No.2 ハゲピンチをチャンスに
かなり短くしてみました。初めは800文字で止まってましたが、1000文字行ってよかったっす
つー訳で、前の続きを言うと、せめてCは欲しいって奴だけど、訂正、Dは欲しい。
欲望の塊だぜ、俺は。
さぁて、本題に行きたいと思いまーす。
祐大は河こと河中島千沙が好きなわけで、俺は祐大を応援したいと思ってる。
そんな訳で、だ。
俺は今、女子の軍団の中央にいる河の目の前にいる訳で、なんつーか視線が痛い訳で、
簡単に言うと、こけた拍子に河のスカートをずらしてしまった訳で、
あ、
「訳で」が口癖になってるし。
そんなことより!
一刻も早く弁解しなければ……。
「その〜、あれだ。不慮の事故って奴だ。」
じぃーーーー。
うわぁ、一人も信じてねぇ!
これは流石の俺も堪えられねぇ。
どうする? 土下座か?
「もぅ、いいよ。」
不意に今まで黙っていた河が言った。
ここにいる女子はみんなで猛反発した。
そこまで、俺に何かしたいのか?
それとも、何かさせたいのか?
複雑な気持ちが俺の頭を制圧する。
「ただし、条件があるわ。」
ゴクッ。
唾を飲む。
周りからはピリピリとした空気が漂う。
若干の間を取って……、
「私達と今度の日曜日デートしてもらいます。」
「「「えぇ!?」」」
女子に混じって、俺も言った。
罰と言うよりご褒美に近いんですけど……。
「メンバーは貴方の友達1人と、私の友人1人。」
ほぅ、ダブルデートですかい。
ま、相方は祐大で決まったな。
「1つ聞くぞ。」
「何?」
「もし、俺が醜い獣になったらどうするんだ?」
「貴方にそんなこと出来るの?」
ハイ。
出来ませんよ。
つーか、河ってこんな性格だったっけ?
もっと大人しかったような……。
――放課後――
帰りは祐大と2人で帰っている。
まぁ、話す内容は決まっているが。
「マジで?」
言った瞬間、祐大の瞳が煌めいた。
純粋なんだな。
いや、嬉しいよ。
純粋で。
腹黒い奴なんて嫌だし。
「とりあえず行けるんだな?」
「当たり前だ。」
よし、これで後は日曜を待つだけだな。
くっくっく。
楽しみだぜ。
――翌日――
祐大からの大至急のメールが届いた。
内容には驚かされた。
『泰世、聞いたか? 相手は河と水瀬なんだって! あと、威裟矛のカップルも来るらしいぜ。』
という内容だった。
どこが驚くかって?
水瀬だよ。
水瀬ってのは、チョー美人で、チョー巨乳で、チョー成績良くて、チョー性格がいいんだ!
名前も水瀬円なんだぜ?
まどかっていう響きがいいと思うんだよ!
こりゃあ、楽しくなりそうだ。
秋って寒いですね。ますます家に籠っちゃってますよ。・゜・(ノД`)・゜・。 お陰で小説書けますがね