第二十四話「宮島JD、打ち上げで解放されすぎる!」
テスト終了、会場を出た瞬間
楓「おわったあああああああ!!!!」
さくら「静かにしろw」
みのり「ギリギリ…単位…残った…」
ひより「もう…寝たい…」
楓「寝るな!!今日は打ち上げじゃ!!!」
会場前の坂道で作戦会議
楓「居酒屋?カフェ?どこ行く?」
さくら「せっかくだから学生街の新しくできた居酒屋行こ!」
みのり「唐揚げ…ビール…」
ひより「私…ジュースで…」
居酒屋イン!
さくら「はい!テストお疲れさまでしたー!」
全員「かんぱーい!!」
楓「からあげ!からあげ!あとポテト!あと枝豆!全部頼め!」
みのり「落ち着け大食漢」
ひより「私…オレンジジュース…」
1杯目:とりあえず悪口大会
楓「あの教授の問題だけ絶対性格悪い!」
さくら「わかる!」
みのり「しかも絶対こっちの顔覚えてないくせに口だけ偉そう」
ひより「でも…みのりんがいたから解けた…ありがとう…」
みのり「もっと褒めて」
2杯目:勢いで恋バナへ
さくら「ところでさ〜〜!みのりんはあの男子とどうなのよ!?」
みのり「もういいって!!!」
楓「デート行け!!そしてレポ頼め!!!」
ひより「ずるい…私も鹿以外で彼氏欲しい…」
全員「鹿やめろwwww」
3杯目:楓のカラオケモード発動
楓「歌おう!!!すぐ歌おう!!!」
さくら「店ここ居酒屋やからカラオケないwww」
楓「え〜じゃあアカペラで行けるわ!!」
みのり「店員さんに怒られる前に黙れwww」
4杯目:ひより、限界
ひより「オレンジジュースなのに眠い…Zzz…」
さくら「寝るな!!帰れなくなるぞ!」
みのり「こいつ絶対宅飲みの時も寝たし…」
楓「起きろ!からあげ追加じゃ!!」
シメのデザートと未来の話
さくら「テスト終わったから、春休みなにする?」
楓「カープ観に行く!!由宇も!!」
みのり「恋愛しなさい」
ひより「私は動物園行く…鹿と…」
全員「また鹿!!」
会計後、外の夜風で深呼吸
楓「は〜〜〜お腹いっぱい!最高!!」
さくら「またテスト前は地獄だろうけど、打ち上げは楽しみだな!」
みのり「次は単位余裕で取りたい…」
ひより「私も…ノート探すとこから頑張る…」
笑い声と春の夜風が、いつもの4人をやさしく包んだ――。
つづく