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幽霊

話はとんとん拍子に進んだ。彼女には仕事をする人が必要で、私には職が必要だった。そして女性配信者に関わる仕事なぞ、やらない理由がないのである。


しかし、問題がないわけではなかった。先の面談で私は一つ嘘をついた。幽霊なんて信じていないといったがあれは嘘だ。幽霊は実在する。人が次々と辞めていったのは幽霊の仕業である。何故そう言い切れるか。実は私には霊能力があり、見れる聞こえる触れるのだ。そして、部屋にはいってからずっと悪霊然とした幽霊がこちらを見ていた。今もこちらを睨んでいた。


「こっち、こっちやで」

熊型ロボットに促され、職場へ向かう。彼?は いっち君 と名乗った。

「これからよろしくやで」

挨拶を交わす。


職場へ着き仕事をこなす。幽霊はついてきていた。

仕事が終わり、住み込み用の部屋へ案内された。

部屋に入り、ドアを閉める。

これで、部屋には幽霊と私の二人となった。

幽霊はずっとこちらを睨んでいた。私も幽霊を睨んだ。

お互いにただで済ませる気はないのだ。

油断なく、空手を構える。

さあ、戦いのときだ。



 

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