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楽しくお買い物

「中々にカッコよく出来たな。でもお助けマンか。もっと他に良い名前あったかもしれないな」

「でも、陰晴はどんな名前だろうとカッコイイよ」

「そうかイト。良いこと言ってくれるな、まあ、もうお助けマンって言ってしまったしお助けマンでいいや。あ。そういえばバトラー。今回はよくやってくれたな。あの爆発の時に逃げる&証拠として分身を置くのマジでグッドやったぞ」

「ありがとうございます。主様」

「ほんじゃあ。今から何かしたいことあるか、イト?」

「そうですね。陰晴と一緒なら何でもいいですよ」

「そうか俺もだよ。イト。でもそうだな。今日はせっかくの日曜日だし、一緒にお出かけでもするか」

「お出かけですか。いいですね。何処にしますか?」

「何処か?そうだね、じゃあショッピングモールでもいくか。何故ならイトに可愛い服をたくさん買ってあげたいからね」

「可愛い服ですか。良いですね。じゃあ行きましょうかショッピングモールに」

「ああ。そうだな。ついでに昼ごはんもそこで食べるか」

「うん。そうしましょうか」

「じゃあ、サクッと準備しますか」


 ――――――――――――――――――


 二人でラブラブ着替えて、ショッピングモールに向かって歩き出す。

 ショッピングモールまでは大体歩いて30分。一人だったら結構歩くの苦痛だけど。もちろん精神的な意味で。イトと一緒だったら一切苦痛ではない。むしろ最高だ。


 そんなわけであっという間にショッピングモールに着きました。

 因みにこのショッピングモール店員の3割が俺の眷族だ。

 自分でも結構多いというか侵食していると思う。でもこれには理由があるんだ。

 このショッピングモールが出来たのが2年前で出来た時に凄い求人があった、ほんで、まあ眷族一杯作れる状況にあった俺はお金欲しさと何となくで大量に眷族作って求人に片っ端から応募していった。

 ほんで簡単に採用されていった。

 まあ、その当時は少し不思議だったが今思うと、心の底から当たり前だと思う。

 だって俺の眷族メチャクチャ優秀な上に全員ある程度が顔が整っているんだもん。


 そりゃそうだよ。俺が人型の眷族を創る時に不細工を作ろなんて考えたりせんから、まあ必然的に眷族は全員ある程度の美形になるよそれは。もうこのある程度の美形というのが接客業において強すぎる。

 更に言えば俺の眷族は全員一度手に入った情報を頭の中の辞書というかコンピューターみたいなもので保管出来共有できるか、まあ基本的に一度言われた内容を忘れることはない。

 更にまあ、眷族というか悪魔だったり妖怪なだけあって皆人並外れた力を持ってるし睡眠というか休息を取らなくても平気。更に基本ストレスを感じたりせんからクレーム対応とか一切苦痛にならない。

 接客をスマイルでしっかりと全員行えるし、眷族達によって蓄積された膨大な経験からその人のお勧めの商品なんかを瞬時に判断して完璧に勧められる。

 その他、犯罪とかも一切なくなった。万引きとか感知能力持ちの眷族の餌やし、置き引きやスリなんかも探知能力持ち眷族や読心能力持ち眷族の無双タイムフィーバーやし。

 うん。もうチート。マジでチート。


 それはまあ3割も侵食するわなってんだ。

 いや。まあ正確に言えば最初の方は眷族が余りにも優秀過ぎて5割くらい侵食しだしたのだが、途中気が付いたらかなりの数の眷族が優秀さを認められて本社に引き抜かれたり別の所で店長を任されたりしだしたからな。マジで自分でも驚くぐらいにいろんな方面で侵食していっている。


 頑張れ眷族・ありがとう眷族。


 さてと、前置きの話が長くなったが、早速イトとショッピングモールでラブラブデートしていきますか。


「というわけでイト、今日はイトの為に色んな服を買おうね」

「うん。ありがとう。陰晴」


 そんなわけで俺が向かったお店は俺の眷族が運営している服屋。

 名前は異世界ドリームに来ています。

 このお店は名前の通り夢のような服が置いている店です。メイド服とかチャイナ服とかナース服とかキャビンアテンダントの制服とか等々の基本的なロマン服は全て置いてあり。

 更に異世界というだけあり、魔法使い風衣装に武闘家風衣装に女戦士風衣装、踊り子の衣装に女勇者の衣装等々の普通じゃあ絶対に買えないような素晴らしい衣装が揃っている。


 つまり最高の店というわけだ。

 主に俺のような変態ゲフンゲフン紳士にとっては。


「ほい来たぞ、今日は何か良い新作出来てる?」

「それはもちろんでございます。主様」

「おいおい。こういう場所では主様って言うなって言っただろ」

「あ。そうでしたね。申し訳ございませんお客様」

「まあ、いいや、じゃあ早速新作を見せて貰おうかな」

「はい。ではまずこちらをどうぞ。ゴスロリ風のメイド服です」

「おお。これはまた何ともまあそそられるな」

「では。陰晴着替えて来るね」

「ああ。分かった」


 着替えること3分


「じゃじゃーん。どうかな、ご主人様」

 それは余りにも美しかった。可愛かった。最高であった。ゴスロリ風メイド服というだけあり、黒を基調として非常に可憐かつフリフリたっぷりのメイド服が出来上がっている。これは神だ。


「グハ」

「可愛すぎて吐血してしまった。普段皆から主様、主様って呼ばれるせいもあり。ご主人様の破壊力が高すぎる」

「フフフ。それは良かったよ。じゃあ家に居る時はこの服を着てご奉仕してあげる」

「それは最高だよ。マジで最高だよ。取り敢えず買った。これは買いだ」

「お買い上げありがとうございます。では次の服に参りましょう。次はこれです。キョンシー娘です。ではイト様お着換えの方よろしくお願いします」


「はい」


 待つこと5分


「じゃじゃーん。どう、ピョンピョンのピョンピョン、ほら呪っちゃうぞ」

 全体的にチャイナ服に似ているが、色がキョンシーらしく紫や緑に黒を基調としたおどろどろしい感じで、頭にキョンシーって感じの可愛い帽子をかぶり顔にお札を張っている。そうして張っているお札がイトの素晴らしく可愛らしい顔を絶妙に隠すことになり。隠すことによって出る、それを見たいという欲求、そしてどんな顔をしてるのかという創造力、妄想力。そう言ったものが非常に掻き立てられる。


「呪って下さい。イトキョンシー。・・・・これまた凄い業の深い物を作り上げましたな、店主」

「いえいえい。お客様の応援あってこそですよ」

「いやはや、しかしこのお札によって顔の一部が見えないというのが凄く劣情を誘うわ。何だろう、うんこれはチラリズムの一種だな。取り敢えずこれも買いだ」

「お買い上げありがとうございます。では次が最後の商品です。因みに今回の一番の自信作です。商品名は夜の女王でです。というわけでお二人とも個室の方にお願いします」


 言われるがままに個室に移動する。

 そこには大きなベットと一つの箱が置いてあった。

 イトがそれを見て箱を開けると俺にいきなりこう言ってきた。


「すみませんが、私が良いというまで後ろを向いてくれませんか?」

「いいよ。じゃあ後ろ向いてるね」


 そして後ろを向くこと5分


「いいですよ」


 そう言われたので前を向くと。サキュバスがいた。それもただのサキュバスじゃない、クイーンサキュバスとかエンペラーサキュバスとかの最強種のサキュバスの更にその上をいくような恐ろしく魅力的なサキュバスだ。


「どうですかね。何か少し恥ずかしいです」

 そう言って顔を赤らめるイト。

 まあ確かに恥ずかしいのは分かる。

 かろうじて大事な部分が黒色の線のような物で隠れているがそれ以外はほとんど裸に近い。

 そして背中にはどうやってつけているのかは分からないが黒色の翼と頭に黒色の角が生えている。後イトの可愛い白いお腹と腕の所と首の所に紋章みたいな感じのがピンク色で存在している。


「うん。なるほどね大きなベットはこの為か。クソアイツ有能だな。後で何か褒美を与えなきゃな」

「フフフ。そうですね。でも今はそれよりも二人で楽しみましょ」


 そうして1時間程楽しみました。


「さてと、そろそろお腹減ってきたし服着替えてご飯食べるか」

「そうですね。じゃあ何を食べましょうか?」

「そうだね。せっかくやし精の付く物がいいな。よし、うな重でも食べるか」

「うな重ですか。良いですね。そうしまよう」


 ――――――――――――――――――


 そんなわけでうな重を腹いっぱい食べました。

 その後、久しぶりにメダルゲームをして楽しく遊んでから、幾つかの服屋さん回って爆買いをしてから家に帰りました。

 非常に楽しかったです。

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