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実力
「まずあなたをテストしたいと思います」
「宜しくお願いします」
「あなたはどの属性の魔法を使えるのですか?」
「全て使えます」
「では好きなのを一つ選んでください」
驚きながらそう言った。
「闇にします」
「分かりました。一番自分が凄いと思う魔法を見してください」
「あの~・・・」
「何でしょうか?」
「此処だと生き物に被害が出るので出来ません」
「えっ!?」
流石に驚きを隠せない様だ。
「そうですか。それ程使えるのでしたらテストはなしです」
「いいんですか?」
「ええ。試すテストなのでしなくてもいいです」
「では授業を始めます」
「質問良いですか?」
「どうぞ」
「先生は階級ってどのくらいなんですか?」
「火水風土と召喚魔法は聖級で、光闇と治癒魔法が上級、転移魔法が中級です」
「4つも凄いですね」
「あなたの才能ならすぐに抜けますよ」
「頑張ります」
「はい。試験はどこまで受けましたか?」
「受けていません」
「えっ!!」
その後も会話続き試験を受けないと階級を名乗れない様だ