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4話 出会いpart1

やっとプロローグが終わった感じ…

いつもよりはやい朝、ジークは依頼のための旅支度を済ませ、いつもの大剣とはちがい二つの一般的な大きさの剣を腰に刺していた


(……やっぱりしっくりこねぇな)

家を出ると辺りに霜がかかっていて、少し冷えた風が吹く中でジークは集合地点を目指して歩き始めた


都市には外へ出る時に通る門がありそこが集合地点となっていた

門の下にも霜がかかっていて(十人くらいだろうか?)人影があるのがわかる

徐々に近づいていくと一人が気がついたのかジークに向かってきた、見るからに同じギルドの人間だろうその人物はほっとした表情で話しかけてきた


「あっ、やっと来た~。遅いっすよジークさん、あんたが最g…てあれっ?いつものバカでかい剣はどうしたんスか?」

「馬鹿とはなんだ馬鹿とは、あれは今ジッちゃんのトコにあるんだよ」


(…こいつの名前なんだっけ)…あまり覚えは良くないジークだった…


「あ~、まーた剣をダメにしたんスか?だからあんなうるさかったわけっすか」

「え、聞いてた?」

「聞いてたじゃないっすよ、あの人の声50メートル圏内はあんまり変わんないんスから怒らせるのもほどほどにしてくださいよ」

 

(そんなにか…、そりゃすまん)


「いや、思うくらいなら言ってくださいよ」

「なんでわかった!?」


 顔に書いてるっスよ、などと話していると「ゴホンッ」と中断される、見るとそこには6人の集団がありその全員が黒いローブをまとっている


「なにあの不審者たち、夜逃げか?」にしては荷物が少ないような…

「ちげーよ、あれが護衛対照で依頼主だっつーの」


突然の乱入者のほうを向けば、大剣(おれのよりは小さい)を背負い何かエラそーな顔をした明らかにボンボン(坊ちゃんでいいか)とその部下っぽい奴がいた


「テメ-やる気あんのかよ?いいんだぜ別に、この依頼はおれが達成してやるから」


(何だこいつ…、こんなのうち『ギルド』にいたっけ?)

(新入りっスよ、覚えてないんスか…。てゆうかジークさんおれのこと覚えてます?)

(………)


小声のやり取りだったがちょっと聞こえてたらしく、坊ちゃんはこめかみにあおすじを浮かべ


「このっ「その辺にしてもらえないだろうか、我々は少しでも早く場所に着きたいのだ」


痺れを切らしたのか集団は進み始め、坊ちゃんは「チッ」と舌打ちすると部下を連れてあとをついていく。

そして自分たちも続こうとするとあることに気付いた。


(一頭だけの馬に荷物を乗せずに人を乗せてる?…本当の対象はアイツか…)






そして青年は少女と出会い、物語が始まる

そろそろかな…

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