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*初恋*  作者: くぅにゃん
*第2章*
5/33

*鏡夜のピンチ*

次の日。

「いってきます」

「いってらっしゃーい。頑張ってね」

家を出て鏡夜と約束している場所に行く。

もちろん、鏡夜(アイツ)の姿はない。

待ち合わせ時刻を4分上回り、ようやく来た。

「はぁっはぁっ…わり!遅くなった!」

「遅ぇよ」

「いやーなんか、かーちゃんがさー」

「言い訳要らない、はやく行くぞ」

駅に向かって歩いた。

これ電車の時間、間に合うのか…?

「怒ってる?マジ悪かった!」

「…別に怒ってねぇよ」

「おっ、良かった」

「…お前勉強したのか?」

「へ?」

「今日小学校の内容総まとめテストがある」

「そうなのか?!」

「昨日言ってただろ」

「お前のクラスだけだろ〜」

「…学年で」

「ぎゃああっ!もう駄目だぁあぁっ!!」

「…順位と得点下駄箱に掲示するらしい」

「はぁっ?!つか俺不利だろっ!」

「俺の知ることか。」

「電車の中で教えろぉおっ!」

「…まぁいいけど」

*****

電車の中で。

「理科と算数がわからん」

「単元は?」

「理科は全部わかんねー。算数は確率とか」

「…理科は諦めろ。」

「えぇーじゃあ算数は?」

「…教えてやる」

*****

この馬鹿を理解させるのは難しかった

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