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チロさんの日常 ③

  昼食前のまったりとしたひと時、五月先生が新聞を読んでいます。


 テッテッテッテッテ……。

 カサカサカサ……チョコン。


「チロ? 新聞読めない」


 クゥ〜ン?


「新聞の上で伏せしないで。しかもお尻向けて」


 クゥ〜ン……。


「五月様、お昼できましたですよ」

「ん。ほら、チロ、新聞終わり」


 ガサガサガサ……。


「ほら、たたんだからこの上に乗ってな」


 テッテッテッテッテ……。


「……って、乗らないのね」

「サラダのドレッシングは何がよろしいですか?」

「んー、ごま」

「あい、ごま。チロにきゅうりあげるのならかける前にしてくださいましね」

「ん」


 昼食の片付けの後、めいとさんがメイド服専門雑誌を見ています。


 テッテッテッテッテ……。

 カシャカシャカシャ……チョコン。


「チーちゃん? ページが見えません」


 キュイ〜ン……。


「メイド、コーヒーいれて」

「あい。ほらほらチロさん、雑誌閉じますよ」


 ペタン……。


 グー、テッテッテッテッテ……。


「五月様ぁ、チロさんまたふてくされました」

「かまって欲しいのはわかるが、ゆっくり読みたいよな」


 ガシガシガシガシ、ガシガシ……。


 チロさん、ほねでストレス発散しております。

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