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謝罪と提案

「し、失礼」

彼女は謝罪した。私は気にしていない旨を伝えた。いつものことである。私は良く女性に間違えられた。容姿も声も中性的で、名前する女性でもおかしくないからだ。彼女も私のことを女性と勘違いしたのである。ここは女性向けのタワーマンションだ。ならば募集するスタッフも女性であろう。ということは採用は望むべくもない。話を聞く限り、ここは理想的な職場に思えた。しかし、無理筋であることは明白だ。私は瞬時に内定を諦め、次へ向けて動くことにした。


「・・・・いや、女装してもらえば・・・・・いけるか?」


すっげえ不穏なセリフが聞こえたようであるが、気のせいであろうか。いや、全然大丈夫ではないだろう。女装すればいける?そんなことはなかろう。質の悪い冗談であろう。彼女のほうを見る。あ、これガチのやつだわ。


「女装して、現場にでてくれないかしら」

私は頭を抱えた。

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