黄昏
特にやることも無く、1人で夕焼けに染まる街を宿から見つめていた。
「この世界は救済だ」
以前、闇に言われた事を思い出していた。
あの時は意味が分からなかった。
しかし、今ならば理解できる。この世界は救済なのだと。
全員が報わない人生を送り、その結果ここでその不幸を消そうとする。
ここで幸せな生活を送り、得られなかった幸せを手にしようとする。
そこで、僕は気になった。
僕は生きているのか?
元の世界で死んだからここに来たのか?
僕は胸に手を当てた。
ドクン、ドクンと心臓は動いている。
僕は生きている。
その事を心臓の音で感じた。
ならば、元の世界の僕はどこに行ったのか?
僕はこの異世界に来ているが、元の世界で僕はどうなったのか?
でも、どうでもいい事だった。
あんなクソ親に殴られ続ける人生ならば、死んだ方がマシだ。
「マスター、死んだ方がマシな人間なんて1人もいませんよ」
サリナが声をかけてくる。
「隣に掛けても良いですか?」
僕はもちろんだと答えた。
「なぜ死んだ方がマシな人間なんて1人も居ないと言えるんだ?」
この時の僕は少し苛立っていたと思う。
だって、あの人生を送ったのは僕だったから。
あんな人生、クズ人間に送らせば良い。
そう思っている。
僕の家族が送るべき人生では無い。
「人間は罪を償えるからです。人間だけが人を許すことが出来るからです」
綺麗事だ!!
「そんな事が出来るはずが無い!!」
思わず叫んでしまう。
「マスターは出来ますよ。だって、マスターは優しいですから」
僕が優しい?冗談はやめてくれ。
「マスターは優しいですよ」
サリナが僕の目をしっかりと見つめて、はっきりと言う。
今は心を読んでる事なんて気にならなかった。
「優しいなんて、そんな事があるはずない......」
「マスターは分かっているはずです」
「分からないよ!!僕は僕の目的のためだけに皆と旅をしてるんだ!!」
「なら、マスターはなぜ皆を助けると言ったのですか?怪我をすると心配してくださるのですか?なぜ離れるなと言うのですか?」
お願いだやめてくれ。
僕は僕の目的のためだけに生きてるんだ。
「自分の目的のためだけなら、なぜそんなに悲しそうな顔をするのですか」
「本当に自分のためだけなら、記憶が取り戻せて嬉しいはずです。たとえそれがどれほど酷い記憶でも」
「そんなの、記憶が辛かっただけだ。辛い記憶を戻して、悲しかっただけだ。だから悲しかっただけだ」
「マスターは皆の幸せを願っています。それは、優しさですよ」
「僕が皆を利用するために、優しくしてるように見せかけているだけだよ!」
「サリナは分かっています。マスターが誰よりも優しい心で、誰よりも苦しんでいる事を」
僕はその場を立ち去ろうとする。
「マスター」
立ち去ろうとする僕にサリナが声をかけた。
「私はマスターが好きです。今の優しくしてくれるマスターが大好きです」
僕は無言で立ち去る。
サリナならそれでも問題ないから。
ただ、心の中で。
ありがとうサリナ。僕もいつも気にかけてくれるサリナの優しさが大好きだよ。
少しだけ振り返ると、サリナは優しく微笑んでいた。
本当にお待たせ致しました。
ネタ切れ真っ最中のまっさんです。
時間がかかってしまい、大変申し訳ありません。
ネタが尽きて、ゲームしたりゲームしたりゲームで遊んでました。
はい。すいません遊んでました。
そんなわけで、今回は本編が少し短いです。
はやく考えないと迷惑かけてしまうと、焦っています。
そんなわけで本編の内容を
サリナ優しいですね。
サリナに優しく抱かれたい。
そんな夢を見つつ、今日も何の出会いもない1日を過ごしています。
リンナも悪くないですね。ツンデレからのデレデレからのヤンデレみたいなのはけっこう好きです。
ユキは、妹にするかな。
ユキに毎朝お兄ちゃんと呼ばれて起こされたい。
本編関係なくなってしまった!?
そんなわけで今回もお楽しみください




