おかしい人へのおかしい発言はおかしくない件
「はっ!!?
俺は、いえ、私はなんてことを!!!
申し訳ありません!!!
私は平民で中でも下町の、出身で、その、あまり治安がよくない地域で育ったもので、高位な貴族の方に対する口のききかたも不十分な、
いえ、本当に申し訳ありません!!!」
マイクは土下座する勢いでリリアに頭を下げた。
「いやいや!!(ФωФ)!!
あなたのような逸材は中々見つかりませんよ!!(ФωФ)!!
これからも是非その調子でお願いします!!(ФωФ)!!」
平民出身のマイクが高位な貴族であるリリアに生意気な口を利いたのだ。
その時点で責任をとらされてもおかしくはないのたが、リリアは存在事態がおかしいのでこの場合おかしくはならない。
「あ、あの、寛大にお許しいただき、」
「いやいや(ФωФ)
そうそうのいらないんで、是非さっきみたいな調子でお願いします(ФωФ)
さて、ここでずっと立ち話もなんですからそろそろ中に入れていただいてもよいでしょうか?(ФωФ)?」
「あ!
失礼しました!
どうぞ中に!
今日は団員全員を集めておりますので。」
「おや(ФωФ)
大袈裟な出迎えは不要ですとお伝えしたはずですが、まぁ初日はしょうがないですかね(ФωФ)
では中には休日出勤をさせてしまった方がいるんですね(ФωФ)
貴方のことだから大丈夫だとは思いますが、休日出勤の手当てとちゃんと別の日に休めるよう配慮をお願いします(ФωФ)」
リリアはペコリとマイクに頭を下げた。
「え!?
あ、はい。
お気遣いいただき、ありがとうございます。」
「はいはい(ФωФ)
ではお邪魔しますよ(ФωФ)」