合理的とものぐさは紙一重
「団長!リリアクロフォード団長!」
「そんな大きな声出さなくても聞こえるよ、副団長殿(ФωФ)」
「!!
なぜ王宮の庭でのんきに寝てるんですか!?
もう会議は始まってるんですよ!!」
「それも知っているよ(ФωФ)
会議は9時からで、最初の1時間は第1師団団長殿のありがたい長い長い挨拶だ(ФωФ)
どうせ9時から出席しても寝てしまって怒られるんだ(ФωФ)
だったら会議室で第1師団団長殿のダミ声を子守唄に寝るより、日当たりのいいこの庭のあずまやで安眠して遅刻して怒られた方が合理的じゃないか?(ФωФ)?」
「そもそも寝なきゃいいでしょうが!!」
「だって毎回毎回昔の武功を、長々話すんだよ?(ФωФ)?
第1師団長殿の武功の話は大体10話(ФωФ)
11回目には最初の話に戻るんだ(ФωФ)
もうそらんじることすらできるから聞く意味はないし(ФωФ)
それに大体尾ヒレ背びれ、尻尾に三つめの目玉が付いて事実より大分誇張されている(ФωФ)
嘘とまではいかなくても聞いていて気持ちがいいものではないよ(ФωФ)」
「とにかく!!
魔術師団長はどこにいったと皆さんお怒りです!!
早く会議場まで行きますよ!!」
「やれやれ(ФωФ)
いつの時代も真実を語るものは迫害されるんだね(ФωФ)
君は魔術師団副団長だろ?(ФωФ)?
中間管理職だろ?(ФωФ)?
中間管理職って上司と部下の間を管理するんだろ?(ФωФ)?
上司のいうことにも耳を傾けて欲しいものだ(ФωФ)」
「~~~~~~~!!!
屁理屈ばっかりこねるんじゃない!!
あんたも上司ならちょっとは部下のいうことにも耳を傾けろよ!!
さっさと立ち上がって走りやがれこのくそ上司!!!」