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スチーマー野口、あったか蒸気でお肌ツルツル

作者: しいたけ


「居たぞ!! 左手が20A鋼管の男だ!!」



 住居の屋根伝いに闇から闇へ、それを追う警察も闇から闇へと忙しなく…………



 暴飲暴食で鍛えた孤独なsyndrome揺らし出せば、お腹にまといつく翳りはメタボと言う名のかたまり。許されるはずも無いピース(チキン)&デブを合言葉に左腕の先がSUS304(ステンレス20A鋼管)の男【スチーマー野口】が今日もあったか蒸気を出していた。



「大人しくしろぉ!!」



  ──ガシッ!


 警察の一人がスチーマー野口の足首を掴み食らいつく!



「おっと、優秀なお巡りさんは困るぜ!」



 スチーマー野口は左腕の20A鋼管を警察官へと向けた。



  ──シューッ……



 警察官の顔を包み込む優しい蒸気が放たれる。


「き、気持ちいぃ……♡」


 美肌効果抜群のアロマ蒸気で、思わず警察官も足首を掴む力が緩む。


「へへ、あばよ!」


 警察官の手を振り払い、スチーマー野口は高熱の蒸気を撒き散らしながらその姿を眩ました―――!!



読んで頂きましてありがとうございました!

(*´д`*)

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― 新着の感想 ―
[一言] 平凡なサラリーマンだと思って生きていたら、左手がスチーマーだったんですね。 我々もある日突然気付くかも知れない。
2020/02/17 18:13 退会済み
管理
[良い点] ユニークで好きです。(^。^)
[良い点] 相変わらずの面白さ (*´▽`*) [一言] 最強菌糸先生! ちょこっとネタぱくっていいですか? (;'∀')
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