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再孤独

それまではよく話した。

話したというか、アイツのドジを私が笑ったりしてたみたいな感じだ。

でも、それだけでも楽しかった。

その日々もあの夜に終わった。

『明日は何を話すかな』

独り言を繰り返していると、変な奴が入ってきた

『エリックか!・・・エリック?・・・じゃないのか?』

顔はエリックそっくりだが何かおかしい

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

何かブツブツと唱えると、何故かいつも寝室にいるはずのナロとその妻が立っていた。

『っ―』

声が出ない。出せない。

彼らは二人同時に首を切られたからだ。

「お母さん!」

娘が駆け寄ろうとすると

アイツは娘を弾き飛ばした、そして娘は姿を一瞬で消した


天使の中で私達だけが魔法使いなのかもしれない


エリックが言ってた。

となると、エリックかその弟・・・あるいは本当にただの魔法使いかもしれない。

暗闇に包まれ分からない

小僧は?

まだ来てない・・・

「な、なんだこれ・・・」

来てしまった。

『逃げろ!!』

私は叫んだ

でも、道具の声が普通の人間に聞こえるわけがない。

それでもその場に固まる彼に叫んでいた。

そして彼も娘のようにどこかへ飛ばされた。

「・・・チッ・・・いないか」

小さく呟き、アイツは外へ出て行った。


あれから私はまた孤独になった

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