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*初恋*  作者: くぅにゃん
*第2章*
3/33

*スカウト*

運悪く、俺たちはクラスが別だった。

「ちぇー、マジかよー

じゃーまた後でなー」

俺のクラス、1-Eに入る。

指定された席は窓側の一番後ろ

…まぁいい席だった。

「西園寺くんだよね、

隣の立花舞姫です。よろしくね^ ^」

「あ…あぁ。よろしく」


…立花舞姫、か。

---------------------

HR(ホームルーム)終了後。

廊下に出ると、鏡夜が居た。

「おっ、真翔っ」

駆け寄ってきた。

「つかさー、

なんで俺ら離れなきゃいけないわけ?」

「俺に聞くな」

「ま、いいかー、会えるしな^ ^」


「荒波くんと西園寺くんですねっ?!」

名札の色からして中2だろうか、

2人の女子が俺らの前に来た。

「そうっすよ^ ^」

気安く応える鏡夜。

「入学早々失礼しますねっ

雑誌編集部部長と写真部部長です。

新年度初発行のお題が

『新入生のイケメン&美女スクープ』

なんですよ!

生徒に聞いたところ、2人が好評だったので是非お願いしたいのですが…」

…俺はぜってーやんねー。

と思った矢先。

「俺たちやります!」

「は?!」

「本当ですか?!

ありがとうございますっ!」

「は?!おい待て、てめぇ…」

「荒波くんと西園寺くんOK、と。」

…ちょっと待て。俺OKなんて言ってない…

「楽しそうだし、いいだろ^ ^」

「何がだよ、ったく…」

「ではこれ、お願いしますね^ ^

失礼しました」

俺たちに封筒を渡して行ってしまった

『明日の午後2時に、

雑誌編集室にお越しください』

と描かれていた。

「ったく余計なことを…」

「楽しそうだからやろうぜ、な^ ^」

…断れねぇ。

「…やってやるよ。しょうがねぇな」

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