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疑惑

 求人情報に乗っていた連絡先に連絡し、アポを取る。指定時間に指定された場所に向かう。到達し驚愕する。思っていたより、遥かに遥かに立派なマンションであった。タワーマンションといっても差支えはないだろう。疑問が沸々と湧き出てくる。こんな立派なタワマンでなぜ求人が出たのか?超大至急という記述から求人に困っているような感じだ。しかし、こんなタワマンで求人に困るというのはどういうことだ。まさか、場所を間違っていたのだろうか。その可能性が高そうである。もう一度連絡する。あってました。そのまま採用面接をするとのことで、タワマン内部に入るよう促される。

 

 内部を見ても、とても立派なタワマンに見える。やはり怪しい。何が裏があるのではないだろうか。


「いらっしゃいやで。あなたが応募してきたイナバさん?」

そう声をかけてきたのは熊型のロボットであった。最近の技術には驚かされる。首肯する。

「こっちやで。ついてきてや」

熊型ロボットについていく。応接間につく。疑問は既に疑惑に変わっていた。こんな立派でいかにも金がかかっているようなタワマンで求人があるのはやはりおかしい。一体、私は何をさせられるのだろうか。疑惑を抱えたまま、私は応接間にエントリーした。

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