表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/45

反逆の四日目

GM

じゃぁ再開しようか。

PL

おう、三日目が終わった……終わった?

GM

まだだぞ?

PL

だよなぁ……

GM

退路を塞がれて、森の深部に向かって追い込まれ、敵は未だに君を追いかけてきている。

時は既に深夜、何時もなら既に眠りについている時間だろう。

PL

携行食料はさっき食べたが寝ないとデバフが……思ったより軽いな?

GM

たかが1、されど1よ。

PL

知ってる。

GM

まぁまだ不眠デバフが掛かるまで時間はある、変転回復もだけど。

PL

ところでGM、全力移動で逃げ続けてるにしてもたまに通常移動で十分と判断するタイミングくらいあったと思うんだ。

GM

おう?

PL

かなり長時間追い回されてるし、当然その間に何度か攻撃くらいしてるよな?

GM

あぁ、そうだろうな、太矢を消費しないといけないな。

PL

そしてUEウルフなら一撃で倒せるか倒せないかのライン……つまり。

GM

あぁ成程、経験値稼ぐのね。

じゃぁ24回2d6振って9以上が出た回数だけ倒したってことで。

PL

よし、言ってみるもんだ。

……(コロコロ)……(コロコロ)……(コロコロ)……

2,3、1,4、2,6、4,2、6,3、1,1、3,4、6,4、2,5、4,5、5,1、4,1、1,4、4,5、4,4、6,2、6,4、4,5、4,4、3,5、5,6、5,4、5,5、3,4。

7体倒してファンブル1回

GM

あいよ。

えびら一つ分撃ちきってるけどどうする?詰めなおす?

PL

そうだなぁ……まぁ破棄するだけの意味も無いか。

飯食ってる間に補充したってことで。

GM

あいよ。

じゃぁ、話を戻そう。

君が森の中を彷徨っていると開けた場所に出た。

元々開けていたのではなく、中心に一本の剣が刺さっており、その周りはクレーターの様にえぐれている。

折れたり根毎吹き飛ばされたであろう木々がその周りに転がっている。

PL

あぁ……つまりここからが本番なのか。

GM

あぁ、君はその剣と『目』が合った。

PL

……ん?ちょっとまって目って比喩表現?

GM

いや、物理的に目。

PL

うわぁい目のある魔剣だぁ……それなんて魔剣よ……

GM

魔剣は君を見ている、君の事を嘗め回すように、(ある)いは君をバラバラにして君の内側を見る様に。

PL

バラバラと来た、それあれだよね、実際には何もされてないけどバラバラにされたような錯覚を覚える奴。

GM

そうそう、よくある斬られてないのに斬られた錯覚を覚えるアレ。

さてと、第二段階はさっき超えたから……2d6から引いて二段引いて2d4だな。

はい4面体。

PL

……(コロコロ)2,3。

GM

(カキカキ)おけ、この詳細は後でな。

じゃぁ剣の(つば)から細長い棒の様な物が6本伸びてくる、ついでに刀身からも4枚の板が分離する。

PL

……6本の棒に、4枚の板?それに目……え、ナニコレ……

GM

六本の棒はそれぞれ2回折れ曲がり、4枚の板は高速で振動し始める。

PL

……あ。

GM

そして、浮かび上がり……光を発して粉々に砕け散り、飛んでいく。

PL

え?

GM

当然そのうちの欠片の一つがアウター、君に飛んでくる。

PL

うげ、かっ回避!

GM

どうぞ?

PL

……(コロコロ)6,5、自動成功には届かないが22。

GM

うん、避けられないね?

PL

知ってた。

GM

まぁ自動成功でも避けられないんだけどね。

PL

……そんな気もしてた。

で、ダメージは……即死?

GM

いやダメージはない。

ただし、君の胸には小さく短剣サイズになったさっきの剣が刺さっている。

PL

ノーダメなのに刺さってんのかい!

いや違う……短剣サイズとはいえさっきの剣だろ……2回折れた棒、高速で振動する4枚の……板……羽?虫?

寄生虫か!

GM

まぁ正解、もう手遅れだけど。

というかこれが今回のキャンペーンのキモだからどうやっても寄生されるんだけどね。

そして君の意識は少しづつ闇に呑まれていく。

君の意識が闇に呑まれるのに合わせて、短剣が君の身体の内側に呑み込まれていく。

PL

生命抵抗とか精神抵抗とかする意味は?

GM

ほぼない、自動成功で10秒だけ稼げる。

PL

それは無理だ。

GM

君の意識は闇に呑まれた。





そして君の意識は、日の光を浴びて覚醒する。

PL

は、一夜明けた。つまり夢おt

GM

そんなわけない。

君は昨夜意識を失った場所で目覚める。

PL

……胸に刺さってしまず胸を確認する。

GM

目玉があるな、立派な一つ目だ。

PL

うげ。

GM

さらに言うなら、君の身体能力が大きく向上している事がわかるだろう。

PL

こっちが目的の効果か。

ちなみにこの寄生虫は……喋るのか?というか意思はあるのか?

GM

意思はある、ただし言語化がうまくいっていないために会話はできない。

PL

つまりそのうち喋ると、他は?

GM

それを確認する暇はない。

PL

む、なんで……って逃走中に丸一晩寝落ちしたってそれ。

GM

うむ、当然囲まれている。

UEウルフ12体にUEパックリーダー3体だ。

PL

死ぬわ!

GM

そうでもない、むしろ余裕で行ける。(アウターのキャラシを修正)

PL

は!?

GM

これがUEの対になるプレイヤー側の強化内容。

ダブルアクションは主動作2回だ、これは説明するまでもないな?

剣の加護/運命変転の使用回数が+1回、魔剣の加護/運命反逆は、任意のタイミングで冒険者Lv個分のダイスの出目を好きな数字に変更できる。

2d振った片方だけでも両方でも変更できる、仕様回数のカウントは変更したダイスの数。

任意のタイミングはPC絡みの全判定が対象な、PCからの攻撃の回避やPC狙いの攻撃まで対象に出来るから、と言っても早々魔物側でダイス振る気はないけどな。

それからC値11以上の攻撃手段は全てC値10に変更され、それ以外は全てC値-1。

その他能力が幾つかあるが、アウターは今すぐには関係ないから省略。

で、アウターの武器は……今はクロスボウ1本だけだし、自動的に魔剣武装化は重弩メイトン、ちなみに名前の由来は忘れた。

重弩の補助効果は命中+4追加D+2C値-1。

PL

内容が多すぎる上に破格過ぎて頭が追い付かない。

GM

少人数バトルセッションにおける限界突破サプリとして考えてたからな、そしてインフレするソドワの世界を見て相当頭狂ってた時に基礎を作ったもんだからな。

若さゆえの……とか言う奴だ、十年も経ってないけど。

PL

つまりあれか、これはチート無双系セッションだったとそういう訳か。

GM

まぁ概ね間違いはない。

PL

なんか裏がありそう、とりあえずそういう方向のセッションとして受け入れてまずこの数字の結果を確かめるか。

GM

まぁ鎧袖一触よ、UE強化モンスの同レベ帯を殴りとばすためのPC強化だから。

PL

当然格下のウルフパックなんか薙ぎ払ってしまうと。

とりあえず壁から潰す、命中から……(コロコロ)3,4+……15で22、威力……(コロコロ)2,6でクリティカル……いやそんな簡単にクリティカルしたらダメだろ……とりあえず一体撃破、もう一発撃っていいのこれ。

GM

うむ、撃ちたまえ。

PL

命中……(コロコロ)3,6、威力……(コロコロ)4,5……撃破。

というかこれ、期待値で確殺出来るんじゃ……

GM

命中は……ファンブル以外命中、リーダーも4で当たるな。

そして威力、7で20出て、防護点込みでウルフはぴったりか、数も多いしウルフへの攻撃は全部必中必殺で流してもいいぞ。

ということでウルフパックズは全員突撃してくる。

ダメージは後で出そう、回避は16が5回、17,18,19,20,21が1回だ、順番にな。

PL

総攻撃きたぁ、回避の方は特に強化されてないから避けきれんな。

……(コロコロ)……6,2(19)1,3(15)3,6(20)2,5(18)2,5(18)、1,2はひっくり返す5,6(21)1,4(16)1,6(18)1,4(16)2,5(18)

5回食ら……うのは危ないな、3個ダイスに介入して2回で、

GM

あいよ、

2,4、1,3で11と9のダメージ。

PL

5と7貰って残りHP29が、痛いわ。

GM

リーダーの攻撃が3回、回避18。

PL

……(コロコロ)……5,1、6,5、6,6で、全部回避。

GM

出目偏るなぁ……

PL

無双系だと言われたが普通に痛くて油断すると死にかねない件。

とりあえずウルフを減らすだけ楽になるし回復は次だな、判定省略して2体撃破。

GM

ウルフ残り8体、命中21,20を減らして回避どうぞ。

……(コロコロ)……3,3(17)2,6(19)2,4(17)4,4(19)6,4(21)2,6(19)3,5(19)1,4(15)

1回だけ。

GM

……(コロコロ)3,5で13。

PL

痛いぞ犬畜生め、残りHP20。

GM

リーダーから3回。

PL

……(コロコロ)……2,5、1,4、5,3だが、1,4はひっくり返す、全回避。

ウルフ一体撃破と回復しよう、ヒーリングポーション+1……(コロコロ)6,5、9+9で18回復残り38。

GM

おぉ、がっつり回復したな。スカウトなのにレンジャー取ってる価値はあったか。

PL

マギシューのガンナーなら頭に銃弾撃ち込むんだがなぁ。

GM

絵面がヤバいあれだな。

PL

ガンナーじゃなくてもマギテックに価値はあるんだが、マギシューならなんで銃持たないのって言われるんだよなぁ。

GM

あぁ、そこは調整するわ。

ということでウルフ残り7体、命中19も減らして回避どうぞ

PL

……(コロコロ)……4,4(19)2,5(18)2,6(19)6,5(22)4,4(19)、2,3《16》、2,6《19》。

また一回食らった。

GM

……(コロコロ)3,2で10。

PL

6食らって32。

……(コロコロ)3,4、3,6、5,2でリーダーは辛うじて全回避。

GM

1足りたか。

PL

ウルフを2体撃破。

GM

残り5体、ウルフパックの特殊効果に必要な最低数を切ったな。

PL

雑魚の群れが脅威になるような良能力だったと評価するべきなのだろうか。

とりあえず回避だな?

……(コロコロ)……4,5、4,5、4,1、2,5、6,6でウルフ全回避。

……(コロコロ)6,2、5,1、5,5、おっと2回目の1変えてリーダーも全回避。

固定値高すぎるしリーダーの攻撃は何としても避ける。

GM

変転は使い切ってるけど、反逆はまだ3回ある、というかその為の反逆だしな。

PL

……これバランス調整投げだしたくなるんじゃない?

GM

(顔を逸らす)

PL

してないのかよ!

GM

どれだけバランスを調整してもダイス女神に翻弄されて容易く崩壊するのがソードワールド。

PL

ソードワールドっていうよりTRPG全般がそうでは……

まぁ、いいや、ウルフさっさと減らさないといつまでもリーダーを殴れないからウルフを攻撃。

GM

ウルフ残り3だな。

PL

……(コロコロ)……5,5、4,3、5,5、2,6、6,3、5,2で完全回避。

ウルフの数さえ削れば怖いのはリーダーだけで殆ど消化試合だな。

ウルフ攻撃。

GM

まぁこれ導入だしね。

ウルフ残り1。

PL

……そうだったな。

……(コロコロ)3,4、4,4、1,5、3,1、あー反逆2回使って全回避、残り回数が削れていく~。

GM

まぁこの数出しておいて削りきれないのはちょっとなぁ。

PL

よし、とりあえずウルフは全滅した、ようやくこの憎たらしい犬畜生の頭を叩ける。

命中……(コロコロ)6,1、威力……(コロコロ)2,3で17。

GM

残り22。

PL

タフだなぁ。

回避……(コロコロ)2,5、2,6、6,4で全回避。

同個体に追撃、命中……(コロコロ)3,4、威力……(コロコロ)3,4で20。

足りないな、もう一発、命中……(コロコロ)5,4、威力……(コロコロ)1,4で17。

GM

撃破、残り2体。

PL

回避……(コロコロ)3,6、5,6……その数字、威力で出してくれないかなぁ。

GM

ダイスの神は言っている、一撃で倒す定めではないと。

PL

一撃で倒したい。

命中……(コロコロ)4,3、威力……(コロコロ)2,6クリティカル……(コロコロ)6,1で9+8+12で29ダメ。

少なくとも2回は回さないと駄目か。

GM

だな、残り9。

PL

もう一発、命中……(コロコロ)5,4、威力……(コロコロ)1,2……15ダメ。

GM

ギリギリだが倒したな。

残り1体。

PL

回避……(コロコロ)3,3、使うか、いや受けるか。

GM

ん、……(コロコロ)4,1で14。

PL

10食らって残り22。

これで終わらせる、命中……(コロコロ)3,1、威力……(コロコロ)4,4クリ……(コロコロ)6,5クリ……(コロコロ)6,4クリ……(コロコロ)4,3で……あぁ反逆使ってさらにダメージを。

GM

求めてしまうのか。

PL

あぁ帰り道の為に一応残しておくべきか。

そうだな、流石にそこまではやめておこう。

9+11+10+8+12で50ダメージ、死ぬがよい。

GM

敵は全滅した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ