第27話 お菓子パーティ
バイト帰りにコンビニに寄った私はスイーツを買っていた。めちゃくちゃ甘いものが食べたかったんだ。
「という事で……お菓子パーティしよう!」
「いやいや!理子いきなり過ぎない?」
「いいじゃん!2人でお菓子パーティ楽しいでしょ?」
「楽しいけど……楽しいけれども……最近太り気味だから……」
「どこがよ?痩せてるじゃん!」
「見えない所がちょこちょこと……」
「じゃあ私だけでやるからいいよ!」
「た、食べないとは言ってないよー!いただきます!」
これが昨日の夜の話……そして今日はというと……
「お菓子パーティだー!」
「いえーい!」
「わーい!」
私の家に桜、桃華、早苗が来たのだった。理由は文華……ではなく私だ。遡る事8時間前……
「昨日さ、お菓子食べたかったんだよねー」
「お菓子?マシュマロとか?」
「早苗はお菓子と聞いて1番最初に出てくるのがマシュマロかー……でも美味しいよね。」
「早苗らしいけどね。私はやっぱりチョコレート系かな?きのことたけのこのやつ!」
「定番だね、私はきのこ派!」
「私もきのこだな……クッキー美味しいし。」
「マジか、たけのこ派なんだけど?てかたけのこの方が人気なんじゃないの?早苗はどっち?」
「私もたけのこ派だけど……理子がきのこ派なのは驚いたなー……」
結果として私と桜はきのこ派、桃華と早苗はたけのこ派だった。
「文華ちゃんはどっちなの?」
「聞いてみる……」
私は文華に聞いてみた……そしてすぐに返信がきた。
「たけのこだって……」
「3対2ね。でも、久しぶりに両方食べたくなったし、今夜は理子の家でお菓子パーティね!」
「いいですね!文華ちゃんはOKって来てるよ!」
「私の意見は⁉︎」
「4対1で否決されました。」
「私の家なんですがー⁉︎」
そして現在に至る……
「部屋がまた散らかる……」
「私も片付けるから……ね。」
私が頭を抱えながらも文華も手伝う……と言ってくれたので……
「ねって!文華は同居人だから当たり前でしょうがーー!」
私は文華の頬をつねって反省させた。
「はいはい痴話喧嘩もほどほどにね!」
「誰が痴話喧嘩よ!」
桃華に言い返したがお構いなしにお菓子の袋を開けて行く3人……こうなったらこっちもやけ食いだ。
「それでこのお菓子は今日中に処理できるの?」
私はチョコチップクッキーを1つ口頬張って聞いてみた。
「そんなの無理に決まってるじゃん!」
「そうですよー、こんな量5人でも食べきれませんよ?」
私と同じくチョコチップクッキーを食べる桜にマシュマロを食べる早苗から普通に無理と伝えられた。
「食べきれなければまた来週来て食べるわよ。日持ちもするしね。」
「いやいや!ウチはお菓子の貯蔵庫じゃないんですが?」
「じゃあみんなで分けて帰ろうか。」
「そうしてよ!ウチの冷蔵庫も貯蔵する場所も限られてるんだしさ!」
私はプレーンビスケットを齧りながらそう言った。
「じゃあ話し合いも纏まったという事で……お菓子パーティだー!食べよ食べよ!」
桃華の合図で食べる速度はさらに加速する事になった。極め付けは氷菓子のお祭りになった。
「次はいつお菓子パーティする?」
「私の気が向いたらね。」
「一生無さそう……」
「ありますよ?昨日夜中まで2人でお菓子パーティしてましたから。」
文華のその言葉に3人は目を見開いた。
「嘘でしょ?2日続けて?」
「いや、ちょっ……」
「理子、油断してると一気にくるよ。」
「いや、だから私は止めたじゃん!」
「一人暮らしだとなんでもありになっちゃうけど止める所は止めないと取り返しつかなくなるよ?」
3人にガチめに心配されたが今回私は誘ってないし、なんなら開催したの3人で文華の了承があって多数決で私が負けたからなのに何でこんな目に……
「大丈夫です!私が理子の健康管理しっかりしてますから!」
「そうよね!文華ちゃんがいるなら安心ね。」
「だからなんで文華の方が信頼あるのよ!」
その後はまたお菓子を食べて気がつけば朝になっていた。なので寝不足のまま私たちは大学へ向かったのだった。
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