表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
旅鴉  作者: なぎ
次の世界、己が作る己の形,Tips data『 』beginning of.........
4/14

Different world 『■』text data「4」魂の漂流。

章追加!(追記)過激表現注意!


こうは何も光や原子一粒でさえ存在しない、どこまでも広がる空間を漂っていた。

そこではこう自身が異物に感じられる程何も存在していない空間、例に漏れずこう自身も分解し始めたが痛みは不思議と無かった。


「すごいな、すごい景色だ」


何も存在しない空間は光が無い、人間の目には何も見えず闇が広がっているように見えるが空間の穴に入ったと同時に分解され漂う自身の原子は見えるようでとても綺麗で幻想的な景観になっていた、原子一つ一つ流れが違うのに原子同士ぶつかる事は決して無い流れた原子は空間の波となり消えて行く、景色を眺めていると不意に景色が途切れただ暗い空間に戻ってきたと思ったら周りが見えるようになっていた、自分に付いていたケーブルも先端が解けていてただの意味のないケーブルのみになっていた。


「……」


喋ろうとして口が既に無いことに気がつく、周りはただ白く何処までも白が続いていた、相変わらず光はないがなぜか目より視界がよく360度一度に視界を確保出来ていたし、光が見えなくても見える。


(この空間に終わりが見えないがこれからはどうなるのだろうか…)


そう思っていたがかなり遠くに何か粒子が流れる”壁”としか表現出来ない何かがあったその壁は段々と近付いて行き遂に壁に追突した…と思ったが簡単に通り抜けてしまった、だがここからがこうの地獄の始まりだった。


(ッ!?痛い!潰されるっ!やばいやばいやば……)


遂に思考する余裕もなくなり、ただただ痛みに耐え何かに潰されまいと抵抗をし続けていた、その間も、こうが最初飛び込んだ初速を保ち続け進んで行く、こう自身ただ痛みに耐え続ける事だけに己の全てを使っており時間の感覚すら曖昧になっていた、そうしてこうは何故自分はこの激痛に、苦しみに自分が耐えてなくちゃいけないのか疑問に思った、そうこうは耐えなくても良いのではないか、と思った。


その瞬間自分の過去が走馬灯のように一気に記憶の中を走り抜ける、こうは思い出したくも無い過去を思い出し抵抗力が落ち魂が軋み微かな音を立てるそして最後にバイトに行く前、何かを作る途中で…何を作っていたのかは思い出せなかっがそれでも許せなかった中途半端に作り完成させないなど許せなかった、そう思うと痛みに耐えられたしさっさと自分の趣味に戻りたくなっていた、そう思っていると、自分自身の過去が更に遠くの過去に思えた。

気が付くと自分を圧殺する程の痛みが無くなっていた少し押される感覚がするが、お風呂に浸かる時かそれ以下だった。


気がつくとこうは出口が見え初めていた事に気が付いた出口は最初入った時の円形に無理やり割られた穴とは違う綺麗な円形だったの穴だった、あまり早くない速度で潜ると、そこは真っ白だった、いや真っ白に見えると言う表現の方が正しい、光の存在しない所にいた影響か何も見えなかったが、何処かにふよふよと流されているのは自覚できていた。


(何処に向かって流されているのか周りが見えないからわからないな)


だがふよふよ流される感覚は案外心地よく流されるままに漂っていると何かに吸い込まれるようにして意識が途切れた...






「いてて...何だったんださっきのはって何ここ」


そこは石レンガを積んである四角い清潔感のsの字も無い部屋だった天井には蜘蛛の巣があり床は血まみれで古いカピカピの血からまだ暖かい血まで揃っていた、床に倒れていたこうはデジャブを感じつつ起きあがろうとして全身に激痛が走るも立ち上がった。


「傷だらけの手足が見え傷が無い所も古傷に覆われていて元の肌の方が面積が少ないまでの傷の量だった。


「えげつないな」


そう呟き現場の情報整理しようとして…


「あ?今日は生が良さそうじゃねーか、良い悲鳴あげろや」


そう言う柄の悪そうな機能性のなさそうな服を着た男が現れた、その男は右手に鞭を持っており無造作に振り上げると…思いきりこうの左肩に叩きつけた。


「うっ痛ッガッ!?」


こうは反動で倒れるように転んだ、倒れた拍子に白と銀が混ざったような長い髪が顔にかかる。


(思った以上に体に体力がないし体重も無いそれにしても痛い、すごく痛い)


そう考え事していても、体は条件反射的に瞳から涙が溢れ出る顔は意味が分からずに情報の整理も現状の確認も出来ないこの状況に困惑と恐怖が入り混じった表情に男は、ニチャアと気味の悪い笑みを浮かべ。


「そうその表情最高だよぉ〜急に暴力振られて怖がるカ・オ最高だなぁ」


そう言いつつまた鞭を振り上げ…


「オイ!時間だぞ!延長は金払えやァ!」


男の背後の扉が強くドンドンと殴るように叩かれるすると男は不機嫌そうな顔をして。


「チッ廃人って聞いて少ない金しか払ってねえ…クソッ」


そう愚痴を吐きつつ扉を開けて出ていった、こうはチャンスに思った現場整理のチャンスだと幸い倒れたままでいる時にこの体の断片的な知識からステータス的なものがあると知った、これ以上ない収穫だ早速確認して抜け出さなければならないそう思いこうは早速倒れたまま現状確認する事に決めた。


「ステータス」


そう呟くと目の前に一切飾り気の無い、必要最低限の情報しか無い四角いウィンドウが現れた、そこに書かれていたのは。


_____________________


name:  Lv1


muscle strength:80


magical power:10084200


Attenuation:120


skill:「物質転移」「瞬力」「暗算」


Unexpected skill:『座標』

_____________________

(力尽くでは何も出来ないな、魔力は...高いんだろうけど、平均基準も使い方も分からない。唯一使えそうな物質転移はどうやって使えば良いんだ?男が来る前に結論を出さなければ)


以下の通りに書いてあった、こうは考える、この状況から脱出できる方法を...


書き溜めてデータ逝くの怖いからやっぱり書いたら側から投稿します...

意見変えてごめんよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ