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記憶世界外伝ー管理者

作者: 紫晶朔実

一気読みする場合は時間をしっかりと作ってからお読みください。

説明不足が多いので、今後更新することをお忘れなく。


その1ー本人設定と各管理者との接点


前提条件

・管理者はこの世界で最も近い同一人物的「魂」の集まりである。

・管理者は時計の数字にあてはめられており、現在は24時間表記で示されている。12時間表記で重なる管理者同士は様々な相性が良い。

・管理者はいかなることがあってもこの記憶世界の中では頂点にあたる戦闘力と能力を持つ。

・管理者はそれぞれ任された区域はしっかりと管理するべし。

・管理者の座にあるモノは「下克上」(管理者は番狂わせと言う)を何時でも行える。その場合挑戦者が敗北した時点で下克上は終了する。

・一番目から十三番目は生まれた順番ではなく、力の強さの順位を表す。

・管理者は亜空間にある会議室で開かれる会議には必ず出席しなければならない。しかし時間は守らなくてもあまり支障はない模様。

・管理者は住民と同様、世界の外に出られない。一番目と四番目、十三番目は例外。

・管理者は記憶世界の中では強大な力を持つが、それを入り込んだ異世界人に全力で振るってはならない。

・管理者は異世界の事情にいかなる場合でも大きな影響を及ぼしてはならない。(例:異世界人を殺す、元の世界に帰さないなど)

・管理者は前提として封印が施される。もしも世界修復に異世界人が介入するならば、彼女たちの封印を解き力を受け継がなければならない。修復後、その力だけは消滅する。


以下、管理者各位設定。見た目年齢、魂(実)年齢は18期現在。


零番目「✗✗」:5歳、年齢不詳↓

ー世界に一番最初に降り立った「原初の使者」。頭に花冠を被り真っ白な服を身にまとい愛らしく、背中には悪魔と天使のつばさを片方ずつ持った姿をしている。現在は第一期の襲撃により彼女自身が破壊され、記憶、能力、身体が分離したことにより、概念のみで存在している。世界の何処か奥深くで眠りについており、誰かが近づくとそのモノと少し戯れ、そして周りの環境に適応出来ずにまた眠ってしまう。武器は光の輝く槍で、彼女の身長より大きくなる時もあり、まだ扱いに慣れてはいない。性格は大らかで人を嫌わず、よく泣き、よく笑う感情豊かな、人懐っこい女の子。能力と姿以外は本当に一般的な穢れのない普通の女の子なのである。大まかに3つに分かれていると説明したが、三番目の天使の翼と八番目の悪魔の翼は元々この子のモノが発端である。13番目の体を器にして保存されている。

・一番目

 零番目の記憶が具現化したモノ。その中でも黒の記憶が色濃く出ているのが特徴的であり、一番目に零番目のことを聞くと相当機嫌を悪くする。

・二番目、三番目

 一応母である一番目の元となる人物である為、少しは気になる様子。記録の事以外は知らない。

・四番目

 物語の中で零番目の情報を掴むが、全く興味がない。それよりも一番目との関係もある為か恐れてそれ以上踏み込もうとしない。

・五番目

 零番目を知っているし、自分たちの元である事も知っている。しかし彼女の記憶自体は一番目が持っている為、彼女自身の記録できずに困っている。

・六番目

 罪あるモノと認められない為、興味なし。

・七番目

 零番目の能力が具現化したモノ。光槍が七番目の武器である光弓矢の矢にそっくりなのがその証拠である。しかし零番目の事を全く認知していない。

・八番目

 七番目の出生が気になり、調べていたところ認知した。接触しようにも全てが不明なので何も出来ていない。

・九番目

 よく彼女の悪夢に入ってしまうのだそう。しかし自分でさえ太刀打ちできないほどのモノだったので、気にかけているが見ているだけになってしまっている。

・十番目

 九番目から上記を聞き、接触しようとしたがその空間にすら阻まれてしまった。場所は分かるし起こすことも出来るが、外からなので効果は薄い。

・十一番目

 四番目から話を聞いて、自分より年下が居ることが分かり、いつか会うのを楽しみにしている。

・十二番目

 零番目の身体(抜け殻)がそのまま成長した姿。記憶も能力も抜けているため、身体的損傷が激しい。不自由だが、戻ってきてほしくは無いのだそう。

・十三番目

 居ることは知っている。度々彼女の悲しい夢が頭に流れ込んできて感情を狂わせるので少々対応に困ってはいる。内側の声は彼女のモノ。


一番目「BlueRose」:16歳、4500歳↓

ー上記の通り、零番目の記憶を持つ「闇の使者」。元々生身であり、二番目と三番目を無意識に作り出したが、最近まで闇の深い底で眠りについていた。しかし唐突に何か激しい衝動に叩き起こされ、何もわからないまま闇から這いずり上がる。その時は武器もなく、戦う術もなかったのだが、ふつふつと胸までこみ上げた何かに背中を押され続け、いつの間にか自分の娘までも手にかけていた。こみ上げたものの正体は本能的な空腹であり、視界に入った生き物を無差別に、喰らいはしなかったが自分が持つ犬歯で噛みちぎることで倒していっていた。その姿は人の形をした獣そのものであった。ついに管理者の一番目に下克上を果たし、気分も落ち着いてきたところに奇襲を仕掛けに来た二番目に討ち取られまた闇の底に封印される。封印時の激痛で意識を奪われ、身体は焼けただれ使い物にならなくなり、魂(記憶)だけが残った。封印空間の中で、魂は器を求めて青い薔薇を生み出し、それに憑依した。そしてその薔薇があたりの闇の塊に根を伸ばし依り代として無意識に人の形を作り出す。身体を一度失ったため封印もすでに効力を失っていた。新しい身体で大鎌を形成し、怒りで髪が黒く染まり、封印空間を破片になるまで破壊し尽し、二番目の背後に現れ衝動的に襲った。そして現在、やんちゃで悪戯好きになり、世界規模の異変を起こすほどの強大な力を持つ管理者である。その笑顔からは何を考えているのか理解できず、肌は黒が目立つほど白く、時々恐怖をもたらす恐ろしいモノである。ちなみに、今でも衝動的な暴食はくっきりと残っている、龍人や人間の血が好ましいらしい。普段は破壊した封印場所に寝転がり、鏡を通して世界全体を見ているか、放浪して悪戯している。現在は自身の化身である大鎌を振り回し、首だけを掻っ攫う。

・二番目

 一番目の娘であり、母に殺された事情を持つ。自分が奇襲したのを覚えているので殺されたのは両成敗かと合点している。度々一番目と話し、よく理解している。しかし気まぐれに異変を起こしたり、自分の管理区域を荒らしたりするので少々困り気味。

・三番目

 一番目の娘であり、特に彼女の実力を理解している。母の起こす異変により自分の管理区域が豹変した歴史があるので、恐れてはいる。下克上なんてもってのほか、なんだそう。

・四番目

 腐れ縁深い。四番目自身闇に近い体質であるためよくちょっかいを出されたり、からかわれたりする。四番目は一番目の起こす異変を解決し続ける本人であり、彼女の戦闘能力は把握しているが、その性格と能力に手を焼いている。消しはしないそうだが、何かあれば封印をもう一度する決意がある。

・五番目

 よく書斎に遊びに来るので仲は良好。それでも零番目の事は頑なに話してくれないのでどう引き出そうか考案中。しかし、一番目が人物の活動記録を教えてくれるので助かっている部分もある。

・六番目

 とにかく罪が重いので今すぐにでも断罪したい。何度か対峙したが、あっけなく跳ね返されてを繰り返している。去られる時に嘲笑われるのが相当頭に来ているらしい。

・七番目

 自分の能力の使い方を一から教えてくれたので、とても優しい人だと慕っている。しかしどうして自分でも理解していな自分の能力の事をあれだけ分かっていたのかは理解していない。

・八番目

 恋人たちの生き別れを幾度となく故意に発生させるので、そろそろ怒りたいらしい。七番目が良い人だと言って聞かないので、手を出されないかと常に冷や冷やしている。

・九番目

 よく飽きずに何度も異変をおこせるものだと思っている。自分の区域は関係ないからあまり興味がない。

・十番目

 一番目も人を喰らうから凄く大好き。一緒に喰べていたり、狩りに出たりしている。

・十一番目

 凄く怖い。雰囲気とか行動とか凄く怖い。目の前に居ると話せなくなるほど。でも席が近いから怯える。

・十二番目

 会議の時隣の席なので、一番目が笑わず睨んでいる表情を感じ取っている=裏の顔を知っている。自分の記憶だというのは分かるが、あれが自分だと思うと背筋が凍るらしい。

・十三番目

 自分を連れ込んだ張本人なので、それだけの力を持っていると理解しているが、どうしてもその性格を理解できていない。常に見られている視線を感じている。時計の場合、立ち位置が一致するため、存在的には一番近いであろう。


二番目「Blossom Substance」:30歳、4000歳↓

常に狐の面で目元、額を隠している「結界の使者」。巫女服を纏い、長すぎる裾により四肢が見えない。一本にまとめられた長い髪の手前にある面を外すと、四本の額の致命傷と、ひょっこりと本物の狐耳が現れるので、実質狐。一番目を母に持ち、力の強さをほぼ受け継いでいる。袖の中から結界となる線を吐き出し立体図形で囲み上げ結界を張る。張れる数は無限。記憶世界の一番外側の結界も彼女のモノであり、よく一部だけ破壊される。普段は下界和国の神社境内に潜んでおり、夜には九尾になり彷徨う魂を西へ導いている。一番目が目覚める前は彼女が一番目で、結界を駆使した戦い方はその結界を破壊されない限り、無敵だった。結界に敵を閉じ込め、それを一気に縮小し、敵を思いっきり潰すのを大いに楽しんでいた。しかし一番目に討ち取られ、悔しい気持ちが抑えられなかった彼女は、自分の母だとも知らず、油断している一番目を背後から襲い、二度と出て来ない様に結界による封印を施した。安心も束の間、姿を変え現れた一番目に額に四か所刺し殺され、亡霊化する。その影響で四肢の闇化により、結界の力が増大した。以降、世界の結界を操り、管理するモノとして、和国を見守るモノとして君臨している。よく人の感情を見抜き、嘘さえも暴く眼を持つ。口調が古風だが、素に戻るとその口調は外れる。

・一番目

 やり返しをしたので二番目が自分を殺したことを憎まず、逆にあっぱれだと思っている。一番下克上されやすい立ち位置である為、警戒しているが話し相手でもある。

・三番目

 姉として慕っている。母を殺したと聞いたときは驚いたが、その実力を認めている。下克上はするつもりはなく、のんびり仲良くしたいと思っているらしい。仲は良好。

・四番目

 二番目にとっては三番目の娘である為、姪の関係。とても可愛いがられている。少し鬱陶しいので避けたいと思うが、あんなに撫でられるのも悪くはないと思っている。年上でもある為、相談相手でもある。

・五番目

 特に接点はない。会議の時よく一番目の隣で堂々と座っていられるなと思いながら、過去の記録を思い出しては納得している。

・六番目

 罪はあるので断罪したいが、一番目がすでに殺してしまっているので放置している。また罪を犯されたら攻撃が通らないので厄介だと思っている。

・七番目

 かっこいいと思う。彼女に防御してもらうととても戦いやすいのだそう。夜一緒に月見するのが好き。

・八番目

 彼女の恋に関しての記録はないのであまり接点はないが、あれだけ美人で感情豊かなのにいつも無表情で居るのは勿体ないと思っている。

・九番目

 夜中魂を連れて行くのを見てから、間に合わなかった魂を夜な夜な彼女の元へ連れて行って頼み込んでいる。貫禄があるのに怯え、話すときにいつもおどおどしてしまうのが悩み。

・十番目

 仲良しな一番目の娘って言うから、気になってたのだが真逆だったのであまり好きじゃない。遊びの邪魔してくるし、という感じらしい。

・十一番目

 憧れの一人。戦い方を教えてもらっているのでよく話す。四番目と関係が深いためかこちらもよく可愛がられている。

・十二番目

 真っ白であるので少し仲間意識がある。時々心配して会いに来てくれるので親睦は深い。

・十三番目

 会議の時、問題児だらけの中で、しっかりとした意見を通してくれるので助かっている。世界のいろいろなことを教えてくれたので快く思っている。

三番目「Oasis Fantasy」:30歳、4000歳↓

ーふわりと舞う立派な天使の翼を持ち、布一枚のスカートの中に脚が見えない亡霊姿の「天空の使者」。一番露出が多いのだが、これの方が動きやすいのだそう。二番目と同じように髪が長い。ほぼ毎日を雲の上で過ごし、落ちてくる異世界人が地面でつぶれない様に風を起こししっかりと着地させる役割を持つ。下界の人々の活動を観察するのが日課である。二番目の妹であり、幼少期は一緒に過ごしていた。彼女も昔は身体を持っていた。以前はまだ翼は小さかったが管理者番号は二番目であり、下界のEarthの女王であり、一番目の下克上の後でも挫けず、流粋家の龍王を夫に受け入れ子供を授かり幸せな家庭を築いていた。しかしMarsの機械女王によりその幸せを奪われてしまう。討ち取られた後、家族が心配なのが未練で魂だけで下界をさまよっていたところをBRに発見され、二番目と同じような霧体状態を受け取る。生前よりも長い大太刀を背負い、座に再君臨したが、異変中まで存在が安定しなかったため下界に降りられなかった。四番目の召喚により存在が確定し、下界の魔法陣に夫と共に再臨する。四番目と共に宿敵を倒した後、その後の展開で決まりにより四番目と対峙することになる。激闘の末敗北したが、命までは取られなかった。そして現在に至る。性格はのんびり屋さんでおしとやかで聖母。母を経験している為か温かみがある言葉が多い。しかし敵に回れば容赦はない。大太刀を使用する。

・一番目

 とにかく何考えているのかわからないので話したくない、けど娘だから避けずにはいる。管理者が少なくなったら困るので助けたが、生かして本当に良かったのかと今は思う。

・二番目

 大事な妹なので、何かあれば全力で守りたい。三番目に尻尾や長すぎる髪を梳かしてもらうのが気持ちよすぎてよく寝かける。逆に三番目の髪を梳かすのも好きだ。

・四番目

 母として慕っている。生前の為あまり覚えていないが、死んでしまったときは酷く泣いた覚えがある。自分で再臨させられてよかったと思う。ちょくちょく家に帰ってくるので、よくお茶会をする。

・五番目

 本当に一番目の娘なのかというギャップを感じる。生前の記録を自分が書いたので過去は把握している。しかし時々抜け過ぎだと思う。

・六番目

 罪云々の前に被害者であるので、保護したいが自分よりも強いのでなにもしない。

・七番目

 朝日の時も夕焼けの時も寝ているのを見ているので、身体痛くならないのかなと思う。でも起きてるときに昼寝に誘われて一緒に寝たりする。天使の羽がもふもふで好き。

・八番目

 管理者でありながら唯一下界の人物を夫にしたとして、興味がある。どういった経緯だったのかは未だ不明。

・九番目

 その翼に包まれて寝たらいい夢が見られるだろうなと思ってる。自分の事をほめてくれるので好き。

・十番目

 三番目は夢を見ないから夢に入り込めなくてしょんぼり。でも寝顔が可愛いから隣でちょっと見てたりする。

・十一番目

 間接的な母であるためか、四番目と同じく慕っている。同じ天使の翼(少し違うが)を持つが飛べなかった自分に飛び方を教えてくれたので話すことは出来る。

・十二番目

 翼に包まれて寝たいという願望。しかし自分がこの部屋から出られないので会議でこっそりやりたいと思いつつ、タイミングが合わない。結構息が合わないペア。

・十三番目

 会議で気まぐれに遅れてきたり、ほとんど終盤で来たりと凄く自由過ぎて羨ましく思う反面、困惑。翼あるの良いなぁと常に思う。


四番目「Sakumi Amesthst」:15歳、180歳↓

ー記憶境日の主人公であり、後に「宝石の使者」と成ったモノ。青髪に水色髪がでたヘッドホン、グレーパーカーに茶色のガウチョで白いベルトを腰と両足を囲むように周りに一本。全身がほぼ機械で、後はナイフだったり道具だったりと万能の体を持つが、補助器具がないと動けない。魔法はとある特訓のお陰で光魔法のみ扱える。ハッキングが得意で、下界でそれを生業にしている。オーバーヒートしやすく、高温に弱く、胸を刺させると死ぬ。なお、内蔵液体は闇に変換されている。傷が多く、首に横に一本、その上に縦に三本、胸に大きく一つ。三番目の娘、母のように魔法は使えなかったが体が丈夫で運動が得意なお転婆な長女であり、もしEarthが存続していたら次期女王であった。女王が死んだあと、専属教師であるPegasusと共に逃げていたが、途中でPが奇襲の犠牲となり一人で逃げる。しかし機械女王の手下であるJokerに追いつかれ、殺されてしまう。その体は城に持ち帰られ生物兵器の実験体にされてしまう。実装直前にGalensに暴走を起され、思考がERRORを起し、なにも分らずに視界に入った生き物を片っ端から大量殺人を犯しながらEarthのあった森まで逃げ延びる。宝石の泉で水面に映った自分を敵とみなして、武器として改造され尖った手を勢い良く突っ込むと、泉の性質によりそれが自分に跳ね返り、それが胸に突き刺さり完全停止。同時に、真っ白だった髪が奥底に閉じ込められていた自分が感じた、深く激しい悲しみで真っ青に染まる。そのまま放置されていたところを、実の弟達に発見され保護される。城だった家で末っ子に修理を施され、今の姿に至る。なお、彼女は期を何度もやり直し、異変が解決されるまでその体を酷使し続けたのもあり、魂も15年以上生きていないが、その魂自体は転生に耐えられる確率が低いほどボロボロになっている。彼女の年齢を計算するときは15×何期目で計算する。異世界に調査で飛んだ時、その行先でとある少年少女に出会い、また別の冒険をすることになる。異世界の神様とお付き合いがある。異世界に飛べるので色々な場所に知り合いが居り、自分と同じ存在も認知している。数十回と転生を繰り返しているので既に闇に近い体質を持つ。主にミサイル、Error時はかぎ爪を使用してくる。

・一番目

 闇は闇に引かれる性質がある為気が付けば遊びに行ってる。でもあまり相手してくれない。関係上祖母である為、まぁ親近感は湧く。

・二番目

 弱くとも努力する姿を可愛く思う。しかし傷が多すぎるのが心配なおばさん。

・三番目

 よく無理をする娘を見守りつつハラハラしている。異変中機械女王に殺されかけるのを見て飛び降りたくなった。成長した姿を見れて嬉しい反面、身体のいきさつでとても悲しくなった。

・五番目

 異世界にまで行動範囲を広げてきたので、とても記録が取りずらい。しかも異世界の情報も書かないといけないので彼女のお陰で仕事量が増えたと少し嘆いていた。

・六番目

 重罪すぎて今すぐにでも処分したい。しかしどうしても勝てないし、誰かに守られている感じがする。

・七番目

 色々なところに出かける人だなと思う。飛べるわけじゃないのに乗り物も持ってないから足腰強いのかなとか思っていたら機械だったからびっくりした。

・八番目

 異世界人との恋愛が異端すぎて凄く興味津々。記録を取りたいが、どうも隠密行動が上手で出くわせない。相手は分かっているが、どうしても見失ってしまうので手段模索中。

・九番目

 よく彼女が悪夢を見るので自分とよく顔を合わせる。でも全く痛がらないので、ある時痛覚でもないのかと聞いたらあると言われたので相当の冷や汗が垂れたのだそう。

・十番目

 全然いい夢見ないじゃないかとのんびり待っているが、そろそろ飽きそう。逆にいつもいる綺麗な人に興味津々。

・十一番目

 お姉さん的存在。ほぼ同一人物に近いが、年齢差により姉妹のよう。彼女には妹のように可愛がられている。

・十二番目

 よくそこまで無理したと呆れる。死ぬのが怖くないという考え方に恐怖を感じている。

・十三番目

 会議の時間通りにきっちり出席するし、仕事はちゃんとこなすし、無理難題言っても解決してくるしで凄いとは思うが、全く趣味とか持っていないので、自分の工房でアクセサリー作りを教えている。

五番目「Machine」:20歳、3000歳↓

ー他の管理者とは全く違う出生をした「載記の使者」。二番目とは色違いで足が見える程の長さの袴を纏い、義手むき出しである左手だけ巫女袖を着衣している。右手は袖がない。真っ白な肌で左頬にスペードとハートの模様が刻まれ、右頬に金属板が貼り付けられ、左目が証言の嘘を見抜く歯車になっている。そして翼を模した金属の大きな飾りが彼女を五番目だと見分ける大きな特徴だろう。胸元に記憶世界のマークが刻まれた変わった勾玉を身に着けている。へそはない。彼女自身完全なる機械であり、Sのifでもある。もし四番目が完全体の機械として生まれた場合、という事象がこちらの世界に現れたものだ。これが理由で、四番目と同じく青髪である。常に上界にある記憶の書斎に居り、全ての記憶世界や異世界に関する記録をジャンルごとに書き上げている。いくら書いても書いても記録が書き終わらないのでずっと引きこもっている。相棒に機械馬と共に過ごしており、外に出ない間は自由に書斎内を闊歩している。とても無口で、質問をされないと話さない極度の人見知り。感情をあまり理解しておらず、合理的、効率的な意見しか言わない。ヒールを履いているおかげで立っているときの姿勢はいいが、座っているとき姿勢は結構悪い。本の内容を全て覚えており、探さなくても尋ねれば人物の内容を教えてくれるという、優れた記憶力を持つ。あまりにも罪の数が多すぎて、世界が捌ききれなくなってきている時期に、自主的に六番目を制作した。今は放逐しているが、管理者になるまでは書斎で管理していた。武器は薙刀で、相手の記憶も一緒に手を加えることや、その記憶だけ抜き出したり出来る効果がある。書斎に着た敵のみ、追い払うのに使用する。

・一番目

 よく話す。暇な時に本を漁りに行くので、多分ほぼ読破してる。一番目が異世界人によくちょっかいを出すのは情報源が彼女だから。

・二番目

 同じ文字書きとして興味はあるが、あまり出向かない。会議でしか顔を合わせたことがなく、お互いにほぼ無言であるため話したこともない。

・三番目

 生前は世話になった。その記録の処理能力は素晴らしいと思っているが、普通の会話が成り立たないので少し困っていた。

・四番目

 機械同士なので話さなくてもお互いの言うことが分かるのでよく話す。異世界人の情報を持っていったり、引っ張り出したりと一番情報の出し入れが多い。

・六番目

 母親。必ず命令は聞く。今は「断罪を続けろ」という命令を守り続けている。機械同士なのだが、送信機能が無いので自分から一切話さない。

・七番目

 自分のことを知っていることをすごく不思議に思っている。会議で以外会ったことが無かったのに何処に居るのかとか全て言い当ててしまったのに一番驚いたらしい。

・八番目

 別ジャンルだが記録を管理するものとして一部共有するところがあるためよく会う。感情的な理解が出来ない彼女の質問をよく受ける。

・九番目

 一切寝ないので接点なし。不愛想な人だなと思う。

・十番目

 眠りにつく、つまりは機能停止したらどんな夢を見るんだろう、と気になっているご様子。

・十一番目

 変わった翼を持つ人だなとおもう。しかし彼女が唐突振り返った時、その翼も回転するのでよく人が顔面衝突しているのを見て、失礼ながら笑いが漏れそうになる。

・十二番目

 全ての記憶を持っているというところに疑問を持っている。何故持っているのか、どうしてIfである彼女がこの場所に四番目と一緒に存在しているのか。しかし答えは見つかっていない。

・十三番目

 忘れてしまう自分の記憶も移してあるので定期的に通っている。書斎の雰囲気が好きでよく長居してしまう。機械であるためか、字が綺麗で読みやすいが、自分の本の封印鎖がしつこすぎるから毎度嫌になる。

六番目「Amethyst」:20歳、2750歳↓

ー五番目が作り出した機械人形。電気可動式で下界をずっと彷徨い、充電が切れそうになったら一時的に記憶の書斎に戻ってくる。Marsの裏路地の影に姿を潜め、逃げてきた罪人に裁きを下す。右目が十字架を模した歯車、左目が青い宝石がはめ込まれている。左目は髪で隠れているが、隠れていても相手の罪の重さ、数を計る能力を持つ。生き物を愛する故に公平な裁きを下す、だいたい死刑だが。大体下界の人間相手なのでほぼ全員裁かれる。異世界人も殺人罪などがあるとするとするとすべて対象になるが、完全なる裁きにまでは至らない。様々な種類のダガーを複数持っているが、刺しては回収するのでそんなに数本要らない。会議はよく早く来すぎて、持ち場に戻り、そして次は来るのが遅すぎる。感情は怒り以外なく、五番目も教えてくれない。ただ罪を滅ぼさんという衝動のみで行動する。スーツの上に裁判官のような黒い服装を纏う。下界で遭遇する確率はあまりにも低く、情報が少ない。会いたいのであれば、血を纏ってから来るといい。必ず目の前に現れるだろう。

・一番目

 とにかく鉢合わせすると国外まで追ってくるので出来るだけ顔を合わせたくない。

・二番目

 触れたら感電する。

・三番目

 電気があればいくらでも動けるところをよく見ている。しかし無駄な血を流し過ぎだと思う。

・四番目

 避けたい。席近いしよく睨まれるし、とにかく自分も自覚があるのでヒヤッとする。

・五番目

 娘。しかし従順に作りすぎたなと後悔中。

・七番目

 いつも血に塗れているイメージ。屍を求めてさまよう感じが怖い。

・八番目

 彼女の罪を裁くことが特殊な一種の愛なのかという考えがあるが、あまりにも猟奇的で広がらないことを願っている。

・九番目

 彼女が目の前に現れる事こそが人間たちにとっての悪夢だが、夢ではないので実質触れられない。なんだったら出くわした人の自業自得なので放置。

・十番目

 普段から血に塗れているの良いね!と近づくが睨まれて終わる。時々攻撃されるが特性により当たらない。

・十一番目

 裁くことはとても難しく、腰が引けるものだと直感的にわかっている。それを行ってしまう彼女を称賛するが、それ以外の方法はないのかと考えている。

・十二番目

 会いたくない。

・十三番目

 時間を必ず守らないのでもう諦めている。罪人が世界中を蔓延らないのはいいことだが、裏路地覗くといつも血まみれで腰を抜かしかけるので何とかしたい。

七番目「Sky Illuminate」:14歳、4499歳↓

ー零番目の能力を持つ「栄光の使者」。その為、光の槍に代わる武器、光の弓矢を所持している。全身真っ白で服も白いため、常に輝いているように見える。太陽を模した冠を着用しており、日の出とともに天を駆け、日の入りと共に水平線へ消えていく。あまり深く考える思考というものが存在せず、純粋かつ、なんでも受け入れてしまう性格で騙されやすい。争いは苦手だが、いつの間にかこの番号に座っていた。彼女の目が覚めた時は、覚えていることは何もなかった。そこで記憶である一番目に能力の使い方を教え込まれ、現在の戦闘力に至る。故に、相手の痛みを考えはするが、容赦せず連射を繰り返すため、飛行が可能でない限り、逃げる隙間がない。なお、彼女の発言からしてリミッターが設定されているという供述があり、何者かが能力の暴走を制限していると考えられる。拘束具は外見では視認できない為、精神的な拘束があるモノとされている。もしもリミッターが外れたとすれば、性格は無に還り、串刺し地獄が完成するまでその敵を追い続けるだろう。遭遇率は低いが、よく下界の四番目の住処でお菓子を食べていたりする。

・一番目

 自分の元の能力。ただそれだけの認識。能力が暴走しても自分が困るから、教えると同時に拘束具を付けた張本人。

・二番目

 血の気のある真っ白な肌が羨ましい。可愛がっている。

・三番目

 母親の元の能力というのは調べがついている。が、その分かれた原因は未だ調べ上げられていない。

・四番目

 ちょっと仲良し。よく話し相手、と言っても聞き手になるだけなのがよくある。

・五番目

 能力についての事情聴取は済んでいる。記憶がないことであまり聞けはしなかった。

・六番目

 罪なのか、罪ではないのか、処理できない立ち位置に居る為処理不可能。

・八番目

 心配。騙されやすいというのもあるが、何より特別な愛情がある為。

・九番目

 眠らない人なのであまり接点がない。

・十番目

 美味しそうだなとは思うが、食べるには本能が避ける。

・十一番目

 精神年齢が近いため、仲良し。よく一緒に遊ぶ。

・十二番目

 自分と一緒で真っ白だが、欠陥がないため羨ましい。触れると近いものを感じるが、別のモノだと感じることもある。

・十三番目

 美しく可憐。時間も守ってくるのでそれほど気にかけていないが、日中どのように過ごしているのか気になる様子。

八番目「Erukiss」:25歳、3000歳↓

ー管理者の中で唯一男性型の「純愛の管理者」。七番目に造られたモノでもあり、悪魔の翼を持ち、身長の高いスーツ姿で存在し、教会で愛の重要さを下界のモノ達に説く役割がある。そのほかに、下界で副産物が起こした恋愛事情を事細やかに全て書き記すことも仕事である。五番目と違うことは、人物の基本情報を記さず、恋愛に関する出来事だけを記すと言う事。教会の二階に自室がある。おおらかで誰にでも優しいが、襲わないだけで、性質上一番性欲が強い。直接説明せず、言葉を濁す癖があり、会話はあまり成立しない。ほぼ常時教会に定住しているため、普通に見回るだけでは見かけることはまず無い。教会に入り、礼拝堂で座っていると、もしかしたら気がついてくれるかも知れない。彼は管理者の中でも特に感覚系、触覚に関する幻想魔法が得意であり、戦闘中はゾワゾワとした感覚に襲われ力が入らなくなるときがある。範囲が広いのが恐ろしいが、波動が視認できるので当たらないように注意しよう。

・一番目

 七番目がなぜ造ったのか理解できないのもあり、警戒が解けない。目が合うと微笑まれるが、それが背筋が凍って仕方がない。

・二番目

 出向いて恋愛の話を聞きに行くことが多い。つまりは恋バナ好きである。

・三番目

 自分の反対側の立ち位置にある、悪魔。という認識。のみ。人々を導くという点については同じ目的。

・四番目

 人脈上時々言い寄られるが、あと一歩のところで常に逃れている。自分の恋愛については恥ずかしいので話したくはない。

・五番目

 自分が居るというのに、なぜ彼が居るのかという疑問があったが、自分を見つめなおすことによって解決した。感情の話について質問責めする時がある。

・六番目

 なにか奥に恐ろしいものを感じるが今のところ罪は認められない為放置。

・七番目

 自分の息子のようなモノ。なぜか逆に可愛がられるが、自分の方が年上なので年下扱いされるとちょっと拗ねる。

・九番目

 幻覚持ちなのが厄介だと感じる。自分たちも対象内に入るので、下克上は厳しい。

・十番目

 夢を見ても同じ幻覚に打ち負かされる。結構悔しい。

・十一番目

 魔法を教えてくれた人の一人。共同作業もあるので案外話しやすい。

・十二番目

 よくわからない人。幻覚が少し脅威かもしれない。

・十三番目

 唯一の男性という点が引っ掛かる。時々アクセサリーのアドバイスを受ける。あまり対面で話したことがないので情報不足。

九番目「Nighgmare Morupesia」15歳:3500歳↓

ー悪夢という名前を背負ったモノ。悪夢という名前の通りではなく、心の根まで悪に染まっているわけではない。むしろこちらの方が正義なのである。死亡する夢を見た翌日は幸運になるという予言であるという言い伝えの通り、裏では幸運を運ぶ使者でもある。しかし悪夢を見せるために悪者扱いされるのが宿命の子。主に、正夢に堕とされ抜け出せなった意識を元の肉体に戻す役目を果たす。その堕とす側が双子の妹である。妹思いであり、失踪時も一番探していた人物でもある。白いパーカーを着ており、暗緑のラインが入ったジャージのズボンを履いている。いつもフードを深々と被り、暗い部屋でゲームをしている。パズルゲームが好き。赤い骨組みの子小さな蝙蝠翼を背に生やしており、杖を持って仕事に向かう。美顔だが目が死んでおり、隈がある。前髪が目にかかるほど長く、ショートヘアーである。だるさがにじみだすような猫背。

・一番目

 一緒にゲームしようぜー!って言うと逃げられる。

・二番目

 引きこもっているからとても心配。

・三番目

 あまり見かけなくなったが、生前は小さい彼女の悩みを聞いてた。

・四番目

 度々世話になっている。痛くないのかと言われて、痛くないと言って相当驚かれた顔が可愛かったらしい。

・五番目

 悪者扱いされているのが可哀そうになってきたが、どうすることもできないのがもどかしい。

・六番目

 人々を苦しめはしているが、救済処置であり、殺めていないので不問。

・七番目

 人々を救ってくれているので好き。

・八番目

 疎まれながらも仕事をこなせるその勇気をたたえたい。

・十番目

 一番最初に出会ったモノ。好きなモノ、食べられないモノ。

・十一番目

 何もしゃべらないからあまり近づけない。

・十二番目

 もう少し上手な方法は無いのかと、暇なので代わりに模索中。

・十三番目

 よく助けられるが、痛いので寝起きが相当悪い。けど憎みはしない。

十番目「Dream Arutelisia」15歳:3500歳↓

 大きな柔らかピンクのリボンを頭に付け、左目の中が歯車で構成され、ファンキーな格好の正夢のモノ。正しい夢と書くが、正義側ではない、むしろこちらが悪。該当者の欲望、快楽、願望を反映し、必要によっては自分も化けることが出来る。魂、意識を夢に閉じ込め堕落させ、その間に存在する肉体のみを喰らい尽すのが目的。思考は管理者一狂っている、むしろ発狂して正気は確実に無いに等しい。一番目に比べて犬歯が多く、笑うと全部見えるのが結構恐怖心を煽る。日本語は片言で、時々英語が飛び出す。ドS思考が強く、相手を追い込むモードにスイッチが入ってしまうと、ほぼ会話は成立不可能、英語で話しかけてくるが、こちらの応答には一切答えない。一度記憶を無くし、体中に闇を纏いながら下界をさまよっていた。ストーリー中では記憶境日での和国編で一度四番目に襲い掛かっている。記憶を失う前の仕事方法は定かではないが、九番目曰く、これほどくるってはいなかったという。記憶喪失の原因は不明。人を喰らうようになったのは一番目の影響である可能性が高いが定かではない。

・一番目

 やったね!仲間が増えたよ!っていっても一番警戒するべき敵なんだけれども。

・二番目

 一度人喰いの現場を見てしまっている。悲鳴を上げそうだった。

・三番目

 以前の十番目を知っているが、真逆になってしまって悲しい。

・四番目

 襲い掛かられたときは管理者だとは気が付かなかった。あんな明るい顔して裏は恐ろしいことを学んだ瞬間。

・五番目

 自分が書いたはずの記録が抹消されていたので調べることが出来なかった。抹消というより、自分の記憶も記録も真っ黒に塗りつぶされている状態なので、読み取れない。

・六番目

 増えすぎた人間、罪人も処分してくれるので断罪…の範囲に入るのかどうか迷っている。

・七番目

 怖い。笑顔が怖い。

・八番目

 勘違いする人が多そうな名前だなと以前から思っている。これこそまさに堕天。

・九番目

 愛しの妹。後始末は自分が付けるから放置してと管理者に頼んでいる。いつか自分で手を下す決意をしている。

・十一番目

 怖い人多すぎです管理者さん。

・十二番目

 自分が眠るという行為は別に分類されるので、特段警戒していない。でも喰われる可能性はある。

・十三番目

 何度も食べられそうになったことがある。一番警戒するべきは睡魔に襲われたとき、同時に彼女も近くに居ると言う事。故に眠るのが怖い。

十一番目「New Moon」15歳:15歳↓

ー一番特殊な武器を扱うであろう「再生の使者」。人の縁、赤い糸に見える武器を操り戦う。対軍攻撃でもある。指にはめられた10の指輪につながれている赤い糸は伸縮自在で、相手に絡みついて様々なことが出来る。存在は出生の関係上、四番目から分かれた分身のようなモノなので、四番目に最も似ている。いうなれば幼い四番目の生き写しともいえるだろう。黒髪に星のピアスと上から青、紫、赤と色が変わっている月のネックレスを着けており、白半そで黒半ズボンである。三番目、Pegasusに似た翼を背負っており、魔法も多少は扱える。普段の仕事は故意に切られてしまった縁を繋ぎなおす事。赤い糸をたどって運命の人とめぐり合わせる事。絡まってしまった糸を解くこと。純粋な性格で零番目に近いものがある。もちろん管理者の赤い糸も見えており、たどると異世界に繋がっており、一体どんな人なのだろうと出会えることを楽しみにしている。なお、彼女は生まれて十数年は言葉が発せず、意思疎通が不可能だった。ここ数年でやっと言葉を理解し、意思疎通が可能に近づいてきた様子。

・一番目

 純粋過ぎて吐き気がする。

・二番目

 仕事の影響で、その純粋が壊れないことを願うばかり。

・三番目

 よく空に昇ってくるのでお話ししたりする。見れば見る程、昔の四番目を思い出す。

・四番目

 自分の純粋な一部が彼女だと思えない。まだ残っていたのかという思いと、もう自分に純粋は残っていないのかという思い。

・五番目

 全てが情報不足。

・六番目

 まだ罪は無し。対象外。

・七番目

 一緒にお菓子を食べるととてもおいしい。遊ぶのも楽しい。

・八番目

 あまり接点はない。はきはきと意見を話す子だと思う。

・九番目

 眠っても堕ちないから安心している。寝顔が好き。

・十番目

 眠っても堕ちないからつまらない。九番目が楽しそうだからいいや。

・十二番目

 まだ美しい子。そのままでいてほしいという勝手な願望と、いつ壊れるかと楽しみに眺める。

・十三番目

 周りの彼女を見る目が見てて寒気がする。まるで高みの見物のように見えて恐ろしい。大丈夫なのだろうかと心配する。

十二番目「White note」17歳:4300歳↓

ー瞳以外体の隅々の色素が抜けているのが特徴の「拒絶の使者」。零番目の抜け殻である肉体が成長した姿でもあり、服装は色がついているが髪ですら真っ白である。上界のさらに上、W.Wに存在する壁も花も扉も物も真っ白な家に住んでおり、ほぼ誰にも見つかることはない。その部屋から会議以外で出ることはなく、一日のほぼベッドの上で眠っている。眠っているというより、正しくは昏睡状態に陥っているの方が正しいだろう。盲目、難聴、触覚難など、五感を含めた様々な感覚がない。視界に関しては、心眼の心得がある為か、知り合いの気配だけは分かるのだという。病弱の為戦う術はなく、挑戦者には道を譲り、これからの道について説明する役割を持つ。結界の端に居る為、出入り口を監視する役割も持つ。普段は真っ白な家事のアンドロイドに世話をしてもらっており、動くこともあまりない。いつも笑っていて、言葉使いはおおらかだが、結構どぎついことも言う。人の裏の顔を見抜く力は二番目に続いて高く、二番目と違いそれを相手に伝えることがある。言葉使いは選ばない、なにより効率を求む。どうしたらまっすぐ伝わるのかを考えるので会話は成立するが、人によっては合わない。関西弁を使う癖がある。彼女が触れたものは一部を除いて、全ての色が抜ける効果がある。また人に触れると一部のモノを除いて原因不明で突然死する。もし彼女が戦うのであれば、距離を詰められたら覚悟を決めたほうが良いだろう。

・一番目

 一応隣であるが、いつもニコニコしてて気持ち悪い。話が合わない。

・二番目

 日光に弱そう。不便ではないのかと思う。

・三番目

 綺麗な肌で羨ましい。化粧しなくても良い白さが綺麗。

・四番目

 いつも笑っているが何がそんなに面白いのかが気になる。見えていないのに確実に話しかけてくるから怖い。

・五番目

 記憶もない、能力もない。本当に抜け殻である証拠は揃っている、が、それだと腑に落ちないものがある。零番目の意思は何処に行ったのか。

・六番目

 罪は無し、放置。

・七番目

 真っ白なことに少し親近感を抱くが、どうも自分とは違うらしい。

・八番目

 何も思わない。

・九番目

 眠りが昏睡になっているから最初はびっくりした。

・十番目

 眠ってないじゃーん!!なにそれー!!

・十一番目

 お姉さん的存在。頼れるけれど時々いう意味深な言葉がちょっと怖い。

・十三番目

 魂が抜けているようでまるで人形のように見える。一番最初に出会った人物。

十三番目「Murasame」17歳:2歳↓

ー見た目年齢と魂年齢が釣り合わない?それもそのはず、彼女はイレギュラーな存在であり、時計の数字のどの番号にも当てはまらない。目が覚めた時からその姿であるが、管理者唯一の「人間」であり、記憶欠乏症から「忘却の使者」と呼ばれる人物。普段は下界の宝石の森の奥深くの工房にてアクセサリー商売を展開している。外の世界に一番干渉できる力を持ち、世界線移動を最初から持ち合わせていたモノでもある。基本は黒髪だが、付け毛で青髪の横髪を作りカチューシャと一緒に着けている。殆どモノクロの服を着ており、時々真っ赤な服に包まれる。よく目の下にうっすらと隈が見えるが、眠るのが怖いらしく真夜中も制作に明け暮れている。時に明るく、時に目が死んでいるという、テンションの上がり下がりが激しい。本体が短距離型体力、魔力少量で、装備がない場合の彼女にとっては短期決着が望ましい。自身が作る装備によって自身を強化する術を持ち、大きさはどれくらいであれ、材料、原料さえそろっていれば魔法で物体を生み出すことが可能。基本装備で鼈甲とエメラルドの飾りがついたイヤリング、胸には歯車と懐中時計、R、Eと切り抜かれた飾りが付いたネックレスを服の中に着けている。イヤリングは魔力回復量増加、体力増加。ネックレスは幸運上昇、攻撃力増加の効果が主にある。このネックレスに対として存在するネックレスがあるが、それは弟子が所持している。自分に価値感を持ち合わせず、自分より親友を大切に、最優先事項として行動する。喜ばれるのが大好きなのでよく尽す姿勢がみられる。内側の存在には薄々気が付いている位、影響を受けている。

・一番目

 連れてきたはいいけど、まさか記憶を無くすようになるとは思わなかったが、それはそれで見てて楽しいから監視している。

・二番目

 一番目がいきなり下界に放り出したもんだから放置できなかった。裏で一旦避難させた人物。

・三番目

 彼女の目を見ていると、一番目、二番目、四番目の色が見えて面影が見えてしまう。

・四番目

 よくアクセサリー作りを教えてもらっている、一緒に歌ったりする。

・五番目

 ちょくちょく記憶を読みに来るので、顔見知りではある。

・六番目

 顔を合わせると、自分の思考が停止する。なにか、見ていると小規模なERRORが起こる。

・七番目

 朝も夜も起きてるから一日中観察してたり。寝てないから無理やり寝かせたいけど術がわからない。

・八番目

 隣に居るのは誰だろう?もしかして?と聞いたら、顔を真っ赤にされて本の角でぶん殴られた。

・九番目

 悪夢に入り込んで気が付いた。これは彼女の夢ではなく、誰かの別の夢なのだと。

・十番目

 何度も何度も何度も喰い千切ろうとするが、どうにも誰かが手を引いている。邪魔しないでよ。

・十一番目

 最近いきなり現れた人。何かが足りないと感じてしまう。ぽっかりとどこかのパーツが足りない、未完成のような。

・十二番目

 ひっくり返せばひっくり返すほど、裏が出てくる。言っても言い尽せないほどのそれに警戒が解けない。

十四番目:??歳、??歳

ー誰も知らない、もう一人。「制御の使者」とひそかに名乗る彼女は手足が四角のパズルのようにばらばらになっている。左目を隠しており、その中はおぞましい様子。一番目とは相反する赤薔薇を頭に咲かせており、無表情でその場に漂っている。ERRORコード、この電子世界の裏の世界、情報のみが颯爽とするこの空間で管理者たちを見守っている。彼女曰く、気が付いたら此処に居た。生みの親も分らない、でも使命は分かっている。もしも、世界転生が発生せず、異常が、重大ERRORが発見された場合。彼女は動くだろう、全てを消しに。

・All no data


管理者各位

「一人称」、「二人称」、「三人称」、会話特徴


零番目

「✗✗(記憶世界ではいかなる場合でも発音が反映されない)or私」、「あなた」、「あの子」、幼稚園生をイメージ。句読点を「ね」や、「でね」に置き換えるとそれらしい。声はとても幼く、発音もまだ上手ではない。話すのが苦手なので、文章は完全には成立しない。

一番目

「僕→俺→私(順番に使用される)」、「お前、貴様」、「あいつ、あの野郎」、通常、余裕ぶって嘲笑うような口調で相手に問うような投げかけで会話する。感情の起伏が激しいので、怒ると口調が荒くなり、僕のみを使用。余裕が見られなくなる。

二番目

「妾」、「お主」、「あやつ、こやつ」、古風な発言が多い、人によって聞こえ方が変わってくる。不意を突かれると現代に近づく。

三番目

「私」、「貴方、貴女」、「あの方」、大人しめな女王様をイメージ。バトルの際、勢いに乗ると少しだけ口調が強くなる。

四番目

「私」、「お前」、「彼奴」、威勢がよく結構強めだが傷はつかない。萌には少女のような口調にするとよい。

五番目

「自分」、「君」、「あれ」、無機質な口調、感情のこもらない冷静な言い方を意識する。

六番目

「自身」、「貴様」、「(不確定)」、荒々しく、声が大きい。必ず断罪が掛け声に入る。

七番目

「うち」、「貴方」、「あの人」、小学生くらいの年齢をイメージすると良い。

八番目

「僕、俺」、「君」、「あの子」、不思議な雰囲気のお兄さん口調。隠語があったりなかったり。

九番目

「僕」、「お前」、「あいつ」、小学高学年、反抗期の引きこもりのような無口だが、強気な口調。

十番目

「Me」、「You」、「(不確定)」、片言の日本語に英語がよく混じる。英語の方がペラペラ。

十一番目

わたくし」、「貴方」、「あの人」、謙虚な一歩引いたような口調。意見ははっきり。

十二番目

「うち」、「あんた」、「あのこ」、関西弁が色々混じっている。落ち着いた相手を悟すような口調。

十三番目

「私、うち」、「あんた、お前、貴様」、「あの子、あの人」、良く噛むし、聞き取れないほど早口の時もある。声は少し大きめ。

十四番目

一言も話さないので記録なし。


以上、随時更新予定。質問があれば主へ。

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