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藤野光一

俺こと藤原光一の気分はどん底だった。なぜなら今日俺は職場でミスを連発してしまい、こっぴどく叱られたからだ。普段では絶対にしないようなミスも今日はしてしまい、自信を失っている。電車を降りた俺はアパートに向かって歩いていた。その時俺の目にある建物が飛び込んできた。少し錆びた外観をして、見るからに古そうという感想しか出てこない、だが説明できない魅力がその建物にはあった。「お風呂屋さん」かそう書かれている看板を読んで、おれは少し考え込んだ。3分後、悩んだ末俺は建物に入ったのだった。


中は見かけによらずかなり綺麗で清潔感が保たれていた。すると「いらっしゃ~い」とおそらく店主であろう人間が気怠げにそう話しかけてた。「何人?」と店主が聞いてきたので、「あ、1人です」と俺は答えた。「はる~、1人だって〜」と店主が従業員を呼んだ。「はーい」と明るい声を響かせながら金髪の従業員が奥から出てきて、「お一人ですね、200円になります」と手続きをしてくれた。(安いな)と思いながら俺は従業員に200円を渡した。「ではごゆっくり」と従業員タオルを渡しながら言った。


銭湯の中はなかなかに広く、銭湯と言うよりは温泉のようだった。俺はとりあえず体を洗う。こんな広い銭湯なのに俺しか客が居なかった、不思議だなぁ。そんな事を考えていると体を洗い終わった。その後俺は銭湯の湯船に浸かった。熱すぎずぬるすぎないちょうどいい湯温でだめになりそうなほど気持ちいい湯だ。気づけば俺は30分ほどつかっていたらしい。「そろそろ上がるかぁ」とつぶやきながら俺は湯船を出て更衣室で着替えた。


そして俺はロビーに戻っていた、すると店長が「はいこれサービス」と言いながらコーヒー牛乳を差し出してきた。「あ、ありがとうございます」と言いながら俺はコーヒー牛乳を受け取った。そのコーヒー牛乳はかなり冷えていて、湯船に使って暖かくなっていた体を叩き起こすにはちょうど良かった。コーヒー牛乳を飲みながら銭湯内を探索してみる。するとレジの横のカウンターが目に止まった。どうやらここでは銭湯を利用した人限定で安く食べ物を出しているらしい。「せっかくだし、食べていくかぁ」俺はレジの横のカウンター席に座っメニューを開いた。空揚げやきんぴらゴボウなどの定番の和食から、中華、洋食まで幅広くそろえてあった。俺は3分ほど悩んだ末に、「すいません、麻婆豆腐をお願いします」と店長に向かっていった。「あいよ」そう言いながら店長は棚からインスタントの麻婆豆腐を取り出した。数分後美味そうな麻婆豆腐が俺の前に置かれた。食欲をそそる香りが俺の鼻を通り抜ける。「いただきます」と口にして麻婆豆腐を食べ始めた。流石大手メーカーインスタント食品、手順通りに作れば不味くなるわけがない。15分後俺は麻婆豆腐を完食した、顔を上げると店長が俺と向かい合って座っていた。「‼、びっくりさせないでくださいよ…」俺は驚きつつこう言った。「あぁごめんね」店長は謝った。「なかなかいい食べっぷりだったから」店長は苦笑しつつ言って。「はぁ」変な人だなと俺は思った。すると店長は俺の前にからあげを置いた、「はい、これサービス、まぁ私も食べるんだけどね」と言いながらからあげを一つ口に入れた。「あ、ありがとうございます」と言いながら俺はからあげを口に入れる。やはり美味い。

第二話書きました、あいも変わらず設定などもノープランで書きましたので至らない点ある…かも?

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