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妖怪 かいきかんき

暑い。超暑い!

エアコンが壊れた。

窓を開けても空気が流れない。

汗が乾かない。身体から水が抜け、まるで自分が溶けているかの様な気分になる。



アァァァァァ暑い!



何だろ?暑いって?

今私はそう言ってみたものの今の私の状態を簡潔に説明するならば体が濡れているにも関わらずそれがお湯になっているので不愉快な風呂に入っているかのような気分になるだけでなく呼吸をする度に肺に入って来る空気が肺胞を焼かれている気分を引き起こす上に凄まじい湿度の所為で空気の重量が重くて肺が押し潰されているかんかきくううになななんるるrん?




頭が痛いのが気にならなく成ってきた。

そんな時だ。








「熱中症になると眩暈・失神を引き起こし、直に頭痛や吐き気を起こし始める、最後には痙攣や過呼吸を起こして死ぬ。」








そんな声が頭に響いて来た。

「誰?」

辛うじてだるい体を起こす。

誰も……居ない。



「コンビニ行って涼みがてらアイス買うか……。」














これが現代妖怪として名高い、自身の状態を過少に判断する輩に的確に自分の状況を教えて恐怖を煽る、『かいきかんき』である。



因みに、憑りつく相手はアルハラ被害&加害者や肥満を過少視する中年、過度なダイエットをする少女等が挙げられる。

目指せ!第二の水木しげる大先生……………無理だぁ!


※熱中症の症状に関しては大阪労働局サイトを参照しました。





なろうラジオ大賞応募作は81作で御仕舞!

目標の100には届きませんでした。残念!来年もトライします!

目指せ三ケタ!

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