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異世界に転生  作者: 寿 日和
第二章 学校編
7/30

学年主席

次の日は入学式的な事が行われる日だった。

朝早くに先輩に呼び出された。

「お前がラース・ウィルターか?」

「そうですが、何でしょうか?」

「俺はこの学校生徒会長しているキュラ・ベーソスだ」

「その会長がどのようなご用件で?」

「お前に学年主席の言葉読んでもらうためその紙を渡しに来た」

「学年主席ですか?」

「そうだ。毎年特待生にしてもらっているのだ」

「では他を当たってください」

「ん?知らないのか?特待生は毎年2人までしか取らないのだ。そして片方が普通の特待生。もう一つが十傑会これは10人で構成される特待生の更に上だ」

「それで僕がその十傑会の一員だという事ですか?」

「そういう事だ」

「分かりました。伝統と言う事でしたらお受けします」

「ありがとう。困った時は力になるからいつでも相談しに来てくれ」

「はい。宜しくお願いします」


俺は皆の前で喋らなければならない。

5歳児が10歳以上年上もいる中で代表として話す辛さを知ってくれ。

そんな事を考えていても時はやってくる。

校長の話が終わり、俺の番がやって来た。


「これより今年度学年主席のラース・ウィルター君に挨拶してもらう」

教頭が司会をしている。

俺は舞台に上がり渡された紙を読んだ。


それからホームルームに行った。

特待生はホームルームのみ必ず出なくてはならない。

もちろん十傑会の人達は行かなくていい。

しかし、俺は初めてだったので、行く事にした。

雰囲気を知っておきたかったのだ。

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