初めての彼女現る!?
「で、俺は具体的に何をすればいいんだ?」
「そうだなー。ではまず教師を連れてきてくれ」
「教師?この学校教師もいねえのかよ」
「まあ、記録では私も教師とされているから1集めればいい」
「そうなのか。でめぼしはついているのか?」
「まあ、ついてはいるんだが」
「だが?」
なぜ‘だが’なのか凄く気になるからしつもんしようとしたのだが、
「まあ、気にするな。どうせうまくいく、お前が何もしなければ」
「どういう意味だ?」
「いいからさっさと行けって言っているんだ」
急に蹴っ飛ばしてきたので、逃げるように学校を後にする。
「やべー、どういう人なのか聞いてなかった。・・いまからもどってもまたらぐられたりしそうだからなー」
そんなことを考えていたら横から女の人が俺を呼んでいるにきずき横を向くとそこには20代前半ぐらいの姉さんがいた。
うわー、すっげ美人だな。
そんなことを考えていたら女の人が近ずいてきていた。
「きみ、このがくえんのせいとだよね?」
なぜかきれいなお姉さんは呪われた場所(この学校)について聞いてくる。
「はいそうですけど、お姉さん誰?」
「あ、ごめんね自己紹介まだだったね。私の名前は、紫福 静香この学校の教師になるはずだった人よ」
「だったって何ですか?」
「・・・実は、この学校の入学式の前夜・・・彼氏に振られたの」
「は、」
「それで私ショックで何日も学校に来れなかったの」
「・・・」
「で、私決めたのこの学校やめるって」
「・・・えーーーーーーーーーーー」
その声和全世界に届くぐらい大きな声、なにしろ俺の取柄は声が大きいことだから、たまにこんなふうに気持ちが高ぶるとつい大きな声で驚いてしまう。
耳を押さえていた静香は数秒後再び話を再開させる。
「いきなりどうしたのよそんなに大きな声を出して」
「そんな理由で教師を辞めるなんて」
「そんな理由って何よ私にとっては大きな問題なのよ」
「あんたのせいで、苦しむ人だっているんだぞ」
その時俺の脳裡に浮かんだのは昨日の出来事だった。その人は、すぐに殴るし小さいし無茶苦茶な人だけど必死にあの学校を守ろうとしていたんだなのに、たかが振られただけで教師を辞めるそんな無責任なその人を今すぐに殴りたいでもそれはできないい、なぜなら・・・きれいなお姉さんだからだ。
くっそう、こんなお姉さんじゃなくておっさんだったら顔面に一発殴っていたんだけどな。
そんなことを考えているとふと声をかけられた。
「分かったは」
「?」
「だから、教師を続けるっていうこと」
「ほんとですか」
「ええ。ただし条件があるは」
「何ですか、俺のできる範囲なら何でもします」
「じゃあ君今日から私の彼氏になりなさい」
「え、」
「だから付き合うっていうこと」
「い、い、いや、お、おかしいでしょ」
「でも君今できる範囲なら何でもするって言ったじゃない」
「そ、それはそうですけど、いきなりそんなことを言われても」
「私のこと嫌いなの?」
不安そうに聞いてくる。
そんなわけないでしょうこんなにきれいな人そう出会わないましてやあってすぐに付き合うなんて普通はありえないだろうけど、そんなことが今起こりそうになっている。俺なんてついているんだ。
「あ、でも付き合うって言っても偽物だから」
「は、」
「だから嘘の付き合い。私の同期や友達にはみんな彼氏がいるんだけど、私が彼氏と別れたって言ったら馬鹿にされそうだから本の者の彼氏ができるまででいいの付き合ってくれない。そしたらちゃんと教師やるから、お願い」
俺の軌跡が数秒で終わった。
じゃなくてそんなことで教師になってくれるなら、彼氏になってもいいかな。てかなりたい偽物でも彼氏に。
「分かりました。じゃあ本物の彼氏ができるまで、僕が偽物の彼氏でいます」
「やったー」
そんなに喜ばれるとこっちもうれしい。
まあどうせ数日間か経てば彼氏の一人ぐらいできてるだろう。
「でもちゃんと約束は守ってくださいよ」
「分かってるって」
2日目、俺らの学校に新しい先生が増えた。
「じゃあ、明日から教師として頑張るから君もちゃんとばれないようにやるんだよ」
「分かってますって」
「ああ、それと君の名前聞いていなかったけど」
「俺の名前は、浜崎 一です」
「そう、じゃあ私も自己紹介しないとね」
「いえ、さっき聞きました」
「あれ、そうだっけ。ごめんごめん」
本当に大丈夫なのかこの人。
明日になったら教師になっていること忘れていたりして、まさかな。
「じゃあ、私買い物だから」
「じゃあ、俺も校長に報告するか」
「あ、そうだ校長先生にごめんって伝えといてくれないかな」
「分かりました」
実は、この人いい人なのか?
その後、挨拶をして別れる。
「さーてと、報告して俺も帰るか」
校長室に向かう。
ん、今だれかに見られてなっかたか。
後ろを振り向く、だがそこに人影はなかった。
気のせいか、じゃあとっとこ報告して帰るか。
「あの人、今私が見えてたの?」
誰もいないはずの廊下に、少女は立っていた。
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