそっと呟いた。
「リンナなんて?」
「優人はヘタレね」
「言ったな!リンナも行けばわかるって」
「残念ながら村人は1人もいないわね。残念だわー、話をしてみたかったのに」
クッソー、めちゃくちゃ悔しい。
「あっ、マスター」
サリナに呼ばれそちらを振り向く。
「マスター、あそこに村人がいますよ」
人間では不可能な揺れ方をしている村人が歩いてきていた。
リンナの顔が不安に襲われる。
「リンナ言ったよね〜、行ってみたいんでしょ?あそこに調査対象がいるから、リンナ行ってきてね」
「いや、あれは、言葉のあやと言うかさ。私、優人の事好きなんだよ?自分を好いてくれている人に酷いことしないよね?」
「リンナ、行ってらっしゃいノシ」
「鬼!!悪魔!!」
リンナは僕に罵声を浴びせながら、村人の方向に歩いていった。
数分後
「もうやだぁ〜。リンナお家帰るぅ〜」
仕方ないので、リンナの頭をなでなで。
「えっ、マスター、村人と話したら頭をなでなでしてもらえるのですか?」
なにそのホヤ食べたらエビの頭貰えるの?みたいなのりは。
「サリナも行ってきます」
更に数分後
「ほらほら、マスター、行ってきましたよ。頭をなでなでしてください」
仕方ないのでサリナの頭もなでなで。
「ふにゃ〜ん。気持ちいいです。マスターはテクニシャンですね♡」
なんだか、変な気分になってしまいそうだ。
頑張れ僕の理性!!ここで負けたら一生の恥だぞ。
僕の理性は何とか頑張ってくれた。
頑張ってくれた理性を崩壊させそうな出来事が発生した。
「ちょっと優人、もっと私にもなでなでしてよ〜」
そう言ったリンナが僕に身体を密着させる。
その密着により、僕におっぱいが...
「リンナさんだけずるいですよ。私にもなでなでしてください」
サリナも密着してくる。
4つのプリンが僕に......
「うわーん。助けてユキー」
思わず逃げ出して、ユキの胸に飛び込む。
「よしよし、怖かったニャー。ユキに任せるニャー」
「2人とも、マスターは初心ニャンだから、いじめちゃダメだニャー!」
「すいません」
「すいません」
このパーティーで一番リーダーにふさわしいのはユキだと思ってしまった。
「それで、村人と会話して何か分かった?」
「??」
「??」
「えっ、2人とも何しに行ったの?」
「優人が行けって言ったから、行っただけよ」
「マスターに頭をなでなでして欲しくて行っただけです」
くっそーなんて日だ!!
2人とも特に会話は出来ていなかったみたいだ。
「とりあえず、サリナは置いておいて、リンナは村人になんて聞いたの?」
「儲かってまっか?って言ってみたけど、奇妙な笑い声しか返ってこなかったわ」
なんてこった。
なんで2人で儲かってまっかって同じこと質問しているんだよ!
まさか、そんな所で仲良く同じことを質問したするとは思っていなかったよ。
「優人、思い出したらまた怖くなってきたよ」
これは頭を撫でろのサインかな?
なでなで。
「うへへ〜、リンナ幸せ〜」
「マスター、私も怖くなってきました」
なんだこの2人は、話が進まないよ。
仕方ないので、サリナもなでなで。
「私も幸せです〜♡」
「2人ともしっかりするニャ!!」
ユキの一喝に2人は背筋を伸ばした。
「すいません」
「すいません」
やっぱりこの2人は仲良しだな。
皆さまお待たせ致しました。まっさんです。
さてさて、村に到着してから数回ですが、全然話が進んでない!!
僕個人としては、そこまで急いでモンスターと対決する必要は無いかなと思っていますが、ダラダラしすぎですかね?
シリアス展開書いたら、その3倍ぐらいほのぼのイチャラブを書きたくなってしまいます。
僕も4つのおっぱいに包まれたいな〜
と思いながら暮らしていますが、夢は見るもので叶えるものでは無いのかもしれません。
だって2次元に行くことが夢ですから!!
そんなわけで、今回もお楽しみください。




