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二十歳男性がロリババアになったお話

作者: nibesaku


 朝起きると僕は、ロリババアになっていた。


 自分は何を言ってるんだろうと思っているのだけど、僕がロリババアであることは間違いなかった。人間が『自分は人間だ』と思うくらい自然なことで、僕自身、男だったときの記憶がなくなっていれば、僕はロリババアとして生活していただろう。


 僕はロリババアになっていたんだ。


 ロリババアというのには様々な種類が存在している。

 例えば種族的な違い。

 魔女っ子、吸血っ子、狐っ子、鬼っ子、ドラゴンっ子……人外であるならばそこには必ずロリババアの可能性が広がっている。

 僕はその内、狐っ子になっていた。

 さらさらと黄金色(こがねいろ)の毛並み、無意識にピクピクと動く耳。人間としての耳はどうなっているのか確かめたくなったけど、もみあげの内側にはブラックホールがあるように思えて、手を出したが最期な気がした。

 真っ白な襦袢を着ている。


 僕はロリババアについて考えている。

 僕が僕であることは当たり前の事実として二十年も受け止めていて、僕がどんな人物なのかそれなりにわかっているつもりだった。でも今は違う。僕はロリババアなんだ。だから、僕が何者で、どんな特徴を持っていて、これからどう身を振っていくのか考えるべきだと思ったんだ。


 ロリババアっていうのは不思議な生き物だ。

 容姿は幼女で心はババア。

 例えば、未成熟な体に蠱惑的な妖艶さを兼ね備えている。

 例えば、少女的な振る舞いをしながらも時折垣間見せる達観したような口調。

 例えば、無理に若者言葉を使おうとするなど。

 ロリババアという大きな幹からは様々な枝葉が――――皆から愛される色々なロリババアが生み出されていった。


 僕は一体どんなロリババアなのだろう。

 疑問に思った僕はそこで、ふと時計を見ると跳び上がりそうになった。

 なぜなら今すぐ家を出ないと、大学の講義に間に合いそうになかったからだ。ロリババアになってしまったわけだけど、学費を払ったのは僕なわけだし、大学に向かわないのはなんだかもったいなかったんだ。


 僕は急ぎ布団を出て、押し入れに収納しようとした。

 だけどロリババアになってしまった僕の両腕は枝のように細くて、上手く力が入らずぷるぷると足が震えている。

 しかも今の僕は小柄なので、布団を上に掲げるようにしないと押し入れに収納することができなくなっていた。

 気分は洗濯物と格闘する幼女。

 いやまあ体は幼女なわけだけど。


 無事に布団を押し込むことができて一息ついた僕は、着替えようとクローゼットまで駆け寄る。視点が低くなっているため、部屋のもの全てが僕を見下ろしているように思えた。

 ちょこっと圧迫感。

 僕はクローゼットの取っ手を握り、体を大きく使って開けた。


 絶句した。


 なぜならクローゼットの中には、巫女服しか入ってなかったからだ。


 紅白な巫女装束。

 お正月の神社でアルバイトの女子が着ているような(実際に見たことはないんだけど)、赤袴と白衣(しらぎぬ)のそれだった。サイズはかなり小さめで、つまりロリババアになった僕にはぴったりなサイズだった。

 なんなんだ一体。


 クローゼットのあんまりな中身に硬直していた僕は、たっぷり五分間くらいを葛藤しながら過ごした。いくらロリババアになったからと言って、昨日まで男だった僕が巫女装束を着るのには抵抗があったからだ。

 だけど心の片隅には、何をためらっているんだと、呆れるような様子の僕もいた。早くしないと講義に間に合わないだろう?

 確かにその通りだけど、どこか納得できなかった。

 きっとそれは、心の片隅にいる僕はロリババアで、巫女装束にためらいを見せている僕は『男性』だからだろう。


 そして僕は、そこでようやく実感できた。

 僕はもうロリババアなんだ、って。


 今まで理解しているような振りをしていたけれど、それはあくまでも表面的な理解だった。微分の定義を知っているからと言って、微分ができるわけではない。

 そういうことだったんだ。


 僕はロリババアだったんだ。


 意を決した僕はクローゼットから一着の巫女装束を取り出した。

 するとどういうわけか、まるで何十年もそこが定位置であったように、するすると巫女装束が僕の全身を包んでいった。

 きっとロリババアだからだろう、そう思った。


 新鮮なような、着慣れたような、不思議な気持ちになった僕。

 リュックサックに今日の講義で使う教科書やノートを詰め込んで、いつもより重く感じたそれを背負い、外の世界へと歩を進めた。


 巫女装束でリュックサックを背負った僕は、ひどくアンバランスだった。







 周囲のざわめきを聞き流しながら僕は、駅のベンチに腰を下ろした。

 ひそかに落胆する。

 物珍しげにスマホを向けてくる人がいることや、僕を中心とした半径三メートル以内に人がいないことにではなかった。

 僕は本当にロリババアなんだって、『男性』の僕に突き付けてしまったからだ。


 家にいたときは、僕しか僕を観測している人はいなかった。言ってしまえば、自分をロリババアだと思い込んでいる二十歳男性という可能性があったんだ。

 だけどもそうじゃないことは、僕以外の皆が証明している。


 誰から見ても僕の姿形はロリだったんだ。


 ほどなくすると電車が来た。ご多分にもれず今日も満員なようで、窓から覗く人の顔は大半が死んだようだった。三百年前にはこんなものなかったというのに、ほとほと人間は自分の首を絞めるのがうまいと思う。

 ベンチから腰を上げて、リュックサックを背負い直す。

 いざ僕はそこに入ろうとした。

 と、いつもの感覚でいたことが悪かったのだろう。

 僕は電車内にそびえ立つ人の壁に弾かれ、尻もちをついてしまった。


 「いたっ」と鈴のような声が出て、だけど満員電車の騒がしさにかき消される。僕は立ち上がりながら袴についた埃をはたき落とし、「はぁ」とため息をついた。これは強敵かもしれない。

 僕はひとつ深呼吸した。

 絶対に負けるもんかと意識して目つきを鋭くする。ピン、と耳が垂直に立った気がした。体を軽く上下に動かしてリュックサックを背負い直す


 満員電車、現代の魔境に一歩踏み出す。人と人が作り出した熱気が僕の肺に入り込んで、独特の匂いが鼻孔をくすぐる。

 小柄な体を活かして隙間を縫うように入り込んだ。スーツを着た人をこんなにも大きいと感じたのは久しぶりで、嫌気がさしていた満員電車が今日はなんだか新鮮に思えた。


 ともすればそういう考えも、時間が経つにつれて段々と色あせていく。

 五分もして感じ始めるのは、色々な人からの見下すような視線だった。見下す、と言っても軽蔑するような意味ではなく、文字どおりに見下しているそれだった。

 僕はあまり見てほしくないなと思っているのだけど、電車が時折揺れるに合わせて乗客も揺れるわけなのでそれの対処に追われていた。

 大の大人に倒れこまれたら、ロリババアには死活問題なんだ。


 と、そこで電車がひときわ激しく揺れた。

 ロリババアなこの体は、よろけた乗客の間に挟まれてしまう。


「むぎゅ」


 気分はサンドイッチのハムだろうか。







 満員電車を無事に乗り越えた僕は今、大学で講義を受けている。

 ちらちらと皆の視線が痛いんだけど、僕には考えなきゃならないことがあった。それはなんで僕がロリババアなのかということだった。なんで僕は自分自身を、ロリババアだと思っているのかということだった。


 ロリババアっていうのは、肉体と精神のギャップだ。

 容姿は幼女で心はババア。

 肉体的な問題はクリアしているとして、肝心なのは精神の部分だった。


 ロリババアはその特性上、非常に長寿な生き物だ。だからロリババアのイメージは、人生経験豊富で達観したものが多い。

 この達観したようなイメージのカウンターとしてポンコツロリババアなんてものがあるけれど、僕はそのカテゴリには属してないように思えた。

 そして当然だけど僕は、(よわい)二十の若者もいいところで、とてもじゃないが人生経験豊富とは言い難かった。


 だから。

 僕はロリババア(予定)になっていた。

 こっちの方が表現としては正しいんじゃないかな。

 僕はシャーペンをくるくる回しながら考えをまとめている。


 ……やっぱりダメだ。しっくりこない。僕はため息をついた。

 僕はロリババア(予定)なんかじゃなくロリババアなんだ。そこには揺らぎようのない自信があって、どうにも理詰めで否定する気分にはなれなかった。

 人間が『自分は人間だ』って論理的に確かめないように、僕が『自分はロリババアだ』って論理的に確かめようとするのは間違っている気がしたんだ。


 考えはまとまらないまま、午前中の講義は終わってしまう。


 お腹が空いた僕は食堂に向かうことにした。







 食券販売機を前にして僕は、どうしようもない無力感に苛まれていた。

 高き理想にはほど遠くだとか、伸ばした手は届かないだとか、無理すんなよロリババアだとか、色々な言葉が僕の脳内をぐるぐる回っている。

 つまるところ、身長が足りないから食券販売機のボタンを押せないのだ。

 一生懸命に背伸びしたりピョンピョン跳びはねてみるんだけど、どうしてもおにぎりのボタンまでしか手が届かない。

 僕はキツネうどんが食べたいのに……。


 狐娘ロリババアになったせいなのか、今の僕には油揚げがとてつもない魅力を持った存在に見えている。こんなに執着するほど油揚げを食べた覚えはないんだけど、やっぱりロリババアだから仕方ないのかな、なんて思ったりしている。


「油揚げ……」


 ロリババアの深い執念が僕の口を動かした。本能的で無意識的な「油揚げ……」だった。まるで何年も会えてない息子のことを想う母のような心境だった。

 以前に油揚げを口に入れたのはいつだったか。そのことを思えば、今はもうコンクリートに占領された故郷を想う気持ちにでもなろうものだった。


 僕は油揚げが食べたかったんだ。


「油揚げ……食べたいのぉ」


 僕がそうやってキツネうどんに熱い視線を送っていると、そのボタンに、にゅいっと伸びてくる指があった。ピッと短い電子音が狐耳に届いて、ピコーンと反応した。

 すると目前の台に『キツネうどん』と書かれた食券が滑り落ちてくる。僕はそれを目にも止まらぬ速度で取り上げた。

 キツネうどん、油揚げ。

 僕は食券に頬ずりをした。


「油揚げ……!」


 僕はキツネうどんのボタンを押してくれた人に感謝を伝えようと振り向く。

 そこにいたのはメガネをかけた男の人だった。

 多分、以前の僕と変わらない身長なんだろうけど、ロリババアにとっては見上げてしまう大きさだった。

 彼は興味深そうに僕を見ていた。


「ありがとうなのじゃー。感謝感激なのじゃー」

「…………」


 僕は感謝の気持ちを伝えて足早にカウンターに向かう。トレイを手に取った。

 身も心もロリババアな気分の僕は、油揚げ油揚げと何度もリフレインさせながら食堂のおばちゃんに食券を渡す。

 もしかしたらよだれを垂らしているかもしれない。

 浮かれに浮かれまくっていた僕はしかし、そんなことお構いなしとキツネうどんができるのを今か今かと待っていた。

 おぼんからは手を離さず一途に待つ。

 そうすればほどなくして、トレイの上にお目当ての油揚げが乗ったキツネうどんが置かれた。ほかほかの湯気が僕の肺に入り込んで、それだけで精神的高揚感を味わえた。


 しかしまたロリババアになったがゆえの弊害が僕に襲いかかっていた。

 トレイのバランスが、とれないんだ。

 布団を押し入れに収納しようとしたときもそうだったけど、僕の両腕は枝のように細いから重いものはあまり持てない。しかも僕の目線の高さにカウンターの台があるため、必然的に両腕は肩より上になっている。過度状態みたいなものだった。

 そしてトレイの上には汁物。

 僕は軽く絶望していた。


 しかし捨てる神あれば拾う神ありだとか、旅はつれづれ世は情けとでも言うように、僕を助けてくれる偉大な人物がいた。


「持とうか?」


 メガネの彼だった。

 ピコーンと狐耳が屹立する。安心したようにへなへなと伏せた。


「すまんのぉ。頼めるか?」

「うん、まあ」


 彼はキツネうどんが乗ったトレイを持ち、僕はその後をついていった。

 なんて優しい人なのだろうと思った。嬉しくて狐耳もピクピクとかすかに反応している。ニコニコにんまり上がった口角がどうしても下がらない。

 僕は嬉しかったんだ。


「ここでいいかな」

「二度にわたってすまんのぉ。何かしらお礼するべきなんじゃろうが……生憎、何も持ち合わせておらんくてのぉ。すまぬ」

「……じゃあ、ひとつ頼みごとがあるんだけどさ」

「おお。何じゃ言ってみぃ。わしにできることなら何でもやるぞ」

「俺もここに座っていい、かな?」

「なんじゃ、そんなことでいいんか。それくらいなら何遍もやってよいぞ?」


 メガネの彼は曖昧に笑うとカウンターに戻り、彼自身のトレイを持ってきた。コトリとテーブルに置く。カツ丼のようだった。


「色々と君のことが聞きたくて」

「そうかそうか。しかしわしにとってはキツネうどんも重要じゃ。食べながらでもよいか?」

「うん、大丈夫」


 僕は油揚げを食べ始めた。

 違う、キツネうどんを食べ始めた。


「君は一体何なのかな?」

「……わし? そうじゃのぉ……」


 うどんをちゅるちゅる吸いながら考える。

 僕は誰かと問われれば、それはとても難しい問題のように思えた。


「難しいのぉ……なんと表現すればよいのやら」

「狐娘、じゃないの?」

「むぅ……しかし……そうじゃのぉ……」

「その耳とか、狐っぽいよ」

「確かに、ある一面を抜きとると、わしは狐娘とも呼べる」

「?」

「ううむ、思わせぶりな言い方になってしまったのぉ。つまりじゃな……」


 僕はそこで言い淀んだ。

 なぜなら説明するのが面倒だったし、そうまでしても相手が納得してくれるとは限らないからだ。下手すれば徒労に終わる可能性がある。

 見た目は狐娘、しかしロリババア。

 ロリババアだけど、昨日までは二十歳男性でした。

 意味がわからない。

 しかし僕がどう言葉を繋げようとしても、今の状況をうまく説明できそうになかった。だから僕はありのままを伝えた。


「わしは今日な、ロリババアになったんじゃよ」

「?」


 ダメだった。さらに混乱させてしまったようだ。


「わしは朝起きたらロリババアになってたんじゃよ」

「……よくわからないけど。砂山から砂粒ひとつ取っても、それは砂山に変わりない、っていう話?」

「そういうんじゃなくてのぉ、本当に朝起きたらロリババアになってたんじゃよ。むぅ、さらに混乱させてしまうがのぉ、実はわし、昨日まで二十歳(はたち)の男性だったんじゃよ」

「???」

「ややこしくてすまんのぉ」


 僕はうどんの汁を飲んだ。


「わしは昨日まで男性じゃて、朝起きたらロリババアになってたんじゃよ」

「はぁ」

「わかりづらくてすまんのぉ」


 箸でつまんだ油揚げを食べた。

 ……僕は一体何者なんだろうか。僕は僕自身がわからなくなった。

 大学の講義中にも考えたように、論理的に道筋を立てていけば僕はロリババアではないと結論が出ている。しかしどうにも僕は、僕自身をロリババアであるように直感している風だった。

 こうしてメガネの彼には自分がロリババアであると名乗っているが、ロリババアの単語を出すたび僕の心には不安がもくもくと湧きだしている。


 僕はロリババアではない。

 僕はロリババアになっていた。

 ロリババアではない。

 ロリババアになっていた。


 果たして正しいのは、どっちなのだろうか。


「……うーん。君が男性だったなんて、信じられないなあ」


 メガネの彼は言った。


「よしんばそうだったとしても、なーんか口調とかそれっぽいし」

「口調かえ?」


 僕は小首を傾げた。


「そう、口調。俺がもし君と同じ立場だったら、そんな口調にならないと思うんだけど。そこらへんどうなんだろうね?」

「…………」


 口調?

 僕は意味がわからなかった。

 何か、おかしいところでもあったのだろうか。


「わしの口調の――」


 わし?

 わしじゃなくて、僕だろう。僕の一人称は僕だった。わしなんかじゃなくて、僕だった。それなのに口から出た一人称は、わしだった。

 あれ?


「口調が、変わっておるのかえ?」


 あれ?

 変わってる。


「うん。君の口調は変だよ」

「変、変、変?」


 変、の意味を脳が理解できず、僕の口からは何度も同じ音の震えが起きる。

 僕はそこでようやくピンと来るものがあった。

 今まで意識していなかったけど、僕の口から出た言葉は、まさにロリババアらしきものだった。今日からこの瞬間まで僕は『ロリババア』の口調だったのだ。


「だから君が二十歳(はたち)の男性だったって、信じられないんだ」

「…………わしは一体、誰なんじゃろうな?」


 彼はひとつため息をついた。


「そういう哲学的なのはあまり得意じゃないんだけど、我思う故に我ありっていうやつかな? 俺も詳しいことは知らないんだけど、そういうことなんじゃないかな」

「我思う故に我あり」


 僕は彼の言葉の意味を知りたくて、リフレインした。

 彼は続けて「これは思いつきですけど」と前置きをした。


「誤解を恐れずに言えば、シュレティンガーのロリババア、みたいな」

「シュレティンガーの、ロリババア」

「そうです。シュレティンガーの、ロリババア」

「そうか。シュレティンガーのロリババアか。そうかそうか」

「わかる? シュレティンガーのロリババア」

「シュレティンガーのロリババアじゃな。完璧じゃよ」


 これ以上ないほどに、わかった。

 今まで心の片隅にあったもやもやがスッキリ晴れた。

 どうしようもないほどにロリババアだった。


 僕は、ロリババアになっていたんだ。







 僕は家に帰って、襦袢を着ている。

 布団の中にいる。眠ろうとしている。

 僕は今日の新鮮な出来事を思い返している。

 僕はロリババアなんだ。


 外側から見た僕は、どうしようもないほどロリババアだったんだ。

 内側から見た僕は、僕しか見れなくて、僕は自分自身をロリババアだと直感している。

 内から見ても外から見ても、僕を『男性』だと認識する人はいなかった。


 だとすると、誰から見てもロリババアなんだ。

 僕はロリババアだった。


 僕は、ロリババアだ。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 素晴らしいですね。ロリババアであることを自分自身が当たり前のように受け入れている。 というより言い切られているから安心する。 またTSFの要素を残しつつも、当たり前のように世界が受け入…
[一言] とても不思議な雰囲気でスラスラ読めました。こういうのめちゃ好きです。
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