僕と精霊の秘密談義
僕の周りには、
精霊がいる。
だから要領良くは、
考えない。
それを精霊に怒られる。
"僕たちに頼るのかい。"
僕は山伏ではない。
だから巻頭の茶漬けを
食べていける凡人だ。
夕闇が恐ろしくて
泣いてしまう忠実の扉がある。
叩いて出れば、
僕は異世界人。
でもまだ精霊といたいの。
待っててね、世界。
いつか終わりを観よう。
でも早すぎるでしょ。
確実に世界は反転を止めた。
だから山椒をうなぎにかけるの。
白焼きだっていいじゃない。
決まり手は龍。